NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

非営利投資NPIを実践し、NPO(非営利組織)をささやかに支援するブログです!

町中に充電用ステーションが設置される日!

2007年10月31日 | Weblog
■電気自動車の発売迫る!
 27日からスタートした東京モーターショー2007には、豪華なスポーツカー(例えばニッサンGTーR)だけではなく、二酸化炭素の排出が少ない、環境にやさしい各種の自動車が出品されています。その一つが電気自動車です。
 現在、自動車各社は電気自動車の開発に鎬を削っており、二回目のブームとなっているようです。背景に電池技術の革新があり、走行距離を伸ばす可能性が出てきたからです。三菱自動車や富士重工は、早ければ2009~2010年頃に軽自動車ベースの電気自動車を200万円前後で売り出すようです(29日の日経新聞朝刊)。
 電気自動車の問題点は、①価格、②継続走行距離、③安全性(特に電池の)、④電気の充電用ステーションの確保などですが、充電用ステーションについては工夫の余地があるようです。極端な話し、町中にある電柱にコンセントを付ければよいのです。
 もちろんいまの電柱をそのまま利用する訳にはいかないでしょうが、要所の電柱を充電用ステーション・タワーに作り替え、自動車以外に電気利用の車いす・オートバイ・自転車などの充電拠点とすることはできます。さらにはパソコン等の通信サービス、金融サービス(預金、引き出し、振り込み等)などの機能を付加すれば、無人のサービス拠点とすることはできると思います(非常時の食糧、備品の収容タワーにも?)。
 また、電力会社のサービスセンターを利用して一坪位の広さの充電・通信・金融用のミニサービス店舗(有人)を設け、そこを活用することも可能です。但し、東京電力のようにインターネット用光ケーブル回線を手放した場合(携帯電話会社に売却したようです)、サービス内容が限定されてしまいますが。
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大丸の大絵画売りつくし市で油絵購入!

2007年10月30日 | Weblog
■滝沢直次の「果物とランプ」を衝動買い!
 先週、東京駅にある大丸へ行ってきました。東京駅改築に伴う移転のようで、大丸はまもなく新館に移ります。このため10月31日までの間、全館売りつくし市を開催していました。
 私は大丸10階の柴田刀剣へ行くつもりでしたが、途中、6階で降りたところ「大絵画売りつくし市」を開催していました。「国内・外の人気作家から巨匠物故作家まで、日本画・洋画・版画をあわせ約5,000点の品揃えで、売りつくしならではの特別価格にてご奉仕いたします」との謳い文句に引かれ、覗いてみました。
 何百という油絵、リトグラフなどが飾ってあり、シロウトには凄い迫力でした。会場をぐるっと一周し、「これは良い」と思ったのが滝沢直次の「果物とランプ」。絵画にシロウトの私は、滝沢直次という画家を知りませんでした。ただ、「素敵な絵がある」と思い、立ち止まりました。
 素人の私にも欲しい絵はあります。例えばジョージア・オキーフの花の絵、しかし買えるわけがなく、また真贋を見極める能力もありません。そこで作家名にも評判にも関係なく、ただ直感による見た目の美しさで判断する訳です。滝沢直次の「果物とランプ」はこの直感で「良い絵だ」と思い、値段を見て何とか買えると計算し、衝動買いをしてしまいました。
 いま書斎で「果物とランプ」を見ながら、このブログを書いています。それにしても大丸の展示即売会では小さい絵と思ったのに、自分の家の四畳半の書斎で見ると、それなりの大きさと迫力があります。
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我が家にマイカーがやってきた!

2007年10月29日 | Weblog
■東京モーターショー2007が開幕、27日!
 第40回東京モーターショー2007( 一般公開日 / 10月27日(土)~11月11日(日)、入場料1,300円)が開幕した27日(土)、我が家に新しい車が納入されました。
 先月、事故を起こし(私の前方不注意)、一時は車の運転を諦めようと思いましたが、諸般の事情から車が必要と判断し購入を決めました。但し自分の年齢などを考え、①地球にやさしい自動車(小さい、軽い、燃費がよい)、②自分にやさしい自動車(運転がしやすい、維持費が安い)との条件で選択し、軽自動車(ダイハツ・ミラ)に決めました。
 5年ぶりの新車ですが、驚いたのは軽自動車の室内が以外と広かったことです。さすがに「軽」ですから幅は狭いのですが、室内長はまずまずで前後の席の間は今まで乗っていたニッサン・サニーよりも広い位でした。また、燃費計(燃料計ではありません)なども装備しており、その進歩は驚くほどです(私が遅れているだけかも)。
 東京モーターショーで高級車など様々な車が展示され、日本の自動車メーカーの底力を見せてくれているようですが、日々の生活で使う自動車、例えば軽自動車やコンパクトカーも益々改善をし、より良い車にして欲しいものです。若い人の自動車離れが進むいま、中高年が必要とする安全、安心、低コストの自動車を提供し続ければ、日本の自動車需要もまだまだあると思います。
 それにしても日本ではジーゼル乗用車の普及が遅れています。3年前、時代を先取りしたつもりでジーゼルエンジン関連メーカー(燃料噴射装置等を製作している会社)の株式を取得したのですが、業績は期待した程ではないようです。長期投資ですから保有し続けるつもりですが。                              
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企業の決算発表が相次ぐ、ソニーと任天堂は!

