羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

わたしを離さないで

2016-02-13 15:09:21 | 日記
ルースに当たる女のボリュームが大きいと思っていたらCD探しからの改編でトミーに当たる男にもようやくスポットが当たった。原作の大人になったトミーは物語全体の一部として描かれてるからちょっと茫漠とした印象だったからね。
ルースである美和が原作とかなり違ってきたが、キャシーである恭子への依存とただの嫌な女ではなく子供っぽい甘えを見せる女として描かれだし、一方で恭子の攻撃力が原作よりかなり高い。恋だけでなく『現在』では物理的な攻撃力までかなり高そうだもんね。原作より介護人の役割が踏み込んでいるのは次回のクローンの反乱(未遂)までやるからそのバランスかな? 原作の強化クローンの件は会話だけで、ああいうの取り上げるならもうちょっとやりようがあったのでは? ツッコみを入れたくなるところではあったから、ドラマでは反乱という形に差し替えて実際描写するんだな。恭子も微妙に、見送るようにして? 関わるようでもある。
カレーと海と電車とCD発見のシーン、特に電車やCD発見、後はホームのやり取りとかは映像的だった。恭子とトミーである友彦の思いの違い、ヘールシャムに当たる陽光学院の目的の絡め方なんかもね。あの錯乱した教師も原作だと投げっぱなし気味だもんな。煽らず物語全体の中でラストまで流してゆくという意味では一貫はしていたけどさ。
過去の時点で友彦と愛し合う改編がある気配なのと、『猶予』の改編まであるのか? 現在の恭子の変貌の改編等も気になるところだ。

東京センチメンタル

2016-02-13 15:09:12 | 日記
今回は令子が登場しない分、あかねのパートがガッツリあった。特に導入の葉書の件辺りは。あかね役は沢山食べて少しふっくらしてきた猫みたいな風情のある人だよね。歌が上手いからCMに出ると即、歌い出すキャラになってるけど、特に月9は本編との落差がね。まあいいけど。
卓三の恋はガチなヤツで、ストレートにいくと責任取らなきゃならない懸案だったからどうケリを着けるのかと思っていたら、女の年齢や家業のケジメも相まって卓三がその瞬間まで気付かずギリギリの選択を迫られる展開となった。何気に女の感で今回のヒロインがあかねについても一言、言及したりもしていた。別れた後で、ヒロインが泣き崩れるまでやるのは意外だったが、その後で卓三に『思い知らせる』ターンまでやるとはね。常連の孫を最後にああいう使い方でくるのも結構利いてた。卓三的には利いた、というよりいわゆる『効いてる効いてるっ』ってヤツだろうけど、これから大人の女になってくだろう美しい制服少女が言う攻撃力もあったね。
次回はあかねの恋。こういうパターンもやるんだ。今回はドアを閉じるところまで思いを見せたあかねだが、次回は明らかにダメっぽいバンド青年に熱を上げるようだ。卓三のリアクションはいかに?