水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

受験の朝の10の心得

2021年01月10日 | 学年だよりなど
3学年だより「受験の朝の10の心得」


 将来、みなさんが就職活動を始めるときに必ず手にすることになる『面接の達人』(中谷彰宏著・ダイヤモンド社)という本に、こういう教えが載っている。


~ ~ 面接の朝の10の心得 ~
 ① 受ける会社の場所と所要時間を確認せよ
 ② 自己紹介と志望動機は、毎日練り上げて成長させよ
 ③ 今日聞かれたことを、次に聞かれたらどう答えるかノートを作れ
 ④ 第一志望の会社を受けるまでに、10社落ちて練習せよ
 ⑤ 第一志望の会社を受けるまでに、内定をとっておけ
 ⑥ どんどん書き込みをして、自分だけの「面接の達人」を作れ
 ⑦ 最終的な内定が出るまで、他者を回るのをやめるな
 ⑧ 帰ろうかなと思ったら、もう1社回ってみる
 ⑨ 社員のふりをして会社に潜り込み、トイレで用をたしてこい
 ⑩ 1社落ちたら、3枚履歴書を書いて新しい会社に出せ       ~


 「会社」を「大学」におきかえると、そのまま大学入試に通用する有効な教えだ。

「 ① 受ける大学の場所と所要時間を確認せよ 」
 東武東上線の高坂駅への乗り換えや、スクールバスの乗り場は確認してきたかな?

「 ③ 今日聞かれたことを、次に聞かれたらどう答えるかノートを作れ 」
 間違えた問題を出来るようにしていくことが勉強だ。「共通テスト」で問題の形式が変わるとはいえ、変わるのは形式であって、本質ではない。例年以上に徹底して問題作成の精度をあげている今年は、まちがいなくちゃんと実力が測れるテストになっている。

「 ④ 第一志望の大学を受けるまでに、10社落ちて練習せよ 」
「 ⑤ 第一志望の大学を受けるまでに、内定をとっておけ 」
 共通テストで解けなかった問題を復習しておくと、それが私大に出題されることは普通にある。その日の入試に出て解けなかった問題が、次に受ける大学に出る場合がある。神様のプレゼントだ。 現役生は最後まで伸び続ける。第一志望の入試の前に、確実に一校合格しておくようにスケジューリングしておくのが理想だ。

「 ⑥ どんどん書き込みをして、自分だけの『合格ノート』を作れ 」
 日頃からつくっている自分だけ重要ノート、暗記ノートをたえず更新し続けよう。
 これこそ「お守り」であり、「バイブル」である。

「 ⑦ 最終的な合格が出るまで、勉強し続ける 」
 最後の入試が終わった時点で終わりではない。第一志望の合格が確定するまでは、勉強をやめてはいけない。国立の後期までをイメージするなら、まだまだ相当の勉強時間が残されている。
コメント
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