今日から8月、ようやく関東も梅雨が明けました。
じめじめ、むしむしは嫌でしたが、これからはあの猛暑が来るかと思うとそれも嫌で、困ったものです。
今回は一昨日近所を歩いて見つけた花を紹介します。
ダルマヒオウギ (アヤメ科 アヤメ属) 東アジア原産の多年草
ヒオウギはよく栽培されているが、日本では観賞用に普通に栽培されているのはこの矮性のダルマヒオウギが多い。草丈が高さ40~50㎝と低く、花茎も高くなく、葉の幅が広いのが特徴。
濃い色でとても綺麗でした。
アルストロメリア (ユリズイセン科 アルストロメリア属) 南アメリカ原産
花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴で、6枚の花弁のうち、外側の3枚は丸みがあって大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の2枚は特にこの縞模様がはっきりしています。ただし、縞模様がないものもあり、これをスポットレスと呼びます。葉はつけ根のところで180度ねじれていて、裏面が上になります。
切り花を買った時、葉が捻じれているのに気付き驚きました。
モミジアオイ (アオイ科 フヨウ属)北アメリカ原産の宿根草
背丈は1.5~2mくらいで、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる。茎は、ほぼ直立する。触ると白い粉が付き、木の様に硬い。同じ科のフヨウに似るが、花弁が離れているところがフヨウと違うところ。和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから。花の径は15cm~20cmで色は鮮やかな緋色、開花時期は夏の7月~9月。
タイタンビスカス
アメリカフヨウとモミジアオイの交配、選抜により誕生した、生育旺盛で強健な宿根草。赤塚植物園が開発した。草丈が約2m成長し開花時期は、6月中下旬ごろより9月末まで、一日花で毎日かわるがわる咲き続ける。一シーズンで1株あたり200輪以上。
葉に切れ込みがある。
アメリカフヨウ 先日載せましたが、タイタンビスカスの片親です。葉には切れ込みがありません。
マツバボタン (スベリヒユ科 スベリヒユ属) 南アメリカ原産の1年草
葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。世話が殆ど不要なくらい丈夫である。種子は非常に細かく、こぼれ種でもよく繁殖する。開花期は6~9月頃。晴れ〜明るい曇天の日中のみ開く一日花。
アブリルさんが、「ポーチュラカの雌蕊は雄蕊の真ん中からではなく、端から出ている」と書いておられましたが、マツバボタンも同じです。自家受粉を避ける為でしょうか。
大きなタイタンビスカスも小さなマツバボタンも、写真に撮ると画面では同じ様な大きさになって変ですね。
でも皆さん実物の大きさをご存じでしょうから、分かって頂けると思います。