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さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

大人ニート

2006-03-12 22:05:32 | キャリアコンサルティング
 今日は、天気予報どおり、暖かな一日でした。昼は、卓球の練習で汗を流し、気持ちよかったです。

 また、夜は、家族で100円回転寿司へ。お気に入りの青さのみそ汁もたのんで満足です。

 さて、「就職活動をしておらず、家事も通学もしていない人」である「若年無業者」いわゆる「ニート」もすっかり一般的に言われるようになってきましたが、先日の朝日新聞(3月4日付)で「“大人ニート”増加」という記事が出ていました。

 記事によると、15歳から24歳のニートが、02年の29万人から05年は25万人と4万人減ったのに対し、25歳から34歳は35万人から39万人に増加、ニート64万人のうち6割を超えたとのことです。

 さらに記事は、「バブル後の不況で就職の機会を逸した若者が、ニートのままで年齢を重ねている可能性が高いとみられる」としています。

 私は、以前も申し上げていますが、日頃の就職面談の中で、25歳から34歳の大人というよりも、さらに上の中高年ニートこそ、家族への影響、生活主体者としての立場などからより大きな問題だと思いますが・・・。

 さて、ニートといえば・・・ 杉村太蔵議員かな?? ブログを紹介しますね。
http://sugimurataizo.net/
 1月31日など、確かに、結構熱が入っていますね。

 ニートであったという杉村議員、元ニートとしてどんな対策を今後提言してくるか、ちょっと注目していきます。
 
 

 
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キャリア形成促進助成金

2006-02-21 23:28:32 | キャリアコンサルティング
 今日は、午前中、雇用・能力開発機構 東京センター主催の「キャリア形成促進助成金」説明会に行きました。

 場所は飯田橋。会場には約50人が参加し、ほぼ一杯でした。参加費は無料。

 私も、キャリコン社労士として、「キャリア」に関する助成金は知っていなくちゃ、ということで急遽申し込みました。

 ここで、一部改正がありましたが、平成18年4月からの「キャリア形成促進助成金」について説明しますね。

 キャリア形成促進助成金の種類は次の4種類。
①訓練給付金
②職業能力開発支援促進給付金
③職業能力評価推進給付金
④キャリア・コンサルティング推進給付金

 名称だけでは、よくわかりませんね。

 この中で、直接、キャリア・コンサルティングに関するキャリア・コンサルティング推進給付金について説明します。

 まず、企業内にキャリア・コンサルティングの担当者を新たに配置して、キャリア・コンサルティングを実施した場合、15万円を支給。

 次に、外部に委託して、キャリア・コンサルティングを受けた場合、委託費用の2分の1が助成されます。

 3つ目にキャリア・コンサルティングを受けている従業員の賃金の4分の1(中小企業事業主 3分の1)が助成されます。

 この助成金、いかがでしょうか?

 私は、この助成金をアプローチ材料にして、顧客開拓を少しでもしていきたいと思っています。

 そのためにも、まずは助成金手続の体験をしなくちゃ・・・。

 

 
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メンタルヘルスケア

2006-02-20 23:31:28 | キャリアコンサルティング
 今日は、はっきりしない小雨の一日でした。一雨ごとに、春が近づいているのでしょうか?

 テレビでは、先ほど、音楽番組で「青春フォーク」をやっていました。

 『どうぞこのまま』(丸山圭子)、『私は泣いています』(リリィ)、『戦争を知らない子供たち』(杉田二郎)・・・ちょっと私の趣味とはちがいますが、懐かしいですね。

 ちなみに、母は、その前の時間帯で、「昭和の名曲“思い出のメロディ”」を見ていましたが。

 それぞれ、歌の記憶にあわせて、当時の自分がなつかしいんですね。

 さて、話は、ガラっと変わって、「メンタルヘルス」。

 今、私の手元に、厚生労働省作成の「職場における心の健康づくり」パンフレット(平成17年7月作成)があります。

 ◆仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合 61.5%

 ◆自殺した労働者数 平成15年 9209人(平成10年 8673人)

 ◆精神障害による労災認定件数 平成15年 108件(平成10年 4件)

