ルパン三世

色々設定がチート過ぎてどうにも処理しかねるようになった英国諜報部とニクスを纏めて片した感じ。今期の中ではハードな部類の話でもあった。ルパンは相手が超人、怪人、極悪人だと上手く戦えるけど相手が組織、それも実在組織で倒せもしないとなると、結構対処に困るところはあったと思う。対実在組織戦はある時、対立したがなんやかんやでそれが解決された、という形に持っていけないといけないんだろうけど、どうにもそう持ってゆき難い感じだったもんね。
今回でおりゃっ！　と力技で整理され超人との対決、という本来のルパンの土俵に話が修正されて結末までの道筋が通ったんじゃないの？　レオナルド・ダ・ビンチとなんで戦うねんっ、ていうツッコみは多少感じないでもないけど。目的がね。今んとこやたら規模のオオキイただの愉快犯だけどさ。ニクスや英国諜報部はこれで完全に退場しちゃうのかね？　それはそれでどうかな？　と思わないでもないかなぁ。

田上トパーズ！

２０１４年にプレミアの方で放送されたドラマが今になって昨日放送されていた。そういや軽音部のヤツ流行ったな。題材になった豊郷小学生旧校舎を使った高校軽音学ライブは今でも行われているようだ。回を重ねるごとにアニメから離れ高校女子バンド甲子園的な位置付けになりつつある気配、か？　そうでもない？　さすがにずっとあのアニメで引っ張り続けるのも厳しいんじゃないかね。もう懐かしアニメの部類。あのタイプのアニメの始祖と言えば始祖なのかもしれんが。原作は進学した主人公達が大人になり始めるのにファンがついてゆけず完結したって話だが、どうなんだろ？　女子だらけアニメ、基本見ないなぁ。わからん。
そもそもバンド題材で時間経過もあるとデビュー云々の話になるからヌルい状態をキープするのが案外難しい。こういう題材で新しいのやるなら短期決戦型か、バンド成立までハードル高くするか、そもそもまともに活動してない奴らを主人公にするか、最初からデビュー後の物語を描く前提で構想を練るかしないと処理仕切れなくなるのかもね。主人公達の年齢を中学生以下にするって方法もあるかもしれんが、そうなるとちょっと特殊な需要に走り過ぎる形になるかぁ。女子メインだと結局絵柄次第なんだろうけどさ。イケメンアニメも結局絵柄次第だよな。つまり『下心』を狙った作品はちゃんとデザインと作画で仕事しないとダメだよっ！
ドラマの話から随分逸れたが、冒頭はテロップを利かせ、コメディっぽくいくのか？　とか娘のハイスペックだがダメっぽい気だるい対応がどう処理されるのかな？　とか思ったけど、オチはわりと普通に纏まっていた。まあ単発一時間だしね。前半のんびり自由に描写した分、後半の締めであたふたしてしまうのはしかたない。後１０分あれば叔母の件か、現地の女友達か、現地の男子との関わりとか突っ込めたかもしれない。

亀倶楽部 ６話

『亀倶楽部』の６話を投稿サイトにUPしました。再び賀茂由真の視点です。後、２話で終わります。
午後１０時頃、ルパンと田上トパーズ！の感想も更新します。そちらもよろしくお願いします。