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毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

なんにもないうち

2013-08-20 07:24:26 | 読書メモ

まだ、読書週間続いています。

(↑ 秋はいろいろ忙しいので読書週間前倒し)


「わたしのウチにはなんにもない」

by ゆるりまい


マンガです。


これは「なんにもないブログ」の書籍化でした。

そんなブログがあったのですね~。

(↑ 今もあります)


究極の断舎離ブログです。

それも断舎離ブームの前から、着々と「捨て」に走っていた方のようです。

最近では 「捨て」のK点越え連発で、

リビングは、これから引っ越してくる??という状態になってました。

とにかく 「がらーーん」としている。

テレビ台・・・なし、リビングテーブル・・・なし、

なべつかみ・・・なし、ベッドサイドテーブル・・・なしというなしなし生活です。

最近の K点越えは トイレブラシを捨てたことだそうです。

トイレブラシはありませーーんて言う人が結構いたんだって~!!



でも、家を建て替える前は 汚部屋の住人で、3世代の積もり積もった

物やら、ゴミやらと暮らしていました。

現在の家がが載っているのですが、モデルルームよりガラーーンとしている!

きっかけは飼い猫が物を飲み込んでしまうのを防ごうとしたこと。




このブログに影響されて物を捨て始めた人がすごく多いらしい。

私も、再び、ダイコロを点検して、



①たくさんあった栓抜きを2つにした

②全く使っていなかったヘラなどを捨てた

③あふれていたビニール袋を捨てた




ダメだ、全くもってフツウ。

ちっともおもしろくない。 K点はなんて遠いんだ~!!



K点を目指すには、

①入れるところがあるんだから、おいておけばいいじゃんという考えをすてる

②必要かどうかを究極まで見極める


そこまでわかってるのに、

コンビニでもらったプラスチックのスプーンやフォークの束を

また、引き出しにもどしてしまった!

要らないと言うようにしてはいるけど、うっかりもらってしまったんだわ。

新品を捨てるって罪悪感がどーーっと押し寄せてきて

「まあ今回はいいか・・・」と元に戻してしまう。


でも、遥かとおいK点を目指そう!

ということで、 K点を目指す旅に出ました~。









ねぎらいの魔法

2013-08-14 06:20:45 | 読書メモ

毎日暑いので、ほとんど外に出ず読書とDVD鑑賞しています。

今回読んだのは

「職場も家庭もうまくいく ねぎらいの魔法」

by 兼重日奈子

「ねぎらいカンパニー」代表、ねぎらい伝道師



これ、1年くらい前に買った気がするのですが

たぶん、職場で悩み事が多かった時期でなんとなく手にとった記憶があります。

ところが、本を読むほどの余裕がなかったのでしょうか

そのままになっていました。

先日、本の整理をしたときに未読本として本棚に戻されたのでした。



「ねぎらいカンパニー」って全くの初耳ですわ~

おまけに「ねぎらい伝道師」って、なんかの宗教?って思いました。

(↑ そんな本買っちゃダメでしょ)


「家庭も職場もうまくいくなんて!そんなうまい話があるものか」

とおもいつつページをめくると

そこには、「そんなうまい話があるものか」と思いましたよね!と

先回りして書かれていました。


「ねぎらいカンパニー」が主催する「ねぎらいフォーラム」の記録でした。

疑いの眼全開で読み始めた私でしたが・・・・最初から涙。涙。

こんなことあるんだ~!!!奇跡とは言わないけどそれに近いかも~。


あるアパレル関係の会社で、社長、マネージャー、店長、社員の関係が

こじれてしまい、店舗での社員の辞める率が高くなっていました。

マネージャーは全員女性。

会社は マネージャー全員を集めて「ねぎらいフォーラム」を開催します。

マネージャーたちには「研修会」としてあります



さて、ねぎらい伝道師兼重さんのリードに従ってマネージャーは自分の気持ちを

正直に話します。マネージャーたちは「いつ辞めてもいい」くらいの

モチベーションだったので、言いにくいことも、えいっという感じで

話してしまいます。




一通り、話を聞いたねぎらい伝道師はマネージャーたちの

モチベーションが下がる原因を二つ指摘します

①売上が下がるとき

②自分が必要とされていないと感じる時



特に②必要とされていない → 現場が報われない  → モチベーションが下がる

ここに注目しています。

沈黙するマネージャー達に「みなさん、ひとりひとりにあてた社長さんからの手紙」

があるので読んでくださいと言い出します。マネージャーさん達、驚愕!

