暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

タイマーは私の尊厳を守るための必需品

2020年12月29日 05時46分32秒 | 暮し

この年末のあわただしい時期に急ぎの用を頼まれた。私にしか出来ない事だったので仕方がないのだけれど、どこかで納得できない気分でイライラ。

だからどんなに忙しくても、ほんの数十分でもいいから私はやりたかったことを実行しようと思う。ただ人の都合に合わせてにいいように使われないためにね。自分の尊厳を守るためには必要な事だと気が付いたから。

だから朝食の支度が出来た時点でまた二階にもどり、タイマーを付けてパソコンの前に座っている。

やりたい事もやらなくては欲求不満がたまるだけだから、時間をうまく使おうと思うのです。

人にいいように便利に使われてしまうのってある意味それだけのゆとりがあるから出来る事で、それは心が広く豊かな事だとも思います。だからそれを全部否定して自分の好きな事だけやって生きるのは人間として醜い生き方かもしれないとも思うのです。

だからタイマーは私にとっての必需品なのです。


片付けは数分で終わり、作った物は何年も使える

2020年12月26日 19時21分59秒 | 思う事

今でこそ偉そうに片付かないと気分が悪いなんて書いている私ですが、元々は「散らかし屋」です。主婦には大まかに言うと「管理型の掃除上手タイプ」と「物作り型の料理上手タイプ」二通りのタイプがいますが、私は完全に後者タイプでした。

でも、夫は完璧な前者タイプなので私が何を作っても褒めず、ただ何かを作ったために材料や道具が散らかっている事を叱るばかり・・・・。

この夏はコロナのせいでエアコンの聞いた室内でせっせとマスクやコットンのパンツ作りに励んでいましたが、道具や材料が少なくてコンパクトにまとまる編み物とは違って洋裁は細々した道具がいろいろ必要で嵩張るし、散らかり易いのが難点です。

夫のような人から見るときっと散らからない編み物の方が好ましいのだろうなあとは思うものの、本を見ながらお手本通りに作る編み物よりも、自由にデザインできるソーイングの方が私の好みに合っています。そして、ミシンを使うソーイングは編み物とは比べ物にならない程短時間でできるし、仕上がった物は何倍も長持ちするし、お手入れも簡単という物が多いと思います。

また、物を作っている時点では片付けの何十倍も時間や手間を必要としますが、きちんと作られた物ならば、物によっては十年を超えて使える物もあります。その反面、片付けは普段から要領のいいやり方を身に付けておけば、ほんの数分で終わってしまいます。

現代の日本ではその手間を人件費の安い海外生産に頼っているので、国内には本当に使い易いミシンも、服に出来る上質の布ももうほとんど売っていません。

 


単身赴任生活が作った深い溝

2020年12月26日 11時13分53秒 | 暮し

我ながらいつの間にこんなに神経質になってしまったのかと呆れるほど、部屋が視覚的にゴチャつくとイライラするようになりました。これは多分自分のいる空間が散らかっていると怒り出す夫の影響だろうと思います。

ここ数日寝室を自室から和室に替えたせいで部屋中に物が溢れ、ゴチャつく物の存在や雑多な色の氾濫に我慢ならなくなっていました。そもそもの原因はミシンなどのソーイング道具を自室に戻さず、思い立ったらすぐに何でもこの春までの自室になる快適な和室でやれるようにしておきたいと思ったせいです。そしてこれらをどんな風にどこに置けば一番スッキリ見えて且つ使い易いかなと考えていました。

でも、自分の作業に必要な事とその片付け方をよ~く考えながら毎日少しずつ作業してきて、やっと部屋の中が落ち着いてきました。これであまり時間を掛けなくても「作る事」と「片付ける事」の両立が可能な部屋になってきたはずだと思います。

年末にこんな事をやるのは本当に結婚以来初めての事ですが、これもコロナのお陰でしょうね。(笑)

2か所の押入れの使い方を夫と相談して自室の方は今は私の寝具が入っていないのと夫の寝室から近いので彼の季節外の寝具を入れる場所とし、今寝室に使っている和室の押入れを私の季節外も含めた全寝具を入れる場所としました。

今使わない寝具には古いシーツを掛けてカバーしたので押入れを開けた時にゴチャついた中身が隠されてスッキリ見えるようになりました。

これまでは、こんな些細な事でもいつも夫がこちらに相談なくいろいろな事を勝手に決めてしまって、私には事後報告ばかり。そのやりかたや分類の仕方などが理解できず、いちいちイライラしていました。

これは生活全般にわたっていて、現役時代に13年間単身赴任をした時の習慣(=すべて自分で決める)をいまだに引きずっている夫とはなかなか埋まらない深い溝を形成してしまっています。

今更ながら長すぎた単身赴任生活を悲しく思い出します。

 

 


年末にしてはのんびりな日々

2020年12月24日 15時20分43秒 | 暮し

昨日は大まかにお引越しをしただけでタイムオーバーとなり、まだ部屋はゴチャゴチャして落ち着きません。

和室なので布団を敷いて寝る時に枕元に置きたい物があれこれあります。例えば懐中電灯、眼鏡ケース、目覚まし時計などですが、これらをまとめてプラトレーに入れて寝る時だけ出すようにしたいのですが、その中にはコード付きの物もあるのでその配線がゴチャついてイライラ・・・。色も白黒あって視覚的にますますウルサくて、早くこれを何とかしなくては落ち着きません。

とりあえずは押入れに仕舞える物は片っ端から放り込んで「見ぬもの清し」状態にしてから押入れの中も少しずつきちんとしていこうと思っています。

大掃除的な事は秋にやってしまったので、こんなのんびりムードでいられるのですが、今年はコロナ禍のお陰で娘たちの帰省が出来ず、お正月らしいことはほとんどしないでいいというのが大きいです。

ウフフ・・・コロナも悪いことばっかりでもないですね。


クリスマスイブの思わぬ伏兵

2020年12月24日 10時59分45秒 | 暮し

今日はクリスマスイブ、うちは仏教徒だし、もう子育てはとっくの昔に終わって孫たちも大きくなったので、やっと特に何もしなくてよいという年代になったわ、ア~ラクチン♪なんて思っていたのです。

が、

私には大きな誤算がありました。確かに子育て、孫の守りは終わったのですがここに予期せぬ伏兵が・・・・

夫です

彼は私が親族の面倒を見るのに忙しい時は協力しつつ黙っていましたが、すべての用が終わって、さ~あ、やっといろいろなしがらみから解放されて自由になれたぞ、エイ、エイ、オー!!という気分の私に対して、盛んに自分をアピールするようになったのです。

以前、孫たちを連れて動物園に行った時の事です。一羽のクジャクの雄が雌に対してまるで囲い込むように美しい羽根を広げていたのです。そしてその羽を小刻みに震わせて、まるで「僕の羽って素晴らしいでしょう~、他を見ちゃだめだよ~、かっこいい僕だけを見て~」と言っているみたいな様子が可笑しくてたまりませんでした。檻の外の観客の事なんて全く目に入らぬという熱心さで、そのひたむきで可愛いげのある男心のアピールは私の女心にぐっときました。

あと数日で夫は80歳のお誕生日を迎えます。こんな年になってもまだ、彼は男の可愛げを失わないでいるところが私は好きです。私も自分の残された時間を計算して楽しく生きていこうと思う反面、夫の気持ちも大切にしてあげなくては・・・と思っています。もうお互いしかいない年代なのですからね。

というわけで、イベント大好きな夫のためにちょっとだけクリスマス気分を味わえるよう、台所に立って何か作ろうと思っているところです。