Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

身内だからこそきっぱり「辛い」と伝える

2024-03-25 13:24:34 | 日記・エッセイ・コラム
私が前職を解雇されたのは2020年の秋のこと。収入を得られなくなくなることを考えると大変ショックでした。
その年はコロナ1年目であり、マスク着用、不要な外出禁止など、今までになかったくらいの年でした。でも、コロナ騒ぎがなかったとしても、どっちみち体力的にも精神的にも仕事は続かなかったかもしれません。
別に仕事自体は充実していたし、人間関係も悪くなかったし、職場がどうのこうのではありません。たしかに私にとっては1日6時間の勤務時間はちょっぴりきつかったかもしれませんが。しかし問題なのは休日にこそありました。
5日間の勤務が終わり、ほっとできるはずの土曜日。午後、毎週のように学校帰りの「漢検ブラザーズ」がやって来ては、自宅のダイニングで遅めの食事。時には妹や彼女の旦那さんまでやって来て、家の中は賑やかに。「漢検ブラザーズ」の学生時代や成長する姿は今しか見られないからと、ほぼ毎週来ても断ったりはしませんでした。でも、お休みの日くらいは静かにしたいのが本音でした。
日曜日もまた、母がとあるプライベートのことで毎週愚痴をこぼし続けました。他人にはなかなか言えないことであり母も辛いだろうし、自分では少々きついと思いながらも愚痴を聞いてあげました。
そしてその年7月の終わり頃、急に声が出にくくなりました。上司も私もきっと風邪だろうと思っていました。ところが数日後に病院へ行ったら急に脚が震えだし、声も出なくなりました。普通に歩けなかったので、病院の車椅子を借りて診察室へと向かいました。その翌日から4か月ほど休職し、復職できないまま退職しました。母や妹家族のことで相当なストレスとなり、土曜日や日曜日に十分に休息できなかったのだと思います。
今思うと、その時に私も辛かったことをはっきり伝えれば良かったと思います。休職してからは精神的にヘトヘトでしたし、私の調子が悪いからと妹家族には直接自宅に来ないように母は伝えていたようです。また、母の愚痴も前よりは少なくなりました。
身内だからと我慢したり辛いことも聞いたりするのは、自分のためにも良くないと思います。ずっと言いなりになっていたら、私のように精神的に追い詰められてしまいます。長い時間一緒にいるからこそ、辛いなら辛いとはっきり言った方がいいかと思います。
今でも母の愚痴が長そうになると「ごめんね、そこまで」と、こちらから断るようにしています。ずっと聞いていたらこちらがおかしくなりますから。母もこちらの気持ちを察するようになったようです。

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