研修会の前に社長さんに頼んで準備しておいたのでした。



〇〇マネージャーへ

毎日の業務本当にお疲れ様です


ということばから始まり、彼女が新しい店舗でどれほど

頑張っていたか、ある時は心配になってこっそり見に行っていたこと。

次の日に行ったら、明るい笑顔で接客していたのを見たこと。

〇〇さんのおかげで、店舗が明るくよい雰囲気になっていること。

これからも、よろしくおねがいしますね


とありました。

手紙を読むマネージャーは号泣しながらです

(↑ 私も号泣)

このように一人一人に丁寧なお手紙があります。(全員号泣)


このサプライズレターがあるのが、「ねぎらいフォーラム」の核心らしいです。

仕込み方法は企業秘密。


これで、180度マネージャーの気持ちが変わりました。

自分は必要とされていた、

社長は自分のがんばりをわかってくれていた。

それだけで、またがんばろうと思えたんですね



このようなフォーラムの様子がエピソード風にいくつかつづられています。

「ねぎらい」も第1のねぎらいから 第7のねぎらいまであり、

その中で「共感」ということばがよく出てきます。

これもよく聞く言葉ですが、それを「ねぎらい」につなげたらよかったんですね!


人間て、単純で難しいですね。


ねぎらい伝道師は 「足りないのはねぎらいです」ときっぱり。


ねぎらうとは「結果」に感謝するのではなく

「苦労」に感謝すること。




結果が出ようが出まいが、その苦労に感謝すること。


家族に対しても 「ほめる」は結果に対して、

「ねぎらう」は苦労に対して。


さて、どうやってねぎらいましょうか。

「言葉にする」「手紙を書く」など具体的にね!



目からウロコ。

(↑ 自然に実行している人もいるかもね)

子供をほめる → 子供の頑張りをねぎらう・・・こちらにシフトしたほうがいいですね。

それに、実行しやすい気がします。



第7のねぎらいの中から一つ、とても気に入った一節



どうしても気に入らない人に対して(ねぎらいの気持ちがわかない)

「この人もだれかにとって大切な人なんだ」と思う




中学生の頃に曽野綾子さんのエッセイの一節に

「きらいな人を好きにならなくてもよい、その人にも

礼儀をつくせば神の心を実践したことになる」という文があって

それを頼りにしていたのですが、別に神様を頼りにしなくてもよかったんですね。


頼りにすべきは「ねぎらい伝道師」










シャーロックホームズ80年ぶりの新刊

2013-08-11 12:08:26 | 読書メモ

久々にちゃんとした文体のちゃんとした本を読んだ気がしました。

シャーロック・ホームズ 「絹の家」



これはシャーロック・ホームズシリーズ80年ぶりの最新刊で

著者は アンソニーホロビッツという人です。

え???ホームズといえばコナン・ドイルじゃんか???

あやし~となりますが

ホームズファンが書いたホームズシリーズというのは

結構あって(なんか変だけどよくできてる)

その中で1冊だけ、コナンドイル財団に公式認定されているのが

この「絹の家」なのです。

(↑ と、帯に書いてあった)


認定の意味がよくわからないのですが、

とてもよくできていて、読んでいる間はBBCテレビシリーズの

ホームズとワトソンがよみがえってきました。

声も聞こえてきました 

それも吹き替えです。


(↑ 吹き替えしか聞いたことないので)