2007年10月26日 | Weblog
■ゲーム機バトルで任天堂が圧勝!
 企業の2007年9月中間期の決算発表が相次ぎ、新聞・テレビが大きく報じています。中でも任天堂はゲーム機「Wii」などの販売が好調で、2008年3月期の連結経常利益が前期比59%増の4600億円になるようです。
 一方、ゲーム機のライバル、品川区ゆかり企業のソニー(本社が移転し、品川区の企業ではなくなってしまいましたが)は、07年9月の中間期の連結経常利益は前年同期比4倍の1401億円と最高益を記録しましたが、ゲーム機部門は「PS3」が販売不振で1259億円の営業赤字を計上したようです。
 ゲーム機戦争は任天堂の圧勝ですが、今後のソニーの頑張りを期待したいものです。尤もソニーは、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題で、米国での液晶テレビ販売に不透明感が増しています。大丈夫でしょうか。
 それにしても任天堂は凄いですね。それなりの歴史はあるが小さな花札メーカーに過ぎなかった任天堂(明治22年、京都で創業)が、1兆5500億円の売り上げを記録する世界的な大企業に躍進したのですから。
 日本は何百年と歴史を重ねた企業が、数多く存在しています。中には飛鳥、平安の時代から営業している企業もあるようです。皆さん頑張ってください。
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雪印、不二家、・・・赤福、比内地鶏、他!

2007年10月25日 | Weblog
■「食材」の現場から遠いところにいる消費者!
 昨24日、食肉偽装事件を引き起こした北海道の食肉加工卸会社「ミートホープ」の元社長らが逮捕されました。雪印、不二家、カトキチ、ミートホープ、白い恋人などが思い出され、最近は三重の老舗和菓子メーカーの「赤福」、秋田の食肉加工製造会社の「比内地鶏」、広島の食肉加工業者の「鹿児島黒毛和牛コロッケ」などが話題になっており、食品偽装が絶えることがありません。
 ところで「比内地鶏」の偽装を伝えるテレビニュースで気になったのは、「廃鶏」という言葉。食品とは生き物の命そのもの、それを「食材」と呼ぶだけでも辛いものがありますが、処分するニワトリを「廃鶏」と呼んでいたとは。
 「廃鶏」とは卵を産む能力が低下し、採算性が合わなくなって処分するニワトリのことのようです。このようなニワトリが食肉として利用されているとは想像していましたが、「廃鶏」と呼んでいるとは知りませんでした。
 私を含む消費者の多くは、「食材」の現場から遠いところにいます。スーパーで加工された食品を見るだけですので、偽装は解りません。信用するしかありませんが。それにしても消費者として食品に安全、安心、安価を求めるのは当然ですが、「食材」と同じ生き物(動物、人間)としてはやや傲慢かも知れません。
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品川歴史館特別展「日本考古学は品川から始まった」!

2007年10月24日 | Weblog
■大森貝塚の発掘から130年!
 今日はご当地、品川・大井の紹介です。東京の南西部に位置する品川区は、江戸時代は府内には入らず、東海道第一の宿場町として知られています。しかし、その歴史は意外と古く、中世以来の交通の要所として知られ、特に大井の宿、品川湊は有名です。
 当然、縄文・弥生の時代から人々が住んでおり、特に縄文時代については「大森貝塚」に代表される遺跡が知られています。大森貝塚(大森の地名が付いていますが、実際は品川区大井にあります)はE・S・モース博士が発見、発掘したもので、日本考古学発祥の地とされています。
 この大森貝塚について品川歴史館は、10月14日(日)から特別展「日本考古学は、品川から始まったー大森貝塚と東京の貝塚- 」を開催しています。
 これはモース博士が明治10(1877)年10月に大森貝塚を発掘してから130周年に当たることを記念し、開催しているものです。特別展では併せて近年、発掘された東京周辺の貝塚についても紹介しています。
 同館のHPによれば、大森貝塚出土土器の他、南方熊楠の大森貝塚採集品、東京唯一の縄文時代の丸木舟、東京の貝塚貝層剥ぎ取り、モース博士と明治の考古学者関連資料などが展示されています。考古学に関心のある方は、ぜひ一度、覗いてみてください。
 品川歴史館特別展「日本考古学は、品川から始まったー大森貝塚と東京の貝塚- 」
  ○会期/10月14日(日)~11月25日(日)
  ○時間/午前9時~午後5時(入館4時30分まで)
  ○休館日/月曜日 ○観覧料/一般300円 小中学生100円(20名以上2割引)
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ガソリン泥棒が警官を刺す!

