さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

「安心ノート」

2007-04-01 01:26:27 | カウンセリング
 今日(3月31日)は、朝、急に肌寒く、コートをまた引っ張り出しました。暖かくなったり、寒くなったりしながら、徐々にでしょうか。

 さて、私が毎日見ている読売新聞の『人生案内』コーナー。

 先日(3月27日)の相談は、50歳代主婦からの相談で、「家庭での行事などが近づくと、体調が悪くなります。・・・父の法事の2週間前から胃がムカムカして食事ができなくなり、3キロもやせてしまいました。・・・子どもたちが帰省するときも似たような状態になります。・・・これって、病気なのでしょうか」というものです。

 回答者は、精神科医の野村氏。その回答をご紹介。

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 欧米の精神医学では『全般性不安障害』と診断されます。・・・日本では古くから『心配性』というコトバがあって、この方がぴったりくる。

 心配性というのは・・・とにかく家族や他の人に尽くしたい、良くしたいという思いでくよくよする場合が多い。

 私が勧める方法は、心配なことをノートに書き出し、どのように心配なのか、最悪何が起こると予想しているのかも書く。そして、そのことが終わってから、結果がどうだったかを続けて書く。結果はたいてい大過なく終わっていると思いますから・・・『何だ。心配なかったんだ』と改めて確認できる。・・・つまりこれはあなたの『安心ノート』。即効性は無くても、根気良く続けることもポイントです。

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 心配性の方っていらっしゃいますよね。

 「家族や他の人」のことを考えていらっしゃるんですね。

 いくら他人が「心配ないよ」と言っても、無駄なのかもしれませんね。

 この、自分でその気持ちを書き出す、この「書き出す」って、ホント大事なんですよね。

 「不安」を書いて「安心」に! ですね。
 
コメント
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