1日に朝と夜に見た月と、早く沈む木星

　　　今朝はいつものように寝坊したものの、月が遅くまで朝残るようになっていたので余裕でお月様に会えた。

　　　　　

　　　　　地上の枯れ木が、僕たちの手の中に降りておいで～と手招きする中に、静かに降りていくように見えたお月様だ。ついでに、昨夜の月を隣に再登場させてみると、欠けているところが、グルッと東空から西空へと白道（月の通り道）を移動する内に、欠けた部分が右上だったのが、欠け方を大きくしながら右下になって降りて来たことが分かるだろう。月の欠け方は、刻々と変化する。

　　　そして、今日の夕方は、昨夕に見損なった木星と土星ペアがどの位離れたかを見るために、いつもの西に開けた駐車場へ急いでみた。

　　　でも、残念！　すでに土星は見えなくて、木星しか見えなかった。しかも、もうこんなに地平に近い所にいた。

　　　　

　　　思ったより木星も明るくみえていないが、2021の最初の2から上に見ていくと、こんもりした木が少し凹んだ所の上に小さくポツンと天になって見えていた。土星はきっと木の中に入ってしまった後だったようだ。

　　　そして、月は上る時間がどんどん遅くなって、今日は20：46。その上、いつの間にか雲がでていたようで、最初はまったくどこにいるかも分からず、2回目に見に出た時に、優しげなこんな顔で、もう電線の上にでて私を待っていてくれた。

　　　　　　

　　　　　これから数日は、夜に東空に昇ってきた月をみて、翌朝にその月が沈む前と2回のお月見が楽しめる時期となる。さあ、明朝にも会えるかな？

　　　　　今日は、箱根駅伝を見たり、買い物にちょっと出たり、本を読んだりして過したが、いいことが1つあった。ひとつ前のブログに書いたのだが、ずっとこのブログで見て下さ～～～い！とお薦めしてきたyoutube で無料公開されていた「日本と原発　4年後」の再生回数が15万に今一歩！というところまで来ていたのだ。1人でも多くの人に、福島原発事故の裁判のために映画を作った河合弁護士が監督となって作った映画シリーズを見てほしい！　そう願っている私としては、この1年で1万から急激に視聴回数が増えたことに勇気をもらった。国民全員に「日本と原発・4年後」と「日本と再生」は見てほしいと思っている。

　　　　＊音楽は、あの一時大騒ぎになった佐村河内守のゴーストライター・新垣隆氏。

　　　　2本を見ることで、日本のエネルギー政策をこれからどうすべきか。どこに原発は問題があるのかを、しっかり日本国民は真剣に考える機会を持ってほしい！

　　　　今年は2021年、震災から10年の年なのに、10年も経っていまだに増え続ける放射能の汚染水の問題の解決もできていないばかりか、「福島第1原発の2号機と3号機で、原子炉格納容器の真上にあるふたのような部分が極めて高濃度に汚染されていることが判明した」という（ココから）。容易に近づくことができないほどの高濃度で、規制委は「極めて深刻」で廃炉工程が見直しを迫られる可能性もあると言っているようだ。なぜ、このニュースは大きく報道されないのか？？？

　　　　福島原発の問題は「アンダーコントロール」とまだ爆発現場にも立ち入ることが十分できない段階で口からでまかせをいい誘致した東京オリンピックは、去年開催延期となったが、嘘を言って誘致した「スポーツの祭典」は、今年本当に「復興五輪」に相応しい実現を見せることができるのか？？？

　　　　正直言って、去年の開催中にに多くの観光客がいる中で、東京都がたった220件のＰＣＲ検査能力しかないという状況でコロナ感染症が大きく広がり、病院がパニックになるような事態が避けられただけでも、不幸中の幸いだったと私は思っている。感染症の準備がこんなにも貧弱で酷い状態だった中で、かえって予算を削ったりしながら、観光客を世界から集めることに躍起となって動いていた政権。

　　　　

　　　　ちょっと見づらいが、表をクリックしてもらうとオリジナルが見られる。去年の1月は、中国からだけで90万人を超える人が訪日し、世界からは1月で266万人、制限がかかり始めた2月でも100万人以上の外国客が訪日していた！　

　　　　東京オリンピックでは、「2020年の訪日外国人観光客数は3600万人になると予想されています。観光局が発表した2018年度の訪日外国人数は約3200万人となっており更なる外国人観光客の増加が期待されていた」（ココから）というのだから、観光客が集中したであろうオリンピック開催期間にパンデミックが起きていたら・・・と思うと、私は冷汗がでるような驚愕の思いになったのですが、あなたはどう思いますか？　

　　　　そして、今年のオリンピック開催について、あなたは安全にできると確信を持って言えますか？？？？

　　　　お月様、どうか私たちが、福島原発事故でも最悪の事態を免れたのは、原発サイトで必死に頑張ってくれた人々や、様々な偶然の奇跡のお陰だったという事実。そして、コロナウィルスの犠牲が他国に比べてこんな準備が不十分な状況でも、これだけの犠牲で済んでいることも、医療関係者の方達の命をかけた努力と献身、そして私たちの小さな努力の積み重ね、そして偶然の奇跡によっているという事実を、多くの人がしっかり認識できるようにして下さい。

　　　　原発もコロナウィルスも、人々が決して甘く見たりしないように、海の波までも引き起こす想像を超えるあなたの強い月の力で、真実を常に人々の目に見えるように明らかに照らし出して下さい！！！

　　　　そして、私たちが、どうか真実の上にしっかり対策をたてて、無事にこの難局を世界の人が力を合わせて乗り切れるように、どうぞ力を貸して下さい！！！！

 

　　　　　　

　

必見！youtubeで無料公開の映画「日本と原発・4年後」（ あと少しで、15万アクセス！！！）

　　　あの東日本大震災から10年。このブログでずっと紹介を続けて来ながら、なかなかアクセス数が伸び悩んでいた映画「日本と原発・4年後」が、今日覗いてみたら、あと少しで15万回視聴に届きそうです！！！！皆さんはもうご覧になりましたか？　是非、見て下さい。下の画像クリックでも見られます。

　　　　　　

　　　　　　そして、もうこのブログで、ご紹介したと思いますが、原発が絶望的なエネルギー発電だとしたら、それに変るべき再生可能エネルギーの将来について、今度は「日本と再生　光と風のギガワット」もご覧下さい。勿論、こちらもyoutubeで無料公開になっています。こちらが公開されたのは去年の6月なので、勿体ないことにまだ5000回視聴を超えたところ。是非、拡散して広げて下さい。

　　　　　　　

　　　　　　上の画像をクリックしても、映画のサイトに行けます。