阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

拉致問題の政治利用

2007年07月07日 04時19分26秒 | 政治
 皆さん、こんにちは。最近は、なかなか更新できません。早朝から深夜まで活動した後、選挙公報や政見放送の原稿作り、各種アンケート回答、そして、討論会などに備えた勉強をしています。

 さて、先日、橋本市での活動中、「拉致問題の政治利用」をテーマにTBSテレビの取材を受けました。

 私は、拉致問題の解決を難しくしている理由のひとつは、自民党による身勝手な政治利用が大きな要因だと思っています。

 小泉首相が曽我ひとみさんとジェンキンスさんをジャカルタで再会させたのは2004年の参議院選挙の2日前の夜。お陰で選挙前日は、新聞、テレビともこの話題一色になり、年金問題などの国民的な議論が吹っ飛んでしまいました。この選挙での獲得議席は民主党が50。自民党は49。当初はもう少し差がつくと見られていましたから、自民党からすれば、敗北を最小限に食い止めた効果はあったのでしょう。しかし、このような日時にセッティングしてもらうことは、当然、北朝鮮側に様々な譲歩・取り引きを迫られることになり、拉致問題自体の抜本的解決を難しくしてしまいます。今回の投票前にも、同様の仕掛けがあるかもしれません。拉致被害者の運命を弄ぶ、このような行為には本当に許せません。

 自転車での活動中、こんな内容のことを話しました。放送は7月8日、17:30からのニュース番組です。たぶん、私が写っているのは一瞬だと思いますが・・・。

 明日は一日中、自転車に乗って活動し、夜は会合のハシゴです! 最近は、本当に素晴らしい人たちとの出会いが多く、感動することばかりです。では、今夜はこれにて! おやすみなさい!