被害者文化は、他責を許す。未成熟な駒・先兵を利用して、他責ばかりさせる。
利己的な自己愛を利用する。拡大する。未成熟で、利己的で、自己愛的な「被害者」を見つけ出し、顕微鏡で拡大するように、そのN=1の事象を、社会にインパクトを持つような一般的な事象であるかのようなナラティブ・ストーリーに仕立て上げる。
被害者最強。ナラティブ最強。
だから被害者文化は成熟を阻む。
成熟とは、他責しなくなること。自責すること。
今の環境・結果をもたらした要因の中で、自責できる点についての、強い責任感とはにかみを持つこと。
正当に要求できる権利以上のことを決して求めないこと。不当に多くを要求しないこと。
鈴木みらいみたいに、アラフォーになって「家族でディズニーランドに行けなかった」って「被害」を声高に訴えないこと。
モンスタークレイマーにならないこと。
小川さゆりみたいに「親に箸の持ち方も教わらなかった」ってウソをつかないこと。
小川や鈴木みたいな「未熟で利己的で自己愛的モンスター被害者」を増やさないためには、決して黙っていてはダメで、こうして批判し続けなければいけない。
と、この林さんの本にも書いていました。