そして解説のページで認定の意味がわかりました。

作者自身が、過去のホームズシリーズを尊重し、自信に課した条件が

財団を動かしたようです。



①度の過ぎた派手なアクションシーンはいらない

②ホームズの恋愛を描いてはいけない

③ホームズとワトソンの関係に同性愛を持ち込んではいけない

④有名な実在の人物を登場させてはいけない

⑤薬物禁止

⑥19世紀らしい文章表現で

⑦調査は徹底的に

⑧殺人の数は多すぎてはいけない

⑨ホームズ物語の登場人物を積極的になるべく意表を突く形で入れる

⑩本の宣伝のためにパイプや鳥打帽の撮影をしてはいけない




私がこの条件の中で特にいいなと感じたのは 

⑥19世紀らしい文章表現


この物語が展開する1890年当時、

ロンドン警視庁、通称スコットランドヤードの

管轄区域内だった600平方マイルの土地には550万人が住んでいた。

そして例によって分かちがたい隣人同士、つまり金持ちと貧乏人が

ぎこちなく並んで日々の生活を営んでいた」
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こんな感じです。


最初から続く固い文章。これがテンポがよくてかっこいい!

翻訳が上手なんだと思います。

英語で19世紀っぽく書かれた文章を日本語でも19世紀っぽく

それも、冒険物で。


ホームズのせりふも 「絶対に早口に違いない!」とわかるような書き方。

(↑ TVシリーズのホームズがそうだったので)

冷血漢、荒涼、耽溺、慙愧、矯正院 などなど

(↑ ここしばらく見たことない漢字・・・日本人失格)

いや~、もうこれだけで19世紀っぽい。



ホームズの頭の中では一瞬のひらめきで理解されている事を

凡人に説明しなくてはならないもどかしさと、説明してくれる

彼のやさしさが伝わってくる。



内容はホームズの冒険とともに、19世紀のロンドンの子供たちの

劣悪な環境を描いて (←戦争のせいで)子供たちが戦争のせいで

どんな犠牲を強いられていたのかということも言いたかったようです。



話は戻りますが、コナンドイルでない人が書いているのに認定って??

どういうことなんだろう?と、考えているうちに

ふと、思ったのですが

あるブランドでデザイナーが交代して続いていくのと似ているんじゃないでしょうか。

シャネルの新作が出ても、ココ・シャネルという人はもういないのですものね。

文学でもその方式が通用するとはおどろきでした 。

ホームズだけに通用する方式かもしれませんけどね。


一つだけ、付け加えると条件⑨の過去の物語の登場人物を入れるのは

少し無理がありました。









ヒトゲノムとわたし

2013-06-08 06:30:29 | 読書メモ

ついに私、超むずかしくて何度も放り出した本に

正面から挑戦することにしました。

その名は 「ヒトゲノムとあなた」

柳澤桂子著  集英社文庫



生命科学者で、研究の途中で原因不明の難病を発病し

仕事もやめ、寝たきりのようになりながらも病床で

啓蒙の書を発信。ふとしたことから薬が見つかり

病気が改善、作家として生命科学の本を書きつづけている。


私がこのような(遺伝など)事柄に興味をもったのは

もともとはアメリカンドラマが大好きで、アメリカの

進んだ捜査を憧れを持って見ていたのが発端でした。

よく DNAで犯人が見つかるんですよね~。

DNAって、遺伝情報だとはうすうす、うわさには

聞いたけど、ホントのところどうなってるの?と

思った訳です。

それで、以前彼女のエッセイを読んだことがあるので

たぶんやさしく解説してくれるだろうとこの本を手にとったのが

3年くらい前。むずかしいわ・・・・。



まえがきに「内容はできるだけやさしくして、

専門的なレベルは目標を高く掲げようとおもった。

最後まで読んでもらえるように祈るような気持ちです」


とあるのです。そうか!と読み始めたものの

専門的なところがちっとも頭に入ってこない。

私の「やさしい解説」と著者の「やさしい内容」の

へだたりがすごい。
(← 感心してる場合じゃない)



それで、なんどかトライしては放り投げ、でも

捨てることもできずにいましたとさ。(←終わってしまったのか)

