暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

瓶詰お節

2012年12月27日 04時18分57秒 | アイディア
今年はお節の一部を瓶詰にしています。こうしようと思ったのは瓶詰なら場所を取らず常温保存も出来るし、大混雑する冷蔵庫に入れる物を少しでも少なく出来るからです。それにこの土地ではどれぐらいの積雪があるかわからないので、年末ぎりぎりに車が出せない事態になっても慌てないでいいように早めに作っておけば安心だからです。

元の家の台所は冷蔵庫の中の方が暖かく感じられるほどの寒さでしたからお節を作ったら台所に置きっぱなしでよかったのですが、一間続きで台所まで暖かいLDKのこの家ではそうはいきません。

作ったお節は取りあえず西のお座敷に溜めていこうと思っています。ここは寒い廊下の一部(いつも引き戸を開けっぱなしだから乾燥していて寒いのです)なのでかびやすい鏡餅も暖房しないこの部屋の床の間に置くつもりです。この場合客間だからと言うよりも、お節の保管所にぴったりだからです。

そして、泊り客がお節を食べて量が減ったところでお節は冷蔵庫へ入れ、泊り客のためにお座敷に暖房を入れると言う計画です。(笑)


昨日作ったのは栗きんとんで、中ビン一本。スタートしたばかりのお節作りはまだ要領が悪くて台所には鍋の山が出来ました。(恥)駄目ですね、昨年作らなかったので忘れている部分があってマゴマゴしているのです。今日は黒豆と昆布巻きを作ってビンに詰める予定。

黒豆はしわのよった固い仕上がりにしたいのですが、作り方がわからなくてネットでも調べてみたのですが、納得のいく煮方は出てきませんでした。それで結局はいつもと同じやり方です。

残るのが嫌で今年は少量作る事にしたのですが、沢山作っても量を減らしてもかかる時間と手間は同じなのです、あ~あ。

仏教徒の『クリスマスイブ』

2012年12月25日 14時00分43秒 | アイディア
昨日はクリスマスイブでした。

冬休みになった小学生たちが楽しみにしているクリスマスに対して、最初は『うちは仏教徒だから関係ない』と言って子供の夢をぶち壊すかに思えた夫は、いざとなると『プレゼントのラッピングはきれいな包装紙に包んでもっとそれらしくお洒落に』なんて言い出して、言ってる事とやる事が真反対。こういう人に連れ添う私は疲れます。

私は子供時代を心豊かに過ごす事はその子の一生を正しい道へと導く明るい光だと信じてきたので、たとえ仏教徒だろうと何だろうと子供の夢は大切にしてやらないといけないと思ってきました。

とは言ってもとっくの昔にクリスマスツリーは処分してしまったし、夫の最初の言い方では今更クリスマスツリーなんて必要ないというに違いありません。

それで何か使えそうな物はないかと庭に出てみたら、ピラカンサの赤い実がたわわに実っていました。クリスマスカラーというのは「赤、緑、金」の3色を中心に白か銀を加えた物を言いますから、ピラカンサの赤い実が使えます。すぐそばにある柊木犀は柊と木犀の混血種だし棘のある葉は緑です。残る金色はリボンやチェーンベルトの金色を使い、白はパールで表現する事にして鉢にオアシスを入れてそれらを適当にアレンジメント。最後にろうそくを一本挿すとクリスマスらしい雰囲気の飾りが出来ました。



あとは若草色のテーブルクロスを敷いて大中小の3枚のお皿をピラミッド状に重ねて色取りよくフルーツやチョコレートを並べたり、上等のカトラリーを並べ、シャンペン風のジュースは脚付きのグラスになどと精一杯部屋をクリスマスらしく飾り付けてして彼らを待ちました。夕方になってやってきた小学生たちはドアを開けると飛び込んで来た華やかな飾り付けに大きな歓声を上げて喜んでくれました。



そして、『仏教徒』の夫は付け合せにパスタを作らせ、パンを温めたらナプキンで包んでかごに入れて出すのだなどとあれこれ細やかに指図しつつ、みずからは楽しげにチキンを暖めてお皿に乗せていました。

愛情をかけて家を維持する

2012年12月23日 08時24分46秒 | 暮し
若いご夫婦で築50年の家を買ってコツコツとリフォームしているブログを読んでいました。若さって素晴らしいなあと思うと同時にこれからだんだんと傷んでくる築18年の我が家のお手入れは住む者の年齢から考えてもやっぱりプロにお任せするしかなさそうだなあと思いました。せめて本格的なリフォームが必要になるまではお掃除だけでもきちんと続け、若さや体力がないけれど時間はあるのですから小さな部分とか簡単な事に目を向けて出来るだけ自分達でメンテナンスをやっていこうと思っています。

これまでは引っ越しが終わるや否や、残してきた元の家のメンテナンスや新しい家の庭作りに時間を取られ、気になりながらもじっくりと細かい事に取り組む気持ちのゆとりがなくて長く続けられそうな掃除のローテーションを作ったのが精いっぱいでした。でも、来年早々に元の家に借り手が付く事に決まったので、こちらの方は一安心ということになりました。

それでこのところは細かい部分の掃除をやろうという気持ちになってきて、便器の内側に僅かに付いた頑固な汚れや金具部分のサビなどをお掃除しています。目の細かいサンドペーパーで本体に傷をつけないように慎重に少しずつこすり落とすなどして数回繰り返していると、トイレが見違えるほど明るくきれいになって、自分で手を掛ける事でこの家に対する愛情が一段と深まったように思います。

