水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

自己投資力

2021年01月01日 | 学年だよりなど
3学年だより「自己投資力」

 新年おめでとうございます!
 共通テストまで残り少ない日々だが、不安や焦りを感じるのは、がんばっている証拠だ。
 例年のお正月と比べて、今年は世間の空気感が異なるのは、幸せなのかもしれない。
 不安を自信にかえていくには、いつも通りの毎日を淡々と積み重ねることしかない。
 どんな問題が出るのか、点がとれそうか、答えがないものを考えることほど時間のムダはない。
 自分が覚えていないことを覚え、できない問題をできるようにしていくという勉強の根本を忘れずに、目の前のことに集中していこう。


~ 経験を踏まえた上で本音を述べると、人生の壁を突破する方法には共通点があったように思う。
 それはいつも「これ以上準備できなかった」という状態で本番に臨むことである。
 換言すれば試合終了後に言い訳ができるようでは壁を突破できないということである。
 もしこれで敗れたら自分としては遺伝子格差以外に敗因が見つからないという状態で挑むと、学べるものが途轍もなく大きい。
 悔しいとか後悔するという感情が芽生えるのは、どこかにサボった気持ちがあるから
である。
 努力不足ではなく才能不足だと認めれば、人生の駒を次に進めることができる。
 もしあなたがこの先受験や就活、さらには出世や独立開業などで敗れたとしても、言い訳できないまで打ち込んだのであれば次に進める。 ~


 とはいえ、寝る時間を惜しんで勉強することが愚の骨頂であることは言うまでもない。


~ すでに医師や脳科学者たちが満場一致で主張するのは、記憶は睡眠中に脳に刻み込まれるということだ。
 つまり寝る間を惜しんで勉強しても記憶が定着しないから効率が悪いのである。
 もしあなたがこの先も勉強に没頭したければ、睡眠を削るのではなく睡眠以外はすべて勉強に充てればいいのだ。
 現在の私がそんな人生を歩んでいるが、睡眠を一切妥協しないと本当に記憶はよく定着する。
 ご存じのように睡眠中に夢を見るのは記憶の編集作業であり、私たちの脳はいつも働いてくれているのだ。
 勉強も運動も勝負で勝つためには、睡眠は必要経費ではなく明日への投資だと考えることだ。
          (千田拓哉『本当に「頭が良くなる」ためにやるべきこと』徳間書店) ~


 食べる時間を惜しんで、ジャンクなものを流し込んでおわりというのも違う。
 脳も身体の一部なのだから、スポーツ選手が筋肉を大事にするように、脳も大事にしなければならない。十分な栄養と休養があってはじめて脳力は発揮される。
 自分で自分に十分に投資しながら勉強していこう。
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新年おめでとうございます

2021年01月01日 | 日々のあれこれ
新年おめでとうございます

 こうして新年のごあいさつができることに感謝したい気持ちです。
 いろいろ模索しながら、やりたいこと、やるべきことにしっかり取り組む1年にしていきます。
 今年も川越東高校吹奏楽部への応援、よろしくお願いします!!


2021年 演奏予定

  埼玉県吹奏楽新人戦
  2月23日(祝)@さいたま市文化センター
  3月20日(祝)@サンシティ越谷市民ホール

 第28回定期演奏会
  3月27日(土)@ウエスタ川越
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