論語で曾子がいう、孔子評。
冒頭の「士は以て弘毅ならざるべからず」は知ってましたが、全文も味わい深い。暗唱しよう。
士は以て弘毅ならざる可からず。
任重くして道遠し。
仁以て己が任と為す。亦重からずや。
死して後已む。亦遠からずや」
死して後已む。亦遠からずや」
曾子曰く、
「士たる者は、度量が広く、意志が強固でなければならない。
その任務は重大で、その道のりは遠い。
士たる者は、仁を体得し、それを世に広めることを、己の任務としている。
なんと重いことではないか。
その任務は重大で、その道のりは遠い。
士たる者は、仁を体得し、それを世に広めることを、己の任務としている。
なんと重いことではないか。
しかも、その任務は死ぬまでやめない。なんと遠いことではないか」
士不可以不弘毅。任重而道遠。
仁以為己任。不亦重乎。死而後已。不亦遠乎
仁以為己任。不亦重乎。死而後已。不亦遠乎
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死して後已む(死而後已)、というのは有名な言葉。死ぬまで続ける。前のめりで死ぬ。
論語にあったんですね。 こちら
三国志の孔明が出師の表でも使っている。 こちら
戦中は「斃れて後已む(斃而後已)」ってよく使われました。
これは礼記由来。 こちら
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なにか大きな、到底到達できないような志を立て、それに向かって邁進して、志半ばで斃れる。中途で挫折して死ぬ。
そんな、死して後已む、斃れて後已むと謂われるような人生を送りたい。
コメントは開示して頂いたということで、特に問題はなかったものと思っております。
有難うございました。
「死して後已む」懐かしく思う言葉です。
私は高校卒業時、芭蕉の弟子、曽良の有名な句
「行き行きて倒れ伏すとも萩の原」
を本歌取って
「この道を遥かに行けば街ありて 人の生活(くらし)が様々にある」
と、まだ見ぬ未来と人が笑いあって暮らしていく世界を目指していくと人生を踏み出しました。曽良にこの「死して後已む」が念頭にあったかどうかは判りませんが、私の念頭にはこの歌に、その念も込めていました。
そうしたら、直後の入学直度、入学式の直後に伝道され、その次の週に修練会に参加し、6月にはこの道に飛び込みました。
爾来、42年紆余曲折を辿りながらここまで来ました。
安倍元首相銃撃事件直後に後輩に向けたメールで、自分の人生を振り返りながら、こういう歌を作りました。
「この道を振り向き見れば萩の原 日暮れど我は未だ倒れず」
人生の終盤に来ても、目的地にまだついてない、さぁ倒れるところまで行くぞ、と決意を新たにし、
このままでは、教会が波に飲み込まれてしまうと、微力でもなんとかしなくてはと、安倍元首相の喪を1か月とり、ブログを立ち上げる準備をしたのが8月8日、曽良の名前を借りてブログを始めました。
力足らずで、客観的には風前の灯火みたいですが、まだまだ意気軒昂です。
先生方のご助力には本当に感謝の念に堪えません。
「死して後已む」逆に言えば、「死ななければ已まない」わけで、なめるなよ政府、なめるなよ全国弁連の意気込みで頑張りますので、よろしくお願いいたします。