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毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

アドラーの心理学

2014-01-26 09:59:55 | 日記


またまた職場で「元気になれる心理学入門講座」の担当でした。

インフルエンザに罹った同僚のピンチヒッターです。


心理学って、ちょっとしたミステリーみたいで興味はあったのですが

本を読むとむずかしくて、睡魔が早めに襲って来てました。

(↑ 本を読んでいない)


今回の講座で初めてアドラーという人を知ったのですが、

フロイトに学んだ人ですがフロイトの手法に疑問を持ち

独自の理論を構築した人と紹介されました。


フロイトは 過去の事例から心理を読み解く

アドラーは 未来志向


「元気になれる心理学」にはアドラーがぴったりということだそうです。


ポイントは 「勇気づけ」

一瞬それってほめること?と思った人が大勢いたようで

早速質問が出ました。


ほめるとは、相手が自分の意向に沿った行動をしたのを認めること。

上から目線。

勇気づけは、相手が自分で立ち向かう気持ちを持つようにすること

対等。



勇気づけって、どうやってするの?

①ヨイ出し (ダメ出しの反対)

②相手の貢献、協力に感謝する

③プロセスを受け入れる

④失敗を受け入れる

⑤相手の判断にゆだねる

⑥私メッセージを使う (私はこう思う)

⑦聞き上手に徹する


まず、自分に勇気づけをしてからだそうです。

①~⑤で相手に対する尊敬、共感、信頼の態度を見につけてから

勇気づけは始まる。




すべての人はすべてのことを

その人なりに成し遂げられる by アドラー

(↑ ここ重要)


実習が楽しい!

自分の短所を書きだして、隣の人と交換。

受け取った隣の人は、短所を長所に言いかえます。


たとえば

飽きっぽい  →  広く興味をもつ

せっかち   →  行動力がある

おしゃべり  →  情報発信力がある

のめりこみすぎる  →  情熱がある


と言う具合です。

これ、私の短所です~。

ヨイ出しをしていくと、短所が隠れていきます。

かと言って、短所も大切な要素で、必要な場面もある。


以前、脚本家の大石静さんが

「人間は多面的な生き物である」と言っていたのが

印象に残っていますが、その通りですね~。

住井すゑさんも 

「人間は一部を取り出してこうだというのではなく

全体像を見ないといけない」と言ってました。


その時は、「そうだな」と思っても忘れちゃうんですよね。

お花の先生も 「自然の形を受け入れる」と言ってました。


日常に元気になれる心理学はあふれていますね。


反対に、「勇気くじき」も日常にあふれていて

それが、「勇気くじき」とは気が付かないくらいだ (アドラー)


たとえば、「また、こんなことしてさっきいったじゃないか」

「ダメだな、こんなんじゃ」 「何度言ったらわかるんだ」

子供のころから、シャワーのように浴びて育ちますね。


家にお子さんがいる女性の方々は真っ青になっていました。

でも、今わかって幸せでした。