家庭連合に対して、
1 法律的に
2 政治的に
3 メディア的にも
解散命令請求はできない(するべきではない)、という話をします。
1 法律的
家庭連合に対して、法律的に、解散命令請求をすることはできません。
これは、内情をちょっと知って、ちょっと判例とか法律を調べれば、分かる話。
本邦初公開しますが、私は、昨年10月から、10人弱の「中山国際法律事務所チーム」を組んで、中山国際法律事務所のスタッフのみならず、他事務所の弁護士(匿名)の協力を得て、
- 判例調査
- 比較法的調査
- 国際的調査
- 家庭連合の内部調査(デュー・デリジェンス)
をしたりして、「家庭連合に解散命令請求をできるか」を検討してきました。
その結果(解散命令請求をできないこと)は こちら に書きました。220円ですので、是非、ご購入ください。数日後にAmazon/楽天販売されます。
以上は法的な話。
2 政治的
法的のみならず、政治的にも、家庭連合に対して解散命令請求をできない、するべきではない。
これは こちら に書きました。
※ ↑は、我ながら説得的だと思う。ぜひご覧ください。
3 メディア的
上記の、法的/政治的のみならず、マスメディアさんの立場からも、家庭連合に対して解散命令請求をすることは得策ではありません。
なぜなら、仮に家庭連合に対して解散命令請求がされると、メディアは、今後10年くらい、鈴木エイト氏の軍門に降り、鈴木エイト氏の言いなりになるからです。
それでいいのでしょうか。
その覚悟があるのでしょうか。
さらに説明します。
鈴木エイト氏は、家庭連合と自民党が「ズブズブ」だという論陣を張り(←ロビイングとどう違うのかわかりませんが)、そのズブズブをメディアが30年にわたり論じなかったことを、「空白の30年」と呼び、メディアの怠慢を批判しています。
「やや日刊カルト新聞主筆のオレだけが論じてきた、貴様らは大手メディアで雁首揃えて30年間、何をやっていたんだ、無駄に高禄を食んできたのか、だっせぇな」という上から目線のマウンティングをエイト氏はしています。
そして、仮に家庭連合に対して解散命令請求がされると、要するに、この鈴木エイト氏の上から目線の傲慢論調(=「空白の30年」論)が正しかったということになります。
これはすなわち、空白の30年に「ズブズブ」を追及しなかったマスメディアに責任があり、鈴木エイト氏のみが正しかった、ということになります。
だから、「空白の30年」は、「怠慢の30年」になっちゃうんです。
「エイトのみ正しく、他のメディアが怠慢をしていた30年」なんです。
つまり、マスメディア何百人、何千人、何万人が、30年の間にわたり沈黙していたことが「悪」であり、独り統一教会を「いじり」続けてきた鈴木エイト氏のみが「善」だ、ということになります。
メディア諸氏何千人が、エイト1人の軍門に降るということです。
それでいいんでしょうか。
仮にそうなれば、ただでさえ今とても傲慢になっている鈴木エイト氏は、さらに調子に乗るでしょう。
※ エイト氏は、現時点でも、拉致後12年半も監禁されて最高裁で勝訴した被害者の後藤徹さんを「引きこもり」「どーでもいい」「被害者面」「被害者アピール」と揶揄していじって蔑んでいます。
調子に乗っているからです。
間違いなく、解散命令請求が来たら、エイト氏は、今の10倍くらい、調子に乗ります。
「オレだけが正しかった」ということになるからです。
鈴木エイトが「王様」になるということです。キングになるということです。神になるということです。神格化されるということです。
それでいいんでしょうか。
そして、この鈴木エイト氏が神格化され、増上慢の極みになり、「マスメディアが鈴木エイト氏の風下に立つ/軍門に降る」関係は、今後10年は続くでしょう。
解散命令の裁判は、今から3年は続き、家庭連合に対する批判的な報道はあと10年は続くからです。
「鈴木エイト氏の独り天下」があと10年、続くのです。
鈴木エイト氏が、もう、半永久的に、神格化されます。統一教会/家庭連合に対して、マスメディアの誰もが知らなかった事実を調べた英雄。孤高のヒーロー。歴史的ジャーナリスト。
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マスメディアのみなさん。
これでいいんでしょうか。
その覚悟がありますか。
あと10年、鈴木エイト氏の下僕になるのです。奴隷になるのです。「犬」になるのです。一生、頭が上がらなくなるのです。
エイト様から、イジられ、おちょくられ、バカにされ、なぶられ、ボコられ、蔑まれ、ゴキブリ以下とか、ダニ呼ばわりとか、言われ続けるのです。
サンドバッグになるのです。
それでよろしいのでしょうか。
それでいいのなら、遠慮なく、エイト氏の論調に沿って、家庭連合への批判をお続けになるがよいでしょう。政府の解散命令請求を後押しするがよいでしょう。
鈴木エイト氏の天下制覇へ向けて、エイト氏に貢ぎ続け、ひれ伏し続け、肛門にキスをし、彼を崇め続け、神格化し続けるのがいいでしょう。
本当に、それをお望みであれば。
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目先の視聴率を追いかけて、鈴木エイト氏の論調をなぞる。
その結果として、仮に家庭連合に対して解散命令請求が出たとします。
その結末を冷静にご想像ください。
全メディアが、鈴木エイト氏1人の、下僕に成り下がるのです。
「神様エイト」に、だれも、なにも、言えなくなるのです。
エイト様のおっしゃることに、だれも逆らえなくなるのです。
ほんとうに、それでいいんでしょうか。
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メディア(特にデスク)各氏の、覚悟が問われています。
今後10年間、いじりブロガー鈴木エイト氏のケツを舐め続けたいのか。その覚悟があるのか。
デスク諸氏の、奮起を期待します。