川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

渡部昇一の克己心

2024年08月11日 | 人物
渡部昇一の長男が、父を綴った本。

1時間くらいで読破。

よかった。

やっぱり私は渡部昇一を尊敬している。

その尊敬は間違っていなかった。

そんな確信を与えてくれる本。






半年か1年で、真向法をマスター。


方眼紙に、自己の勉強の進捗を定量化。


最晩年、立てなくなっても、「渡部昇一、立つぞー!」と自らを鼓舞。


日本のどこに後援に行っても、「日帰り」が条件だった。

帰宅後に書斎で読書するため。


15万冊?と言われ、個人書斎では世界最大とも言われる書庫を誇る自宅は、80歳を超えて、借金までして(!)建てた。

これはすごい。80歳で借金までして、本のために家を建てる。




子どもに残した人生訓。

1 明朗であること
2 自分の運命を愛し受け入れること
3 人生を善きものだと信じること

特に2つ目は鈴木みらいさんと小川さゆりさんに拳拳服膺していただきたい。

小川さんのごきょうだいは立派に留学した。
鈴木みらいさんは人も羨む一流大学に行った。

その運命を愛し受け入れるに値する。客観的には。





ーーーーーー

この本から改めて学んだ、渡部昇一の、克己心。

弱い自分に打ち克つ心。

自分を律する厳しさ。

圧倒的な向上心。

そんな克己心と自律心と向上心がある。

そんな克己心と自律心と向上心は、人格に反映するのだと知った。

克己心と自律心と向上心が、品性を磨くんだろう。

エピソードを一つ。

彼は、大学時代から、冬でも、朝、水ごり(冷水浴び)をしていた。

冬に冷水をかぶる。

自分に喝を入れるために。

すごい。

その他、70歳とか老齢になってからも、脳の衰えを防ぐために、外国語を暗誦したり。

50歳になってから、真向法で股関節を柔らかくしたり。

ーーーーーー

今まで、学生時代から、渡部昇一の本は、30冊以上は読んできた。

彼の、姿勢、ロジック、知恵知識のみならず、その人格・品性も、信用してきた。

その根底には、克己心があるのだと、改めて学んだ。

よし。

私も、渡部昇一にあやかって、自己に厳しく生きます。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仙台観音100メートル | トップ | 『史上最高の投手はだれか』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人物」カテゴリの最新記事