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人間は地球史上最強の肉食獣!

2006年08月14日 | Weblog
■生きるために食べる食料は、一生のうちで50トン
 先日、テレビを見ていましたらある番組の予告放送を行っていました。それは人が生きていく上で、どのくらいの食料を消費するのか、というものでした。結論は、「人は一生のうちで50トンの食糧を食う」ということのようです。
 平均的な日本人は米10トン、肉2.3トン、魚2.6トン、野菜7.9トン、果物3.6トン、麦2.9トン、大豆1.7トン、その他で計50トンを消費する、とのことです。
 人により異なる数字でしょうし、肉食を多い民族は牛や羊の消費量が膨大になるでしょう。それにしても凄い数字です。「食料」と一言で表していますが、いずれも生き物(米や小麦も植物という生物)ですから。
■一枚の写真で肉嫌いに!
 私はかつて似たようなシーンを見たことがありました。小学校入学前か低学年の頃に見た一枚の写真です。そこには一人の可愛い子供を真ん中に、たくさんの牛や豚・鶏、小麦やとうもろこしなどが山のように積まれているシーンが写っていました。そしてキャプションには、「この子が一生のうちに食べるもの」と記されていたように思います。
 その写真を見たときはショックでした。一人の人間が生きるためには、これほどの生き物を犠牲にするのかと思い、それ以来、肉を食べることができなくなりました。結局、肉を食べるようになったのは、結婚してからです。
 今は何でも食しますし、美味しいものは美味しいと食べています(女房には食べすぎ、と言われています)。しかし、食べ終わり、満ち足りたときに、あの一枚の写真を思い出すことがあります。お腹が空いているときは、決して思い出すことはありませんので、我ながら身勝手なエゴイストだと思います。
 それにしても「肉食は神が定めていること、鯨は聖書に書いていないので食べては駄目」と、極楽トンボのようなことを言っている人たちは、悩みが無く幸せですね。人間は地球が産んだ史上最強の肉食獣、と言われる所以でしょうか。
                                以上