でもやっぱり知りたい。ということで今回は

がんばって4分の1くらいまで進みました。

(↑ 今までは、ほとんど進んでないとこで挫折してた)



ぼーーーっとしていた全容が少しわかってきました。

やっぱり、この方説明が上手なんじゃないでしょうか。

だってさ、初めの方でこの私になんとなくわからせましたからね。

(↑ 普通は はっきりわかるのかもよ)



DNAとは

A,T,G,Cの頭文字を持つ4つの分子が組み合わさったものが

2重らせん状に30億個つながったもので、伸ばすと1mくらい。

人の60兆の細胞すべてに入っている。


はーーー、それで髪の毛1本でも犯人がわかるんだね~。



染色体とは

1mくらいあるDNAが23本に分かれ、それそれが

タンパク質にぎっちり巻き付いて棒状になったもの。

23本で1セット。


卵と精子から1セットずつ受け継ぐ。





ゲノムとは

ひとつの生物のもっている全遺伝情報のこと

(DNA情報のこと)


ゲノムというのは物質ではないと初めて知ったよ~

30億の文字がつまった古文書みたいな物なんだって。



ゲノムを読むとは

染色体からDNAを取り出して30億個の分子の

組み合わせを調べること。

最近になって、ヒトのDNAのすべての組み合わせが解読された。

20年かかったが、最初の計算では550年かかると

されていた。



ここまで、わかりました。

ところでDNAはすべての細胞に入っているけど、染色体というのは

どこらへんにあるのでしょうか?(← 全然わかってない)

体細胞にはDNA、生殖細胞には染色体ということなのでしょうか?

これから解明していきたいと思います。


↑  追加

基本的なことがわかってませんでした。

DNAは染色体に内在するのでした。

染色体という形になって核という入れ物に入って

すべての細胞にひとつ入っているのでした。






もし、続きもがんばれたらシリーズ化したいです。

自分の覚書ですけど。

知りたがりなので、解説があるのに理解できなくて

もがいてます~。



**************

uriさんへ、 遅くなりましたが

コメントのお返事書いてあります。

お時間のある時に読んでくださいね~



デジカメ散策のすすめby柳生真吾

2013-04-04 08:16:59 | 読書メモ

角川書店アスキー新書  柳生真吾著

「夫婦で楽しむ!親子で楽しむ!

デジカメ散策のすすめ




目に留まったので購入しました。

柳生真吾さんて、俳優の柳生博さんの息子さんですよね。

20年くらい前に八ヶ岳に移住して、林を作り、庭を造り

その庭を見てもらいたくてレストランも作ったそうです。


まえがきから

カメラ嫌いだった。

自分の目で見たものが真実だと思い込んでいた。

ところが、誤解だった。

「しっかりと目に焼き付ける」よりも「カメラで撮っている」ほうが

実は、より焼き付いている。

カメラには記録すると同時に人間の記憶を確かにしてくれるという力がある。

つまらない写真でも見れば、その時の様子がよみがえる。

「写真を撮ることで見ていた」ことに気が付いた。

カメラは生活を豊かにする。



独特の写真整理術 

(感情ホルダーに分ける。うれしい写真、びっくり写真など)

一番活躍しているのはコンパクトデジカメ

とにかくどんどん撮って、どんどん見せる



なるほど~

なんでもカメラを通して見て見るという精神ですね。

彼はケイタイでもどんどんとるそうです。

そのためカメラ機能重視で選んでいるとか。

ただし、高級がカメラを買う、ファッションを充実させるなど

撮ることが楽しくなるようなことはどんどん取り入れるべし




なるほど、なるほど!!

私ったら、カメラのお洋服やストラップも揃えて

ちょっと、これはやりすぎかと思っていたのですが

カメラにお洋服を着せて出かける時は、楽しい気分になりますからね!

そうやって、テンションが自然に上がってカメラ的発見をするというのも

いいですよね。



そして、「見せる」ということが大切と言ってます。

今はブログというものがありますからね!

どんどん発表できます。

このブログもちらほらと見て下さる方がいるので、励みになってます。

さて、今日は何が撮れるでしょうか!