有名になることはみにくい。
パステルナークの詩。
有名になることを忌避してきた渡辺京二。
私もそんな彼が好き。そんな彼だからこそ吐ける真実がある、と感じる。
有名になろうとしないからこそ吐露される真摯さがある。
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ただ、昨今のいろんな状況を鑑み、背に腹も代えられないので、「有名になる」って嫌な(醜い)戦略もあえて取るべき選択肢もあるのかな、と。
何をもって「有名になる」と定義するかによる。
渡辺京二だって、その著作を公に問うていること自体、「有名になる」ことのひとつと表現できるかもしれないし、、、
この渡辺・三浦本を読んだことは、山本七平の評伝『怒りを抑えし者』を読破したとき以来くらいの、私にとってズシンとくるインパクトと自信を与えてくれている。
これからいろいろ渡辺京二について書きます。
20年後くらい、私が老境に入ったときにでも、渡辺京二はじっくり読んでみたい、、、、
家にたくさん積読になってます、、