６０代からの仕事は「心身のメンテナンス」

６０歳代もついに後半に入り、両方の親を見送り、子供もそれぞれ家庭を持ち、私なりにボランティアも精一杯やり、人としてやらなくてはならない事は大体終わりました。まだ「おばあちゃん業」が残ってはいるものの、これからは「元気でいることが何よりも大切」という年齢になりました。

若いころはそんな必要を考えた事もなかったのですが、アチコチがガタついてくると自分自身の「心身のメンテナンスが一番大切な仕事」だと思わざるをえません。そもそも人間は「動物」なのだから常に動いているのが当たり前で、じっとしてばかりいるのは不自然なのだと今更ながら気が付きました。体を動かすように作られているのですから、動かさないと体調が悪くなるのは当たり前でした。

そう自覚して私なりに出来るだけ体を動かす暮らしをしようと思っています。体だけではなく精神も鍛えなくてはとも思います。かってまるで将棋倒しのようにいろいろな事件が息つく暇なく続いて起きた時、最後には自分自身もストレスで体調を崩してしまったことがあったからです。

手足は使わなくてドンドン衰えていくだけでなく、アタマも使わなくてはさび付きますから新しいデジタル機器を恐れまいと思います。感性も磨かなくては鈍りますからバラを育てたり、孫たちと接する事でもっと豊かにしたいと思います。

散歩と筋トレは余程の用がない限りは毎日やっていますが、ストレッチはここしばらくサボっていました。元々運動が嫌いなので貴重な日中の時間を使うのはもったいなくて続きませんでした。やっぱり日中は好きに過ごしたいと思うので、これからの季節、ストレッチは朝起きたらすぐに布団の上でやろうと思います。これが習慣になればきっと寒くなっても暖房をつけてでもやろうとするでしょうから。

「心」のほうはしばらく遠ざかっていた「文学」の世界を取り戻そうと思っています。パソコンに夢中になって以来私は「ハウツーもの」ばかり読んできたからです。

 

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