すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

紗の訪問着の仕上げ作業

2013-06-06 22:10:07 | 友禅

皆さんこんにちは

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら でございます。

東北の小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー!

 

さて、工房では淡々と作業が進んでおります。

制作中の紗の訪問着ですが、引き染めも洗浄も終わり、

淡々と、ちまちまと、現在仕上げを行っております。

ほんのちょこっと箔を使ってお化粧します。

箔を使っているのか使っていないのか、何となく感じさせる程度の使い加減で使用します。

いわゆる そう、あれですナチュラルメイク!たぶん!

ってな訳で、まずは

銀箔の砂子を少~し、パラパラと蒔きます

_dsc2791

本当にちょっとしたアクセントですから

蒔きすぎないように注意しながら蒔きます。

 

砂子の次は切り箔を蒔きます。

五厘角に切られた金箔ですよ切金(きりがね)とも呼んだりしますね

まずは厚めに糊を塗ったところに箔を置きます

_dsc2779

そこに、この様に筆でパラパラ蒔きます 。

これも今回は本当にちょこっとだけ、慎重に蒔きます。

 

変な位置に飛んだ箔をちょいちょい修正します

2790

 

箔を蒔いたら

余分な糊を紙で吸い取ります。

_dsc2790

やさしく、丁寧に素早く、スピード勝負です。

しゃっ、しゃっ、と何度も紙をあてて糊を取ります

_dsc2783

綺麗に仕上がりそうです。

 

ところで先月、私は子供の運動会の日の朝に強かに首を寝違えまして

悪夢を見て起き掛けに首でブリッジをする体制になって

「メリッ。」って言ったんですね、首が!

もうね、とんでもない激痛で運動会観に行ったんですけど

まともに動けないし、

当日は腰の塩梅もイマイチだったもんですから

棒のように曲がらない体のまま観戦したんですが、

ロボットみたいなのが校庭の端っこでうごめいているわけですよ

一応カメラ持って・・・

 

とにかく痛みに耐えながらだから心ここに在らずで

子供には気遣われるで

お父さんとしてのダメさフルスイングだったんですけど

あれからもう三週間も経とうというのにまだ痛いです。

寝返り打てないくらい痛い

これたぶん寝違えたんじゃなくて捻挫だと思う。

 

ちなみに

その時見てた夢はミクロの世界に迷い込んだ私がアリの大群と戦う夢でした。

私は砂糖を守る係り。

 

 

 

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