水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

受験の朝の10の心得(2)

2021年01月11日 | 学年だよりなど
3学年だより「受験の朝の10の心得(2)」


「 ⑧ ここまでにしようかなと思ったら、もう少し勉強してみる」
 みんなの情報処理能力は、いま人生で一番あがっている(大学に入るとほとんどの人は落ちてしまうものだが)。
 追加でちょっと勉強した30分が、高1の10時間分ぐらいに相当してしまうことが、今ならある。
 時間の濃さが全くちがっているのだ。五日間、12時間ずつ勉強したら、高1の三ヶ月分ぐらいはこなせる脳に変わっている。

「 ⑩ 1社落ちたら、3枚履歴書を書いて新しい会社に出せ 」
 一校落ちても、ヘコんでいるひまない。次にできる最善のことにすぐ取り組め。

「 ② 自己紹介と志望動機は、毎日練り上げて成長させよ 」
 大学に合格すること自体が目標なのではなく、大学で何をやりたいのか、どんな人間になりたくて今がんばっているのかを意識しよう。自分の大きな目標のためには、今やっていることは通過点だ。将来のためにひたすら努力し続けられる今の幸せをかみしめながら勉強しよう。


~ 試合が始まってあれこれしてもしょうがない。実は勝負なんて試合前にだいたい決まっていたりするものです。普段、問題意識を持って練習できているかどうかが最大のポイントですよね。これって仕事でも何でも同じですけど。
 大事なのは、まずはモチベーション。ヤル気。生きる気力。
 その上で反復的なトレーニング。今日3時間やっても明日はゼロではダメです。それなら今日1時間、明日1時間、明後日1時間のほうがいい。
 結局は野球も英語もダイエットも仕事も何もかも同じですね。(「キムタツブログ」より) ~


「 ⑨ 在学生のふりをして大学に潜り込み、トイレで用をたしてこい 」
 通常なら、大学の構内へは、ふりをしなくても普通に入れる。今はさすがに厳しいかな。
 下見のときには、警備員さんにあいさつをしようも、入試当日は、駅、道路に立っているスタッフさんにあいさつしよう。
 「おはようございます!」と声を出すだけで、人間のからだはスイッチが入る。
 私大、国立二次のときは、共通テストとは異なり、知らない人ばかりの空間で受験する。
 たまたま同じ机になった隣の生徒さんに「おはよう」と言ってみよう。
 「どこ高?」と聞いてもいい。それだけでアウェイでなくなる。万が一のとき助けてもらえる。
 「おれに話しかけるなオーラ」を放っていると、自分だけアウェイ感が増してきて、周囲の人の何でもないことが気に障ったりして、集中を欠くことになる。
 不機嫌は百害あって一利無し。あいさつほど「攻撃力」のあるふるまいは他にない。
 共通テストの日、ふだん声をかけない地元の駅員さんにも「行ってきます」と目で合図してみよう。当然、電気大や大東文化大のスタッフの方に明るくあいさつだ。
 あいさつは世界を味方につける。やるだけやったら、あとはスマイル!
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