暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

冬の暮らしを楽しむ工夫

2020年11月30日 15時30分15秒 | 暮し

今朝の室温は5度。いよいよ寒くなってきました。もうエアコンがなく東北向きの窓しかない自室では長時間過ごすことが出来なくなりそうです。

今年は夏が遅かったので当然9月もずっと残暑が続くと思っていたのに意外や意外、9月になるとストンと涼しくなって驚きました。でも、また暑さがぶり返すと思っていましたが、そのまんま順調に涼しくなってしまったので結局和室から自室へのお引越しは秋分の日近くになってしまいました。

それからは私にとって2年ぶりの麗しい11月を心ゆくまで味わってきましたが、それももう今日で終わりでしょうか。明日には自室から和室へのお引越しするかなあと思っています。もう家の中でこの部屋が一番快適だと思える時期になりました。

今日は自室の押入れからはセーターや厚手のパジャマ、下着を出しました。それからこれから寝室になる和室にホットカーペットも敷きました。

朝起きた時、LDKの室温が10度を下回るようになったら暖房を入れるのが我が家の冬の暮らしなのですが、今朝は5度でしたから早速5時から暖房を入れ、夫がテレビを見終わる7時半ごろに切りました。

18・5畳のLDKを3時間半温めるにはかなりの電気代を使うと思うので、これまでの「フリーデー」では食後の片付けが終わるとすぐパソコンをしながら筋トレをしていましたが、これからはもっと効率よくこの時間を使おうと思います。

「フリーデー」には暖房が入ったLDK内での作業、片付けとか台所でお惣菜を作る時間に当てるのがいいかなと思います。「家事デー」は朝食後からすぐLDKから出て掃除の続きに取り掛かり、クルクル動き回っているので寒さは感じませんし、寒ければたくさん着込めば済むことです。

筋トレが完全に習慣化してきて、辛いトレーニングタイムではなく、お茶やスイーツをつまみ、ビデオを見ながら無意識のうちに重りの付いた足を上げ下げできるようになりました。今は完全なる「お愉しみタイム」なので、時間さえあればいつでも喜んで始められますから、時には午後一番暖かい2階の和室でやるのもいいかなと思っています。そして貴重な日中は主に体を動かす時間として、パソコンや読書は早朝と夜はぬくぬくお布団の中、ということにしようと思います。

日中と朝夜にする事をきっちり分けようと思うのは冬の暮らしには安からぬ電気代がかかるからです。一日の時間を上手に使ってやるべき事もやりたい事も両方をやって冬の暮らしも楽しもうと思っています。


努力の果実を味わう暮らし

2020年11月26日 09時31分14秒 | 暮し

11月11日に隣町の中心部に行く必要があってコロナ対策をしっかりして出かけたのですが、今日であれから2週間、体調に変化はなくホッとしています。

コロナの前は月に一度の「専業主婦の有給休暇」として隣町の中心部に出かけるのを楽しみにしていたのですが。

実を言うと隣町に住んでいた頃は月に一度なんて出かけられませんでした。37年間も住んだ団地には知人が多くなり過ぎていました。だから街に出るバス停に立っていると近所の人や知人が「どちらにお出かけ?」と声を掛けてくるのです。そこに立っているという事は街に出かけるためと分かっているだろうが、と思うのにいちいち詮索されるのがとても嫌でした。

この家に引っ越して来て、それまでの知人たちともだんだん疎遠になり私の行動をいちいち詮索する人はいなくなって本当にせいせいしました。

だから時々隣町で会う元の家での友人たちには堂々と「夫が許可してくれるので月に一度は街に遊びに来ているのよ」と打ち明けました。それを聞いた友人たちは内心ちょっとびっくりしたはずです。だって街に出るという事はお買い物したり食事したりといったちょっとお金がかかる楽しみを味わっている事を意味し、年金暮らしになってから家という大きな買い物をした上に、まだ街で遊べるゆとりがあることを知ったのですからからね。

そもそも元の住まいより少し田舎に中古の家を買って引っ越しました、なんていうと「都落ち」っていうイメージを持たれていると思いますが、好奇心から我が家に遊びに来た友人達は高級感あふれる団地の佇まいにびっくりし、想像した以上にいい家や広い庭に嫉妬したようでした。