庭に関しては春までは作業が出来ませんが、冬の間にこの庭をどんな風に育てていきたいかとか植栽などについてじっくりと考えていこうと思っています。大半が常緑樹なので晩秋の掃除が簡単と言えば簡単ですが、少し落葉樹も植えて紅葉する姿も楽しみたいと思っています。それと香りのある物が好きなので庭にも今ある金木犀、ギンモクセイ、梅、沈丁花に加えて、クチナシやライラック、香りのあるバラなどももう少し植えてみたいと思っています。それに加えて今ある山椒やゆずやブルーベリーにあと少し何か果樹などを植えてみたいと思っていますが、ちょっと欲張り過ぎでしょうか?それと夏の日照対策としてグリーンカーテン用に棚を先に作っておきたいのでそのプランについても夫と相談したいのですが。

冬の庭を彩る

2012年12月22日 15時04分45秒 | 和の庭
先住者が残していった深紅のバラが夏から一輪ずつボツボツ咲き続け、10日前にも最後の一輪を切って玄関に活けておりますが、この寒さでなかなか蕾が開きません。これはもう咲かずに終わってしまうのかも・・・と思いながらも毎日蕾の姿を愛でています。




生け垣の山茶花はどこが一番先に咲くかと毎日楽しみに観察していたのですが、先日これまで全く予想もしてなかった場所でひっそりと咲いているのを見つけました。日当たりもあまり良くない場所なのにどうしてここが一番なのだろうかと不思議です。きっと山茶花には山茶花なりの事情があったのでしょうね。なにはともあれ寒くて寂しい庭に咲く紅色の山茶花は華やかでとても美しくパッと目立ちます。これから徐々に満開になりそうで多分お正月にもまだ花がありそうでとても楽しみです。



実を云うと、私の長年の憧れだった山茶花の生垣はご近所にもたくさんあってことさら自慢するほどの事はないのですが、どんなによそが見事に咲いても我が家の山茶花が一番美しいと思ってしまいます。実際、引っ越してきて以来蜘蛛の巣や枯れ枝を払ったり消毒したり肥料を与えたりして細やかに世話してきた成果が表れ、葉の色つやとか樹勢では我が家の山茶花が一番と自負しています。と言うのは、ご近所さん達はもうガーデニングに疲れ、その結果荒れ果ててしまったり、お掃除が行き届かないお庭が多いのでその分我が家の庭が引き立って見えるというわけです。まあ、うちもいずれはそうなるのかもしれませんが。(笑)



元の家からは芍薬やクリスマスローズを運びましたが、ここの庭にもあちこちに植えられていました。それでまとまりとボリューム感を出すために一か所に植え替えたはずだったのですが、11月の終わり頃に生け垣の下からクリスマスローズの新芽が出てきてまだ一株残っていた事に気が付きました。花芽が付く頃近くに動かす事は出来ませんから来春花が終わったところで植え替えようと思っていますが、そばに立っていた説明書きによると珍しい品種らしくて開花が楽しみです。





私は香りのある草花や花木が好きで、沈丁花はまだ花もない寂しい早春の庭を華やかな香りで包んでくれる素晴らしい花木だと思います。元いた家の隣家の庭からは毎年早春になると清々しい香りが風に乗って運ばれてきました。それで我が家の庭にも植えたくてこれまで何度も挿し芽で苗を作ってチャレンジしましたが定着せずじまいでした。

でも、この家の和の庭を見た時からずっとここに沈丁花があったらどんなに素敵かしらと思い続け、木が手に入ったら今度こそは立派に咲くよう大切に育てようと心に決めていました。土作りが出来たので苗木を探しましたが、紅白2本の小さな苗木しか手に入りませんでした。想像以下のサイズだったので来年の開花は到底無理だろうと諦めてつつも、苗の様子をいつも観察しながら大切に育ててきました。秋になると新芽が付いて最初は葉芽だと思っていたのが、ここのところかすかに色が付き花芽らしい形にもなってきて、この予想外の展開が嬉しくて、これだから園芸はやめられないわと思いました。動物や植物を育てる事にはお金では買えない驚きや感動がありますね。




『一人軍隊』の夫を持つと・・・・

2012年12月21日 05時22分28秒 | 暮し
単身赴任の長かった夫は『一人軍隊』みたいに自立されておられます。軍隊って病院あり、給食施設ありで、その中だけで何でもできる自己完結型の組織で、彼は取れたボタン、落ちた裾あげも自分でチクチク、お掃除は何も考えずに自然に体が動くのでお部屋はいつもきれい!唯一私の方が上手だと思っていた料理でさえいつの間にか腕を上げ今年のお正月は豪華なお雑煮まで作ってくれました。

ともかく何事においても人には負けたくないというのが本質なので、サラリーマンの現役時代の最後はもう彼には上役が居ませんでした。そして毎日サンデーの生活の中では競う相手の私を打ち負かそうと頑張っている間にいつのまにやら『家事スーパーマン』へと。

これでは私の立場がないわと言ったら「風の声でも聞いていなさい」だって。そうね、私って夫の飲み過ぎを監視するストッパーぐらいのお役目しかないのよね、などと私の方はだんだんいじけて参ります。

昨日もち米と屠蘇散を買ってきた私、お正月のお鏡餅とおとその準備が出来たのでもう安心。この後どんなに大雪が降って家に閉じ込められても大丈夫、これさえあればちゃんとお正月になりますわ。後はどうでもいいので着々とお正月の準備を始めた夫にすべて丸投げするかな~なんて考えてみちゃったりして。

でも『お母さんのお節料理が一番!』と信じて帰省してくる次女の気持ちと彼のやる気をそぐことなく円満にいいお正月を迎えられてみんなが納得できる方法を考えなくっちゃ。