調査(労働基準監督署）

　夜はもうワイシャツだと涼しくなってきました。

　さて、今日は、労働基準監督署の調査についてちょっとご紹介です。

　役所の調査って、やはり嫌ですよね。

　金融業界は金融庁ですが、労働関係は労働基準監督署。

　では、労働基準監督署はどのようなときに調査するのでしょうか。

　一つ目は、管轄事業場の定期的な巡回により行なわれるものです。

　二つ目は、業種を限定して行なわれるものです。これは、行政の方針に基づき対象業種に行なわれます。

　三つ目は、労災等の給付が行われた後に実施されるものです。

　四つ目は、労働者からの相談・申告によるものです。

　そして五つ目が、調査後の経過を見るためのものです。

　この中では、やはり四つ目の労働者からの相談・申告によるものが一番厄介ですね。

　でも、これって最近増えているんですね。

　従業員管理は、在籍者も大切ですが、それ以上に重要なのが、従業員の退職時の対応。

　退職時に、不満をもたれると、マイナス面が大きくなりますよね。思いはいろいろあっても、会社としては慎重に、慎重に！