 メンタルヘルスケアの具体的な進め方としては、「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」、「事業場外資源によるケア」の4つが掲げられています。

 そして、「事業場内産業保健スタッフ等」の中の「心の健康づくり専門スタッフ」として、臨床心理士、精神科医、診療内科医、心理相談担当者とともに、「産業カウンセラー」が入っています。

 私も、先日、産業カウンセラーの資格は取りました。しかし、現在の職務のキャリアコンサルタントと合わせて、メンタルヘルスについて、もっと勉強をしていかなければ、そして、もっと実践を積んでいかなければ、と感じています。

 そのくらい、日頃の面談の中で、メンタルヘルスによるケアの必要性を強く感じる最近の状況なのです。

 
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「傾聴」に反省

2006-02-18 23:48:13 | キャリアコンサルティング
今日は出勤日でした。土曜日というのは、日頃は、就職相談に来れない方がいらっしゃることが多いのですが、今日は、人数も多かったですね。

 最近は、そうした中で、ほとんど毎日終電で帰宅、燃え尽き症候群かと思うような方が何人かいらっしゃいます。

 そうした場合、単に履歴書・職務経歴書をどうするか、というよりも、どう自分は今後したらいいのか、わからなくなっている場合の方が目立ちます。

 こうした場合、つい、私は、「○○した方がいいのではないか」「まずは○○してみたら」と指示的にお話してしまうのですが、これは反省です。

 やはり、もっともっと、その方の考えを同じ視線で聞くようにしないと・・・。つい、私は結論を急ぐ傾向があるようです。根がせっかちなもので・・・。「傾聴」とよく言いますが、やはりこの「傾聴」も奥が深いですね。反省です!!

 さて、夕方帰宅してからは、2週間ぶりに卓球の練習に行ってきました。でも、まだ体調も本調子ではないんですね。

 急に無理するとマズイので、ソロリそろりの試運転です。帰ってから、ワインを一杯、ああ、これでもういい気持ちです。

 今日、テレビのある番組では冬の軽井沢を特集していましたが、ちょっと小旅行がしたい気分ですね、温泉つきの・・・。

 軽井沢もいいですが、やはり箱根かな、それとも伊豆・・・。地方の美術館なんかもいいですね。
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EAP

2006-02-16 23:32:07 | キャリアコンサルティング
 今日は、ちょっと雨まじりの曇天の一日でした。でも、少しづつ、春に近づいているのでしょうか?

 春が楽しみですね。

 さて、「EAP」という言葉を聞かれたことがありますか? 

 EAPとは「Employee Assistance Program」の略称であり、「従業員援助制度」と訳されています。

 『産業カウンセリング入門』の本から、ちょっと紹介すると、

「EAPは従業員へのカウンセリングを専門機関に委託する、一種のアウトソーシングである。・・・

 EAPの特徴は、問題解決を援助することが作業能率と生産性の向上につながると言う考え方が根底にあること、短期カウンセリングを原則とすること、また、面接相談だけでなく、管理者訓練、従業員に対する教育・啓蒙・広報、従業員へのリサーチと評価などを手広く請負っていることである」

  もともとEAPはアメリカのアルコール依存対策として広まりました。その後、取り組みの広まりと共に、アメリカでの導入はかなり進んでおり、フォーチュントップ500の企業のうち、実に90%の企業がEAPを導入しているそうです。

