さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

自宅の花 (ネジバナ、クチナシ、ジュズサンゴ、ハイビスカスなど)

2020-06-30 11:54:49 | みんなの花図鑑

昨日は梅雨の晴れ間、業者さんが庭木の剪定に来てくれて良かったです。

ぼうぼうだった木々がさっぱりしました。カナメモチの垣根も、高さを半分くらいにして貰いました。

私も監督(!)を兼ねて半日うろうろしていたので、疲れてしまいました。

さて今日は最近咲いた自宅の花を載せてみます。

 

           

ネジバナ (ラン科 ネジバナ属) 別名モジズリ 

「芝生や湿地帯の明るい場所に普通に見られる多年草です。葉は濃い緑色で根元に集まってつき、1~8本の株立ちになります。地下には多肉質の太い根が10~15cmほど伸びています。株の中心から高さ15~40cmの花茎をまっすぐに伸ばして、らせん形に花をつけます。」

         

まるで茎が捻じれたように咲く花が可愛い。どこからうちの芝生にやって来たのでしょう。

             

1株から3本花茎が出ました。左の小さなのがよく捻じれています。

 

          

クチナシ (アカネ科 ネジバナ属) 常緑低木 東海地方以西に分布する

ジンチョウゲ、キンモクセイと共に、三大香木と呼ばれる。一重の花に付く果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子(さんしし)として用いられている。

この花は八重咲きなので実は出来ません。咲いてもすぐ傷んで来るので、まっさらな花はなかなか撮れません。

   

 

                    

 ハイビスカス (アオイ科) フヨウ属) ハワイ島、モーリシャス島原産の非耐寒性常緑低木

         

 

        

ジュズサンゴ (ヤマゴボウ科 リビナ属) 中南米熱帯地方原原産の常緑年草

珊瑚のように赤い実が連なって咲くのが名前の由来。

花と同時に実も見られる可愛い植物です。耐寒性は無いそうですが、戸外で冬越ししました。

       

                                                 

      

 

    

ナカフヒロハオリヅルラン (キジカクシ科 オリヅルラン属) 熱帯アフリカ~南アフリカ原産の常緑多年草

ある程度成長すると細長い花茎を高くのばし、白い花がその複数箇所でまばらに咲く。その後花序に不定芽ができて花柄は栄養繁殖を行うランナー(匍匐茎)となり、新しい株を作る。この株の様子が折り鶴に似ていることから名付けられた。

       

増やすのが容易なので、あちこちで見られます。

 

アロエ・不夜城が咲いて来ました。

          

                 6/30 ↑ 

     

              6/23

花が終わったら、株分けをしないといけないのですが、トゲが痛そうで困ります。

    


遊歩道を歩く (アフリカハマユウ、アカメガシワ、ヤマモモ、マテバシイなど)

2020-06-27 16:58:42 | みんなの花図鑑

前回載せたキバナノコギリソウとギンバイカは、私が時々行く野鳥観察舎の近くに咲いていたものです。

車を駐車場に止めて、遊歩道を歩いて見ました。

まず目についたのは…

                       

アフリカハマユウ (ヒガンバナ科 ハマオモト属) アフリカ原産の常緑多年草

「明治時代に輸入され、インドハマユウと呼ばれ、学名はCrinum latifoliumと長い間されてきた。最近、学名がCrinum bulbispermumに改められ、呼び名もアフリカハマユウに変えられてきている。」

私も今までインドハマユウだと思って来ました。大型で真っ白な花で、大きな株です。

                                          

  

シュロガヤツリ (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) マダガスカル原産の多年草

背丈は1mくらい、湿地に生える。

           

 

       

アカメガシワ (トウダイグサ科 アカメガシワ属) 落葉高木

カシワと同様に葉を食物をのせるのに使い、新葉が赤いことからの名。崩壊地などの新しくできた空き地に最初に生えるのパイオニア植物。新芽は名の由来の通り、赤くて美しい。これは、葉の表面の色ではなく、星状毛の色が赤いため。雌雄異株。

上の花は雌花です。花弁は無く3~4裂した白っぽいブラシ状の柱頭と紅色の星状毛が覆う棘状突起に囲まれた子房を持っています。

        

     雄花

                                              新芽     

 

        

