Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

情報関連の新書2選

2019-05-26 14:14:55 | 本-その他
最近、Kindle本『(169)情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)』と『調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意 (SB新書)』を読みました。この2冊は正反対に思えますが、両方とも情報をどう上手く活用するかについて書かれています。

『情報だけ武器にしろ。』は「ホリエモン」こと堀江貴文氏によって書かれていますが、今回の著書は「当たり」でした。
自分と正反対の考えや情報に触れるのも時には必要かもしれません。たしかに100%同じ考えの人はいないわけですし、そういうのを読むことで「こんな意見もあるんだ」と刺激になりそうです。
好きなことをとことんやれば仕事になることも嘘ではなさそうです。母は私が好きな英語や漢字は単なる趣味でもいいのではと思っているようですが、私としてはそれで生活していくことは諦めていません。
ただ、高校や大学の勉強は無駄じゃないと思います。基礎学力がないとまともな社会人としてやってはいけないでしょうね。もっと真面目に勉強しておけば良かったと、学校を卒業してから後悔しています。

『調べる技術 書く技術』は佐藤優氏によるものですが、やはり今回も良書でした。しかし、多くのビジネス雑誌で彼の連載を目にしますし、著書も数え切れないくらいありますし、いつインプットに時間を割いているのでしょう…?
堀江氏とは反対に、彼は学校の勉強を復習することを勧めています。教科書はなかなか手に入れませんが、アプリやサイトなどスマホやタブレットで手軽に学習ができますものね。
SNSを全く使わないことは今更無理ですが、「即レス」に縛られないことが大切ですね。

2冊に共通して言えることは、ただ単にネットを見たり本を読んだりするだけではダメなこと。「情報メタボ」になるのではなく、その情報について自分で考えて意見を述べるのが大切であること。それと正しい情報と間違った情報(特にネットのデマ情報)をどう峻別するかが鍵ですね。
それから情報の使い方によっては貧富の差が分かれるということ。やはりそれを上手に使っている人ほど豊かな生活を送っていることが多いのですね。

(169)情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)
堀江 貴文
ポプラ社


調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意 (SB新書)
佐藤 優
SBクリエイティブ

ほぼ毎晩開いている本の箇所

2019-05-15 20:50:57 | 本-その他
Kindle本『イライラしたときに冷静になる方法 (扶桑社文庫)』にこんな箇所があります。

「イヤなことが多すぎる」とグチを言っても、何も変わりません。「私は悪くないのに……」と不満を並べても、誰も助けてはくれません。
あなたの人生を明るくするのは、あなた自信です。
あなたが考え方を変えて、心にプラスのエネルギーをためていくことで、人生は今よりずっと楽しいものになります。


嫌なことがあったりイライラしたりする日は、寝る前この箇所を開いています。そんなことがあっても自分ではどうすることもできないことが多いし、結局は自分の心を変えるしかありません。
他の頁に書かれていましたが、他人を不快にする人って後々成功しない場合が多いのですって。だからそんな人のためにイライラするだけ損ですよね。それよりも自分の好きなことに時間を作るのがずっといいに決まっているし、楽しいと思えることが精神的にも健康的な毎日に繋がると思います。
…とは言っても、心を変えるのはそうそう簡単なことではありません。少しずつでもいいから、マイナスをプラスの方向へ変えていきたいですね。

イライラしたときに冷静になる方法 (扶桑社文庫)
植西 聰
扶桑社

人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力

2019-05-13 21:12:12 | 本-その他
図書館から借りた『人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力』を読了。
買い物は1人で済ませる方が気楽だと思っているし、「SNS中毒」ではないし、本書は読まなくてもいいかなと思っていました。でも実際はそうでもありませんでした。人の目を気にするなど、案外頷ける箇所もありました。
ついつい人の意見に流されがちだけれど、結局最後は自分で決めなければならない。それに人に振り回される人生なんてむなしいし、つまらないだけですよね。
第5章は「読書」とあり、孤独とどういう関係があるのかと不思議でした。でも読書をすると語彙力が増えてコミュニケーション力がアップするし知識が広まるということです。

最後の方にこんなことが書いてありました。

「友達ができなくても、あなたはすばらしい人」
「友達が少なくても、その人を大切にすればいい」
「友達の数は人間としての価値にはまったく関係ない」


それらの文章を読んだ時、何だかうるっと来てしまいました。元々友だちは多い方ではなかったし、自分には魅力がないのかと卑下していました。それに最近はSNSで友だちやフォロワーの数を競っている人が多いけれど、少ないからってどうってことはないのですね。表面だけの友だちよりも何でも話せる友だちの方が余程大切です。

本書を読み終えると、何度も読み返したくなってすぐにKindle版を購入しました。読み直すと「ハイライト」の箇所がかなり多くなりそうです。

人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力
午堂 登紀雄
日本実業出版社

オランダ公共図書館の挑戦

2019-05-12 15:28:43 | 本-その他
図書館から借りた『オランダ公共図書館の挑戦: サービスを有料にするのはなぜか?』を読了。
日本では公共の図書館は原則無料ですが、オランダでは本の貸し借りが有料(館内での閲覧は無料)。ただし子どもは無料ですし、低所得者は低料金で利用ができるそうです。その分プログラムの実施など、サービスを充実させています。
オランダでも本を読まなくなった子どもが増えているそうで、図書館でもいろいろ工夫しているようです。CDやDVDは勿論、TVゲームまで扱っているのは意外です。
基本的には館内でのお喋りは自由ですし、カフェが併設されているところも少なくありません。図書館が「憩いの場」としての役目を果たしているのですね。勿論、勉強などに集中したい人向けに静かな空間もあるようです。
本書を読む限り、図書館ってその国の文化を表しているようですね。海外へ行く時は、図書館巡りもいいかもしれません。

