中世に『神学大全』を著したトマス・アクィナスも、拉致監禁された。
福音書には、イエスが、「親よりも私を大事にしなさい」「私だけを愛しなさい」ってフレーズが出てくる。
わたしがきたのは、
36 そして
37 わたしよりも
38 また
だから、キリスト教2000年の歴史で、「親の意思に反して入信・献身した」例は、枚挙にいとまがない。
だから、親が、この献身をやめようと必死になって、拉致監禁した事例は、実は、たくさんあった。
トマス・アクィナスも、拉致監禁された。
Wikipediaにもちゃんと書いている。
家族はトマスがドミニコ会に入るのを喜ばず、強制的にサン・ジョバンニ城の家族の元に連れ帰り、一年以上そこで軟禁されて翻意を促された。初期の伝記によれば、家族は若い女性を送り込み、トマスを誘惑させたが、トマスはそれを追い払った。
以上、12年半の監禁に耐え忍んだ、後藤徹さんから聞いた話。