ヤマモモ (ヤマモモ科 ヤマモモ属) 落葉高木

雌雄異株で、4月に、小さく目立たない花を咲かせます。雌木には初夏に暗紅紫色のやや松脂臭のある果実がなります。果実は生食のほか煮物、ジャム、砂糖漬けなどに利用できます。

      

カラスが何羽も来て、実を食べていました。カァ~、カァ~と鳴きながら。

                                         

 花の写真を撮ってありました。 1916年 3/24

 

                 

エノキ (アサ科 又は ニレ科、エノキ属) 落葉高木

「北海道を除く日本全国に自生する。大きな緑陰を作るため、ケヤキやムクノキなどとともに各地の一里塚や神社仏閣に植栽され、ご神木とされることもある。春(4~5月)になると芽吹きと共に緑色の小さな花を咲かせるが、あまり目立たない。雌雄同株だが、花には雌雄(あるいは両性花)がある。雌花の後には球形の実ができ、9~10月に熟す。直径は6~8ミリ程度で果皮には甘味がある。」

花には気付いたことがありません。

                      

                                                                             

   近所のお寺の大木 2016年 11/21

 

       

遊歩道は緑一色で良い気分です。殆ど人に会いません。

 

                            

建設中の野鳥観察舎 夏には完成するそうです。

 

駐車場にに戻るとイチョウの木に実が生っていました。

     

今は秋にギンナンを拾う人も少ないようです。

 

これは自宅近くの木です。木を載せたついでに。

   

マテバシイ (ブナ科 マテバシイ属) 日本固有の常緑高木

九州南部と琉球が本来の自生地だが、現在は房総半島南部に~紀伊半島に~分布している。5~6月頃、黄褐色の10cm程度の雌雄花穂を結ぶ。

↑ 枝の頂点に付いているのが雌花、蕊が沢山見えるのが雄花です。雄花の数の方が断然多いです。

      

左側の実は去年出来た実で、1年半もかけて今年の秋にドングリになります。

               2017年 9/11           

実は食料になるそうです。炒ると皮が割れ、食べるとホクホクして甘いそうです。

食べたことがある方はいらっしゃるでしょうか。


近所の花 (タチアオイ、ギンバイカ、ウズアジサイなど)

2020-06-25 15:07:17 | みんなの花図鑑

今日は早朝に千葉県の沖で地震があり、こちらは震度3だったようです。私は気付かなくて、ニュースでびっくりしました。 

お見舞いのメールを下さった方もおられて、有難いことです。

さて、10日ほど前に散歩した時の写真がありますので、ご覧下さい。

 

      

タチアオイ (アオイ科 ビロードアオイ属) 多年草

一重も八重もあり、下から花が先上がって行きます。梅雨入りの頃咲き始め、梅雨が終わる頃咲き終わるそうです。

色んな色がありました。

        

  

        

これは白とピンクの花が交配したのでしょうか。↑

   

           

 

   

キバナノコギリソウ(イエローヤロウ) キク科ノコギリソウ属の多年草

         

 

  

ムラサキカタバミ (カタバミ科 カタバミ属) 多年草 南アメリか原産の帰化植物

雄蕊の葯の色が白い。(イモカタバミは役の色が黄色です。)

      

ギンバイカ (フトモモ科 ギンバイカ属) 常緑低木 地中海沿岸原産

「夏に白い5弁の花をつけ、雄蕊が多く目立つ。果実は液果で、晩秋に黒紫色に熟し食べられる。 
葉は揉むとユーカリに似た強い芳香を放つことから、「マートル」という名でハーブとしても流通している。」

葉を揉んで見れば良かった…。

               

 

   

ゼフィランサス (ヒガンバナ科 タマスダレ属)

 

                     

ウズアジサイ  萼片が内側に丸まったもの。ウイルスに侵されたものが園芸品種として定着したそうです。

青いものはオタフク、ピンクの物はオカメと呼ばれるそうです。変な呼び方! これはオカメです。

 

 

アジサイが彩る家

見事ですね~。地植えでこんなふうに育てたかったけど、もう無理です。しばし見とれました。

 

今回も珍しい花はありませんでしたが、何でも咲いていると嬉しくなります。

 


近所の小さな花 (イソトマ、キンシバイ、ヘメロカリスなど)

2020-06-23 09:25:51 | みんなの花図鑑

三陽メディアの花にを載せている間にも、近所では花が次々と咲いています。

小さな見慣れた花ばかりですが、一応載せてみますので斜めにご覧下さい。

 

