川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

元旦の雑記

2007年01月01日 | 日記・雑記・独り言
正月は実家に帰り愛犬の散歩をしたり
日ごろは見ないテレビをザッピングしたり、
平凡人の生活を楽しんでいます。

大晦日の浜ちゃんとココリコ遠藤と山崎が出てる番組、
あまり面白くなかった。

笑いすぎだよ。
痛くないのに過剰に痛がるし
(本当に痛かったらあんなに何度も叩かれることはできない)。

でもああゆう番組でもあると見ちゃうのはなぜだろう。
俺の知的レベルが低いのか。

****

日ごろと違う環境におかれていることや、
多少は読書量を誇っていたものの、
自分よりはるかに博学&好奇心旺盛な人を目の当たりにしたこともあり、
年始はゆっくり自分のアイデンティティを再考しています。

日ごろ読まない『正論』『諸君!』の月刊誌を読むのもいい刺激になる。
毎月読んでないと難しく感じる。

****

以下は『諸君!』2月号から。
年始早々カタイ話題ですみません。

≪だれも日本の独立記念日を知らない≫

 …昭和27年4月28日。
  アジアでは日本が負けた20年8月15日が独立記念日として
  扱われているんだっけ。

  日本が独立記念日を祝わないのは、
  占領していたアメリカへの遠慮でしょうね。

  独立直後にマ元帥の銅像を立てようとしたくらいですから
  (「日本人は12才」発言により銅像建立計画は破綻しました)。

かつての大学生は、
≪4年間の知的モラトリアムを謳歌していた≫が、
今の大学は≪就職予備校≫に変質している。(中略)

イギリスではgap yearがあるが、
≪翻って日本を見ると、中高一貫校から現役で大学に進学し、
 在学中に国家試験に通るか一流外資に内定するのが最も
 カッコ良いとされている。(中略)
 
 これでは真の教養を身につけることはできず、
 薄っぺらな人格しか形成されません≫

 …たしかに、僕の周りの大学生は大学1,2年から予備校に通い
  司法試験を受け始める人が多かった。

  でも僕は人生の目標が定まらないのに勉強をする気になれず、
  在学中に司法試験の勉強を始めたので中断はありましたが
  計4年間くらい知的モラトリアムを謳歌しました。
  
  高校まで野球ばかりで本を読まなかったツケだと思っている。
  自転車通学のため通学経路に大きな本屋がなかったのが原因と
  書くと言い訳になりますが、まあ知的好奇心が少なかったのだね。

  だから大学に入っても人格を mold して進路いや針路を決めるのに
  時間がかかったということでしょう。

  高校の時は野球と勉強一色で、
  ほかに目を向ける余裕がなかったのかな。

  野球部仲間で本を読む友人がいなかったからか。
  それともいたのに僕が感化されなかったからか。

  桐蔭学園の限界か。
  開成その他もっといい高校ならそういう友人と
  交流できたのかもね。

  イギリスのパブリックスクールやアメリカの
  ボーディングスクールならきっといたでしょう。

  環境のせいにするのは自分の限界を露呈しているようで
  恥ずかしいですが、環境は大事ですよね。

  イギリスのgap yearについては後述します。
  gap year には学生時代から関心を持っています。


東谷暁さん、映画『東京裁判』小林正樹監督を
≪東京裁判史観そのもの≫と批判している。

俺は何度も観たけど、
そんな批判的には見えなかったなぁ。

それほど偏っていないと思うので、
是非一度ご覧になってみてください。

これを観ずして東京裁判は語れない。
よくできた映画だと思います。
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