でも、人がどう思おうと、私は長年慎ましく暮らしてきたのですから、晩年にはその努力の果実を味わう暮らしが出来るのは当然だと内心思っています。そして、そのおかげで街に出てもそう派手なお買い物なんかしなくても十分に満足出来ます。というか、貧乏性がすっかり身に付いてしまってデパートに並ぶ高級品は見て楽しんで目を肥やすだけにして、品物が豊富な街で安くて上質な物をみつける「鼻がきく」ようになってきました。ただせっかく交通費を掛けて出かけてきたのだから、とちょっと買い過ぎになるという難点がありますが。(~~;


麗しい11月

2020年11月24日 20時37分49秒 | 暮し

考えてみれば私は去年、一昨年と、2年続けて「麗しい11月」を楽しめない暮らしをせざるを得ませんでした。何と2年続けて11月に心臓の手術をして入院していたからです。

だから今年の11月の麗しさは心に沁み込んでいます。例年に比べてとても暖かで庭で過ごすのが本当に楽しいです。

それと共にもっと庭での暮らしを楽しもうと思って、折り畳み椅子を出して小さなティーカップにお茶を淹れバラの本を眺めながらのティータイムを楽しみました。時々空を見上げたり、椅子を移動させて新しい角度から見る庭を楽しんだりしました。

コロナのお陰で人との交流は出来ませんが、家の中にいてもいくらでも楽しみは見つけられます。家に籠っている間にソーイングの進んだし、お掃除やお片付けにも精出しました。

それでも時々、ああ、早く元の生活に戻りたいなあと思います。月に一度図書館で本を借りた帰りにいつもちょっとだけ立ち寄る「焼き立てパンのお店」に行く楽しみ。店の2階で出来立てのパンをほおばりながら借りてきたばかりの本を読んだり、薪ストーブの中の炎を眺めたり、ちょっと大きめのBGMに耳を傾けつつ階下から立ち上るパンを焼くいい香りを楽しんだりしていた頃が懐かしいのです


菊を育てる雨が降る

2020年11月22日 19時39分04秒 | 暮し

昨日は一日休みなく作業したら夕食を作るのも嫌になったぐらい疲れました。それをうっかり夫に訴えると、露骨に嫌な顔をされました。女の愚痴が大嫌いなのですが、自分だってこれまでさんざん言ってきたはずなのに、なんて冷たい人だろうとガッカリしました。ますます気分が落ち込んで寝たら、夜中に強い動悸がしてびっくりしました。そのうち膝も痛んできて眠れなくなりました。もう無理は出来ない体になっちゃったんだわ~と痛感しました。

それで今日は庭仕事など休み休み作業しましたが、庭はとてもきれいになりました。作業が終わった夕方から雨が降り始めました。これは「バラの花を散らす雨」ですが、「菊を育てる雨」でもあって、大急ぎでごく薄い肥料をあげました、お礼肥えです。新しく買った菊の苗のうち12月から1月にかけて咲く「寒咲」もあるので楽しみです。

夕食時に夫は偉そうに私に仏教の教えなんかを説くのですが、にわか覚えの話を感心したように聞いてあげましたよ、内心アホラシと思いつつ。昨日の態度を思うとあんまり本気で聴く耳はもたない私なのです。

昨夜膝が傷んだので、今夜は湿布薬を枕元に置いて寝る事にしました。

 

 


レイズドベッドを移動させる

2020年11月20日 20時11分24秒 | 自分らしい庭作り

我が家は和風の外観で道路から見える庭も和風の庭です。庭の内側には自分が好きな好きな色のバラを植えていますが、残念ながら、和風の庭を外から見た場合は優しいピンクや鮮やかな黄色などのバラではなく、元々この庭に植えられていた真紅のバラが一番よく似合うと思いました。

それでレイズドベッドを庭の中央に移動して大株になったレッドレオナルドダヴィンチを植える事にしました。この薔薇だけは積極的に外からもよく見えるように植えたくて他のバラより20センチ高くなるようレイズドベッドに植えようと思うのです。真紅のレッドレオナルドダヴィンチは樹勢いが強くて花数も多く、花期が長く色も褪せないので道路から見る我が庭のシンボルとして最適なバラだと思うのです。

実際に植え替えるのは休眠期に当たる真冬になってからですが、真冬に植え穴を掘ってから大株のバラを掘り上げて移植するのは重労働です。それで今のうちに出来る所だけでも作っておこうと、今日は午後から庭掃除をしながら半日がかりで縁石を集めて円形のレイズドベッドを作りました。園芸用土だけではなく、菊の挿し芽に使った鹿沼土を入れたりして再利用も図りました。肥料はまだ早すぎますが土の状態をよくする物は今から入れておいてもいいのです。