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プラチナデータ

2013-04-13 14:57:46 | 映画
東野圭吾原作 プラチナデータを見てきました。

2時間では説明するのも大変だったようで、見た後で友人と

いろいろ確認作業をして、やっとわかりました。


ここからは、ミステリーのネタがばれています。








ある場所で、児童連続殺人事件が起きるのですが、殺された子供は

なぜか、肋骨が1本切り取られています。

警察が犯人を突き止められないでいる中、ある部署での研究を使って

犯人を突き止めることになります。

それは、国民全員のDNAを登録してそのデータを元に調査をするという物です。

そのデータが「プラチナデータ」。

しかし、そのデータから特権階級ははずしてある「真のプラチナデータ」

というものがあった!

巻き込まれた、研究員の運命は!

彼にも二重人格という秘密があり、今の意識は本来の彼なのか

それともあとから現れた人格なのか?

本当に DNAがすべてなのか?

殺人の動機は悪いDNA(犯罪者になる可能性が非常に高いなど)を

排除するというものでした。

(↑ ここの説明がちょっとしかなかったので、たぶん・・・)


映画は全体的にはおもしろかったのですが、

展開が速すぎて、俳優さんの魅力の見せ場が

あまりなかったような気がします。




DNAそのものには触れていないのですが、使い方によっては

恐ろしい社会になってしまうのだなと思いました。

トム・クルーズ主演の「マイノリティ・レポート」も

似たような主題だったのではないでしょうか。

国民全員をDNAで管理して、犯罪者タイプの人間は犯罪を犯す前に

捕まえて監禁するという内容だったと思います。

今回は子供のうちに殺してしまうということみたいです。

以前、DNA関係の本を読んだ時にすでに病気はDNA操作で

治す時代になったという記述もありました。

犯罪はDNAが犯すのでしょうか。

「プラチナデータ」では、DNAで割り出した犯人が

もし2重人格だったらということも提示していたようです。

同じDNAで二つの全く違う人格があったら、

そして一方が犯罪者だったらどうなるのでしょうか。



科学者達に一般の人はついて行けないし法律もついて行かれない。

立花隆さんは「科学者にモラルはない」と言っていました。

研究にボーダーラインはないそうです。



DNAにどの程度支配されているのか本当のことが知りたいです。

(↑ でも、ちょっと怖いです)


最後にひととつ・・・映画のエンディングで流れる嵐さんの曲が

内容にマッチしていてとてもよかったです。