 日本でも、最近、メンタルヘルス対策等が注目されていますが、このEAPの動向は注目していきたいと思います。

 なんかこのようなEAPが、必要性に迫られて定着していくというのも、職場実態として問題があるわけで素直に喜べることではありませんね。

 ただ、いまの職場で、社内の人間に、いろいろと相談できるか? というと それもかなり疑問なところがあります。

 単にアメリカ流の、と言うのではなく、日本の事情に合わせたEAPと言うものが、あるような気がします。

 あなたの会社は、いかがでしょうか?
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職場のうつと自殺

2006-02-02 23:23:47 | キャリアコンサルティング
 今日は、午後から、「職場のうつと自殺をなくそう」という題の公開講座に行ってきました。

 主催は、地元の産業カウンセラー協会。講師は、桜美林大学の石丸教授です。150名位参加で会場は一杯でした。参加無料。

 私も、再就職支援の仕事をしていて、やはり、うつ(気味)の方と話すこともあり、是非今日の講座聞きたかったのです。

 石丸氏は精神科医であり、現場の医者の観点からの話であり、非常に参考になりました。

 今日の話の中からちょっとご紹介しますね。

☆10年来、疲れやすさや人間関係などで悩んでいた。試しに抗うつ薬を処方したところ、気持ちがスッキリと晴れてきた。ところが・・・人事異動で課長に昇進し、責任が倍増、就労時間も長くなった。本給はわずかに増えたが、管理職扱いで残業手当がつかなくなったため減収。また、不眠がちになってしまった。

☆うつ病への対処原則の一つとして、退職・離婚などの重大な決断は病後まで延期しよう。まずは回復に努めよう。

☆あるうつ病患者の母親の言葉「会社は他人(ひと)のもの、身体は自分のもの。病気になっても休ませてもくれない会社なのに、それでもこの子は・・・」

☆アメリカ人は「マイ カンパニー(私の会社)」とよく言う。そして、自分の会社が誇りに思えなくなったら辞めてしまう。それは、自分の会社に誇りを持っていたいから。

☆一般従業員だけでなく、いやそれ以上に管理職のメンタルヘルスをいかにするか・・・管理職が苦しんでいる。

 自殺者は5年続けて3万人を越えているそうです。交通事故死者は約8000人だから、自殺で亡くなる方は、交通事故で亡くなる方の約4倍。

 うつ病対策で最も重要なのは・・・”休養”とのことでしたよ。お疲れさま。
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教師力

2006-01-20 22:58:53 | キャリアコンサルティング
 今日は、再就職支援の仕事が終わった後、キャリア関係の勉強会に出席しました。今日の出席者は10人でした。

 その中で、学生のキャリア支援をされている方から、最近の学校事情について話しを聞くことができました。

 その方が依頼を受け、ある学校に行った時のこと。

 その授業中にウォークマンをずっと聞いている生徒がいる。

 そして、先生は注意もしない。イヤ、できない。

 また、ある高校では、学年の3分の1が不登校になっている。学級崩壊から学校崩壊へ。

 教育現場の荒廃はマスコミでもよくとりあげられますが、実際に今の学校には、ちょっとやそっとの取り組みでは、改善しないところがあるようですね。

 先生自身も、事情はあるのかもしれませんが、及び腰のようです。

 そういえば、去年、読売新聞で「教育ルネサンス 教師力」というシリーズがありました。

 その中での記事をちょっとご紹介します。(読売 平成17年12月16日付)

 小学生から高校生までの子供を持つ保護者へ内閣府が「学校と学習塾・予備校のどちらが子供の学力向上に優れているか」を聞いたところ、70.1%が「塾・予備校」と回答。

 また、ある学習塾では、講師間の競争として「模擬授業バトル」がある。ミーティング終了後、2人の講師が10分間ずつ授業を行い、ほかの講師が採点する。

 評価基準は声の大きさや口調、視線の動きに加え、「講師と子供の間で会話のキャッチボールが行われているか」「緊張と息抜きのコントロールが効果的に作り上げられているか」といった10項目。

 講師の順位は担当する児童・生徒のテストの成績などで決まり、給与もこれに呼応する。バトルはあくまで、そのための訓練。

 塾幹部のコメント「本部の講師の努力と緊張感が、学力向上と合格者の増加につながっている」。

 学校の先生も、こうした塾の講師には、生半可では勝てませんね。
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初・就職支援講座

2006-01-11 23:09:12 | キャリアコンサルティング
 今日は、文字通り、シンジ(毎日一つ新しいことをすること)をしましたよ。

 昨晩、遅くまで急遽の資料修正で慌てましたが、就職支援講座を初めて行いました。
 
 時間は、午後1:15から4:30までの約3時間。専門校での講座です。生徒は十数名。私の同僚3名も一緒に行きました。

 2部構成で行いました。久しぶりの話で緊張もしましたが、シンジはいいですね。出来栄えはともかく、やることは経験になりますし、やることによって一歩前進することができます。