            

イソトマ (キキョウ科 イソトマ属) オーストラリア原産 有毒植物

 

      

キンシバイ(オトギリソウ科 オトギリソウ属)

           

 

    

テイカカズラ 今回は文字通りアーチに仕立てられているのを見つけました。あるマンションの裏側です。

 

      

ヘメロカリス (ススキノ科 ワスレグサ属)

 

  

オオキンケイギク (キク科 ハルシャギク属) 北アメリカ原産

「日本には1880年代に鑑賞目的で導入された。繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化などに利用されてきた。河川敷や道端の一面を美しい黄色の花々で彩る本種は、緑化植物としても観賞植物としても非常に好まれた。しかし、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止された。」

これは八重咲きのようです。

          

 

  

ランタナ (クマツヅラ科 シチヘンゲ属) 中南米原産中南米の常緑小低木

世界中に帰化し定着している。時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる。黒い果実は有毒だが、鳥が食べて種を散布する。

 

      

ペンタス (アカネ科 ペンタス属) アフリカ原産の常緑低木 

 

      

アゲラタム (キク科 カッコウアザミ属) メキシコ原産の非耐寒性多年草

 

   

コエビソウ   あるお宅の庭の奥に咲いていたので、望遠モードで撮りました。

      以前載せていますが、あまりに見事な花付きなので。

 

     

ドクダミ (ドクダミ科 ドクダミ属) 多年草

ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つに数えられ、薬効が多岐にわたる。

独特の匂いがあり、庭に生えて来たら絶やすことは難しいです。

 

                                           

父の日のプレゼント  息子2人からウイスキーが1本ずつ届きました。

夫はそれほど飲むわけではなく、大晦日に息子達と飲むために封を開けずにとっておきます。

 


6月の三陽メディアフラワーミュージアム④ 中庭の花

2020-06-19 22:02:18 | みんなの花図鑑

今日はレストランから見えた中庭に入って撮った写真を載せます。

このシリーズは今回で終わりです。さらっとご覧下さい。

 

       

ナナカマド (バラ科 ナナカマド属)
秋には紅葉が美しく、赤い実も綺麗ですね。レストランからもよく見えました。

 

  

レストランから中庭には行かれないので、いったん脇道に戻って入ります。
 
 

                      

ベンガルヤハズカズラ (キツネノマゴ科 クワガタソウ属)

温室の中で咲いていた花をガラス越しに撮りました。いつでも咲いている感じです。

        

         

源平シモツケ (バラ科 シモツケ属)

若い木の花は白が強く、年数を経るにつれてピンクが出て来るそうです。この木は若いようですね。

 

    

ベニカノコソウ (オミナエシ科 セントランサス属) 英名はセントランサス

 

         

ベロニカ・ロンギフォリア (オオバコ科 ベロニカ属) 和名はセイヨウルリトラノオ

   

        

ポリガラ・ミルティフォリア (ヒメハギ科 ヒメハギ属) 南アフリカ原産の常緑低木

「花は紅紫色、5個ある萼片のうち2個が花弁状に大きくなって目立ちます。
花弁は3個で筒状に合着し、下側の先端に房状の付属体があります。」

花の形がよく分かる去年の写真も載せてみます。不思議な花ですね。

                   

   

                       

ドドナエア (ムクロジ科 ドドナエア属) オーストラリア原産の常緑低木

これは果実です。うちにもありますが、花は凄く小さく、果実の方が綺麗です。

 

        

ブルーファンフラワー (クサトベラ科 クサトベラ属) 別名スカエボラ オーストラリア原産

    

                       

フェイジョア (フトモモ科 フェイジョア属) ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル原産

果実は、生食またはジャムやゼリーなどの加工食品、果実酒などに利用される。

 

さて、中庭の花もゆっくり鑑賞しました。表庭に戻ります。

         

噴水を見ている可愛いお子さん達がいました。広い庭で過ごすのが嬉しそうです。

 

三陽メディアフラワーミュージアムの見学はこれで終わりです。久しぶりに行ったので楽しい時間を過ごせました。

長々と見て頂き、有難うございました。

 

追伸  前庭、裏庭などと言っても分かり難いかと思いますので、園内の見取り図を載せてみます。ご参考までに。