■業務拡大・利益追求に走ったイーホームズ!
日本中を揺るがしたマンションの耐震強度偽装事件は、姉歯元建築士や木村建設の関係者、イーホームズ社長らの逮捕で今後の捜査の進展が注目されます。建築確認業務を行っていた藤田イーホームズ社長の逮捕は、やや別件逮捕の嫌いがありますが、検察・警察は徹底的に事件の調査をして欲しいものです。
特に注文を付けたいのは、建設業界にある厳しい労働環境です。新聞報道(28日・読売新聞朝刊)で見る限り、イーホームズの労働環境もかなり厳しいようです。マスコミ報道ですから割引が必要でしょうが、業務拡大・利益追求に走るイーホームズの実態を伝えているように思います。
藤田社長は2004年に「住宅環境の質の向上に貢献したとして表彰された」と報じられていますが、事実とすれば皮肉なものです。
■建設業界への不信感は消えない!
昔から怪しい業界、信頼できない業界として知られているのが建設業界と証券業界(失礼)。部外者やシロウトには分かりにくい専門領域が多いからでしょうが、利益至上主義が背景にあると思います。また、プロ意識、仕事への責任と誇りが欠けているのではないでしょうか。
プロ意識と言えば姉歯元建築士は論外ですが、昨年から不祥事が続いている公認会計士も信頼を大幅に低下させています。さむらい資格(士の付く資格)である建築士や公認会計士が不正を行い、金儲けに走るのは不愉快なことです。
数学者の藤原正彦氏は一連の著書で武士道精神の大切さを指摘し、クリスチャンの李登輝元台湾総統は『武士道解題ーノーブレス・オブリージュとは』(小学館文庫)で新渡戸稲造の『武士道』を高く評価しています。
建築士や公認会計士などのさむらい資格の人たちは、「武士は食わねど高楊枝」の心で、誇りと責任を持って仕事に取り組んで欲しいものです。
以上
日本中を揺るがしたマンションの耐震強度偽装事件は、姉歯元建築士や木村建設の関係者、イーホームズ社長らの逮捕で今後の捜査の進展が注目されます。建築確認業務を行っていた藤田イーホームズ社長の逮捕は、やや別件逮捕の嫌いがありますが、検察・警察は徹底的に事件の調査をして欲しいものです。
特に注文を付けたいのは、建設業界にある厳しい労働環境です。新聞報道(28日・読売新聞朝刊)で見る限り、イーホームズの労働環境もかなり厳しいようです。マスコミ報道ですから割引が必要でしょうが、業務拡大・利益追求に走るイーホームズの実態を伝えているように思います。
藤田社長は2004年に「住宅環境の質の向上に貢献したとして表彰された」と報じられていますが、事実とすれば皮肉なものです。
■建設業界への不信感は消えない!
昔から怪しい業界、信頼できない業界として知られているのが建設業界と証券業界(失礼)。部外者やシロウトには分かりにくい専門領域が多いからでしょうが、利益至上主義が背景にあると思います。また、プロ意識、仕事への責任と誇りが欠けているのではないでしょうか。
プロ意識と言えば姉歯元建築士は論外ですが、昨年から不祥事が続いている公認会計士も信頼を大幅に低下させています。さむらい資格(士の付く資格)である建築士や公認会計士が不正を行い、金儲けに走るのは不愉快なことです。
数学者の藤原正彦氏は一連の著書で武士道精神の大切さを指摘し、クリスチャンの李登輝元台湾総統は『武士道解題ーノーブレス・オブリージュとは』(小学館文庫)で新渡戸稲造の『武士道』を高く評価しています。
建築士や公認会計士などのさむらい資格の人たちは、「武士は食わねど高楊枝」の心で、誇りと責任を持って仕事に取り組んで欲しいものです。
以上