 予定外のこともいろいろありました。

☆3時間話していたら、途中から声が嗄れかかってきたこと。用意しておいた1個 の飴は、生徒が咳き込んでいてあげてなくなり、おまけに、昼バタバタして、飲 料を買い忘れたこと。

☆第2部の応募書類について関心が高く、自分自身の場合の書き方について知りた いということで、急遽、個別質問の時間を講座終了後も行ったこと。

☆生徒が、「個別相談」を強く希望し、当初予定した講座の内容を変更したこと。準備した材料も使わずじまいだったこと。

 でもいい経験でした。そして、反省点もはっきりしています。
それは、生徒に話すにあたって、具体例・例示が、できなかったことです。

 日頃、私は、実際に就職面談をしているわけですから、具体例は、いくらでも挙げることができるはずです。

 それができなかったと言うことは、具体例を掴もうという意識が低かったからでしょうか?

 これからは、個別相談にも、その点を意識して、取り組んでいくこととしましょう。

 それにしても今日は眠いです・・・。

 
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7・5・3現象

2006-01-10 22:54:20 | キャリアコンサルティング
 今日は、連休明け。午前中、就職支援セミナーを明日やるので、その準備打ち合わせをしました。

 ところが、昨日作った資料の大幅修正で、大慌て。連休前に確認をしておけばよかったと、後悔しましたが・・・。

 久しぶりの、ワードでの事務作業ですが、すべては経験! 経験! きっといつか、役に立ちます。

 ところで「7・5・3現象」ってご存知ですか? これは、就職後3年目の離職率をいいます。

 中学卒業で7割、高校卒業で5割、大学卒業で3割が3年以内に離職しているといわれます。

 離職・転職自体は、私も2回経験していますが、早期の離職は、キャリアアップにはつながらないし、会社・本人双方にデメリットですよネ。

 しっかりと自分を見極めると同時に、入社に当たっては冷静に企業を見極める、そんな話をセミナーではしたいと思っています。

 明日の準備がまだあるので、今日はここまでとしましょう。

 
 
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「一緒に働きたいな」

2006-01-06 22:42:05 | キャリアコンサルティング
 今日は、来週にせまった就職講座の資料作りに集中です。どうしても、せっぱつまらないと、やらないんですね。

 反省!反省!

 また、今日、ある利用者から、就職決定しました、との連絡が入りました。それ自体、我々、アドバイザーにとってもうれしいことですが、さらに聞いて驚きました。
 
 その方、40代後半の事務希望の方ですが・・・4件応募し、3件面接 そして2件内定をもらい、そのうちの1件に決めたとのことです。

 また、応募したうちの1件は、他の案件との兼ね合いで自ら辞退をされたとのことです。

 これほど効率よく内定をもらう方は、そうそういません。

 再就職支援に携わるものは、日頃、就職状況は厳しいですよ、積極的にいかないと・・・年齢の壁は高いですよ・・・と尻をたたく?傾向がありがちですが。

 内定をもらう人の中には、複数社から簡単に?もらってしまう人もいるんですよね。

 その人のスキル・能力等ももちろんあるでしょうが・・・私がその人と面談していて感じたのは、「一緒に働きたいな」「うちの会社にほしいな」と思わせる雰囲気をお持ちの方でした。

 でも、これって、言葉にはしにくいですね・・・。

 それから、話は変わって、今年の目標の一つ、シンジ(毎日一つ新しいことをすること)についてですが・・・2つのことに気づきました。

 一つは、帰りの電車に乗りながら、「今日は新しいこと何やったかな?アレ、特にやってないな。じゃあ、これから何をしようか?」と考えているようじゃ、ダメだな、ということです。

 どこかのCMではありませんが、シンジは「計画的に」です。思いつきでは、やれません。

 それから、大雑把ではなく、ちょっとしたことでも「具体的」にやらないと、そうそう新しいことはできないんですね。

 今日のシンジは、「シンジについて考えたこと」とすることにしましょう!
 
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