オランダ公共図書館の挑戦: サービスを有料にするのはなぜか?
吉田 右子
新評論

友だち幻想

2019-05-11 11:08:45 | 本-その他
先日、海老名にある「TSUTAYA図書館」へ行ってきました。
GW明けだからかそれ程混んではいなくて、席も余裕で座れました。
図書館にはスターバックスが併設されていて、ラテを飲みながらこの本を読んでいました↓

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)
菅野 仁
筑摩書房


この本ですが何だか話題らしくて、地元の図書館では3桁待ち。量は多くなくて、1時間半くらいで読めたかと思います。
「繋がっていないと不安…」という特に女子中高生の気持ち、分かる気がします。10年くらい前の本ですけれども、LINEなどで簡単に繋がってしまう今だからこそそういう気持ちを持っている人が多いし、古臭さを感じません。若い人に限らず、大人でも同じことが言えるのではないでしょうか?
「個性を大切にしよう」と言われている割には特技などを押し潰す金太郎飴のような教育は続いているし、外見などちょっとでも違うといじめられる場合も。公立高校の校則は比較的自由ですけれども、似たような着崩し方に短いスカート丈の女の子ばかりです。
「みんな違って当たり前」と心の中では思っていても、「友だち」ばかりを意識して周りに合わせてしまう。私としては個性的な方が楽しいとは思うんですけれどね。

TSUTAYA図書館の話に戻しますけれど、飲み物を飲みながら長時間ゆったり過ごせるのがいいのですよね。1日居ても文句は言われませんし。近くのショッピングモール内のカフェでは隣の本屋さんの本の持ち込みは可能ですが、あまりにも長居するのはためらってしまいます。いつか読書好きな中学3年生の姪を連れて行きたいです。

キャッシュレス覇権戦争

2019-05-08 21:28:15 | 本-その他
図書館から借りた『キャッシュレス覇権戦争 (NHK出版新書 574)』を読了。
「LINE Pay」とか「PayPay」などスマホ決済が話題になっていますが、本書ではクレジットカードをはじめ、キャッシュレスについて触れています。
スマホ決済の種類は勿論、クレジットカードの簡単な歴史まで書かれていて、本書は予想以上に内容が濃かったです。
後半では個人情報の流出や一人一人の点数化など、ちょっと怖い内容が。日本でキャッシュレスが進まない理由の1つがやはりセキュリティですけれども、ある程度はしかたない部分も。実際に私もディスカウントストア「ドン・キホーテ」の電子マネー「majica」を使っていますが、限定クーポンが使えたりポイントが付いたりお得には変わりありません。さらにはmajicaアプリを開くと購入履歴がずらっと出てくるのですが、きっとその情報がいろいろなところに使われているのでしょう。それを便利と見るか情報流出と見るかですよね…。
スマホ決済については使おうか検討中です。自宅近くではスマホ決済ができるところがけっこう多いのです。ただ、どのサービスがいいのか迷うところですし、やはり必要以上に使ってしまうのが心配。しばらくは様子を見てみます。

キャッシュレス覇権戦争 (NHK出版新書 574)
岩田 昭男
NHK出版

日本語はなぜ美しいのか

2019-05-06 07:06:17 | 本-言語関連
図書館から借りた『日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)』を読了。
日本語の美しさを強調するよりも、「英語早期教育反対論」の方が全面に出されてしまっています。ちょっとその辺が期待外れだったのですが、その気持ちも分からないことはありません。赤ちゃんの頃に英語のCDをばかり聞かせていたら、2歳頃になっても肝心の日本語が話せないという信じがたい話が出てきます。それが本当にしろ嘘にしろ、もう少し母国語である日本語を大切にしてほしいと。母国語を疎かにしていたら、外国語だってきちんと習得するのは難しいと思います。

日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)
黒川 伊保子
集英社

令和元年5月1日

2019-05-01 21:08:58 | 日記・エッセイ・コラム
皆さん明けまして…、いやいや新元号おめでとうございます。
平成とは違い、明るい感じの改元となりました。渋谷や銀座などでのカウントダウンの様子をTVで見ましたが、まるで年明けのようですね。自宅近くの某スーパーで紅白まんじゅうを貰ってきましたが、お店によっては初売りもやっているそうです。
新天皇のご挨拶は、母と一緒に生放送で見ました。ああいう儀式はなかなか見ることのできないものですから貴重ですよね。
午後3時頃、先月15歳を迎えた姪が顔を出しに来ました。例年よりも長いゴールデンウィークを満喫中だと思っていたら、「連休、長すぎる…」ですって。姪にとっては友達と会ったり部活(家庭科部と卓球部)に専念したりと、学校の方が楽しいみたい。
それでは、令和に入っても、本ブログをこれからもよろしくお願いします。