「俳句チャレンジ30日」
10月1日
山萩の早散りかかる肩の先
( 季語・萩)
10月2日
突然の秋寒あわて重ね着す
(季語 秋寒)
10月3日
カメ出でて秋探す道おまえもか
(季語 秋)
散歩の途中でカメを拾った
10月4日
匂い来てカメラ構えるきんもくせい
(季語 きんもくせい)
10月5日
赤い実が小鳥恋しやはなみずき
(季語 小鳥)
10月6日
ためらいつ葦刈る沼にカメ放し
(季語 葦刈る)
散歩の途中で拾った亀を沼に
10月7日
秋燈や目を凝らしつつレース編む
(季語 秋燈)
10月8日
ヒガンバナ覆いつくすや丘の道
(季語 ひがんばな)
10月9日
物想う頃は過ぎても秋さびし
(季語 秋さびし)
前に作った句をお直し
霧晴れてカモメ見下ろす黒き岩
(直す前 波白しカモメ見下ろす黒き岩 ← 季語がない・・・)
(季語 霧)
10月10日
秋雨や剪定前の木々白し
(季語 秋雨)
10月11日
秋の蚊にまだ食われつつ庭掃除
(季語 秋の蚊 )
10月12日
遠い日の瀬音も流る秋の旅
(季語 秋)
高校の修学旅行で行った場所
10月13日
アレンジのつるをたどればからすうり
(季語 からすうり)
10月14日
タイマーが小刻みにする秋の暮
(季語 秋の暮)
10月15日
陸橋を渡る自転車秋日和
(季語 秋日和)
10月16日
大多喜の城仰ぎつつ墓参り
(季語 墓参り)
10月17日
カメラマン気取りでひとり花野行く
(季語 花野)
10月18日
夜の庭ただ一匹の虫の声
(季語 虫の声)
10月19日
新しき墓に先祖を引き継ぐ日
(季語 墓参り 墓参)
お墓を移した
10月20日
うら枯れて実をささえるやはなみずき
(季語 うら枯れ)
10月21日
栗ご飯届ける先に母の杖
(季語 栗 )
10月22日
タイマーもおとなしくなり長き夜
(季語 長き夜)
10月23日
新しき市民ホールに鰯雲
(季語 鰯雲)
10月24日
芸術展師の生け花をまず探し
(季語 芸術展)
10月25日
新米の小さくうれし鏡かな
(季語 新米)
10月26日
小鳥来てそっと手にする望遠鏡
(季語 小鳥)
10月27日
秋の蝶追えば葉かげに羽休め
10月28日
秋うららベンチで開くお弁当
(季語 秋うらら)
10月29日
秋祭り笑顔みつけた舞台上
(季語 秋祭り)
10月30日
葛嵐乗る人もなくボート群れ
(季語 葛嵐)