2007年10月23日 | Weblog
■サクランボ、リンゴ、お米、金属も盗難の時代!
 最近の世の中、なんともケチな話しが多いようです。数年前からサクランボ、リンゴ、お米などを盗む人が増えていました。今年は電線、半鐘などの金属を盗む不埒な人が多かったようですが、ついにガソリン泥棒が登場してきました。
 昨日の日経新聞によれば、千葉県で乗用車からガソリンをポンプで抜き取ろうとしていた58歳の男が、職務質問した警官を包丁で刺し、軽傷を負わせたようです。軽傷とはいえ警官を負傷させたのですから、実刑は間違いないでしょう。
 ガソリンを盗んで刑務所入りとは、ケチな話しです。しかし、背景にガソリン価格の高騰があり、景気の回復に乗れない人たちがいると言うことでしょう。現在の日本、孤独死する人も絶えず、日々の生活に追われる人も多いようです。刑務所も高齢化し、出所しても生活できない者は、微罪を犯して再び戻ってきているようです。
 私たち個人投資家は、昨日の日経平均暴落(一時、549円)でショックでしょうが、ガソリン泥棒やリンゴ泥棒の横行、刑務所の高齢化などにもショックを受けるべきです。
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郵政民営化の陰で、労働組合が統一へ!

2007年10月22日 | Weblog
■本22日、日本郵政グループ労働組合誕生へ!
 マスコミで郵政民営化、ゆうちょ銀行などの発足が様々に取り上げられていますが、そこで働く人たちのことや労働組合のことは、余り報じられていないようです。
 実は郵便局には大きな二つの労働組合があり、競合していました。その日本郵政公社労働組合(旧全逓、旧総評系)と全日本郵政労働組合(全郵政、旧同盟系)が本22日、組織統合を行います。
 両組合は運動論の違いから 40年以上にわたって対立してきましたが、共に18年前に大同団結した連合(日本を代表するナショナル・センター)加盟しています。今回の郵政民営化を機に組織統合に踏み切ったもので、これにより組合員 22万 600人を擁する、国内最大の企業別労働組合が誕生することになります。
 分割民営化で郵政の職場は大きく変容するでしょうが、一人ひとりの労働者には元気で明るく働いて欲しいと思います。労働者も労働組合も昔の意識を捨てて、民間企業としてしっかりと機能していくように頑張って欲しいと思います。ゆうちょ銀行の送金手数料が値上がりしたり、一部地域で郵便物の遅れがでているようで心配ですが。
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本19日、ブラックマンデーから20年!

2007年10月19日 | Weblog
■日米で住宅産業が苦闘!
 本19日は、米ニューヨーク株式市場が過去最大の22.6%の下落率を記録したブラックマンデーから20年。日経新聞は大きく特集を組んでいます。
 当時、労働組合の専従書記をしていた私には、ブラックマンデーは関係ありませんでした。勤務先の某労働組合が11月に組織を解散し、現在の連合を設立する準備を進めていたからであり、その残務処理を行う団体を10月に設立していたからです。
 現在は個人投資家として非営利投資NPIを実践している身ですので、経済や株式市場の動向には関心を持っています。今の大きな関心事は、苦闘する日米の住宅産業です。
 アメリカはサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)の破綻により住宅着工件数が、1993年以来の低水準にあります。また、日本では耐震偽装などの不正防止を目的に6月から建築基準法が改正され、建築確認・検査の厳格化が行われています。このため建築工事や住宅着工が遅れ、業者や建て主が困っているようです。
 住宅や土地が絡む経済不況は、その市場規模が大きく、関係する人たちの数も多いため、長引いて深刻化するように思います(根拠はありません)。困ったものです。それにしても日本の住宅は、なぜ長持ちせず、美しくないのでしょうか。悲しいことです。
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長時間労働、サービス残業はアンフェア!

2007年10月18日 | Weblog
■公務員のサービス残業(不払い残業)はどうなっているか!
 民間企業でパート労働者などの短時間労働者が増えていますが、一方で正社員の長時間労働が話題になっています。
 労働者の健康上の問題もあり、労働時間は労働基準法で厳しく規制されています。しかし、正しく守られているとは言えません。長時間労働は労働者の健康を損なうばかりではなく、精神面でも問題を生じます。最近、民間企業で20歳代、30歳代のうつ病患者が増えていますが、背景に長時間労働があるようです。
 また、長時間労働にはサービス残業(労働組合は不払い残業と呼んでいます)が付きものです。月80時間、100時間の残業をしても、一律30時間の残業にしている企業も多くあるようです。アンフェアなことです。
 ところで公務員の残業はどうなっているのでしょうか。一般公務員、消防署員、警察官などは残業をしているのでしょうか、残業代はきちんと支払われているのでしょうか。残業無しの定時帰宅などは考えられませんので、問題は残業代金の支払いです。
 公務員はすべて予算に制約されていますので、残業時間に見合った残業代がきちんと支払われているとは思えません。予算消化のため必要もない残業をしているケースもあるようですが、やはりサービス残業・不払い残業が横行しているのでしょう。
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