水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

明日Dコン

2010年07月29日 | 日々のあれこれ
 昨日は、講習4コマののち、富士見キラリをお借りしてのホール練習が9時まで。
 生徒さんを送った後、学校で講習の準備を11時半まで。
 さすがに文武両道は少しきつい。
 はじめて利用させてもらった昨日のホールは響きが素晴らしく、かなり良い気分で演奏できたのはよいのだが、今日の学校での合奏では、ちょっと残念な感じなのはしかたないか。
 さて、今日は夜まで合奏し、明日は早朝起床。
 そのままコンクール(D部門)会場に向かう。
 1年生にはコンクールデビューになる。
 今夜は怒声をとばす合奏をしてしまったが、明日はひらきなおって、思い切りやるだけだ。
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応援ありがとうございました

2010年07月27日 | 日々のあれこれ
 夏期講習は2時間目から休校になり、大講堂スクリーンでの観戦、応援となった。
 結果はご存知かと思われるが、延長の末の惜敗。
 生徒も教員もいい思いをさせてもらえたし、応援にいったわが部のみんなも、あついものを受け継ぐことができたと思う。
 ご声援いただいたみなさんに感謝したい(って、おれ誰?)。
 今日は学校見学会もあったので、学校に残った木管で少し基礎合奏。存在そのものは認識してもらわないとね。
 学校にもどってきた応援組とA・Dともに一時間ぐらいずつ練習し、明日の準備、Tubaのレッスン、居残り組の送り。
 上福岡におろした部長さんほか数名が、バスを降りたあと、ふかぶかとお辞儀をしてから駅に向かっていく様子を見てた人がいたら、この学校はなんとすばらしい高校生のいる学校だろう、だから野球も強いのかななんて思ったことであろう。
 ピッチャーの高梨くんは、たまたま入学試験の面接にあたり、なんと目力の強い子だろう、なかなか本校にはいないタイプだなと感じた。その後はなんの接点もなかったから、なおその時の印象が強いのだが、なかなか本校には見かけなかったタイプだったからこそ、本校で本人もまわりもうまく化学変化を起こして成長できたのではないか。
 おしくも今日敗れはしたものの、これで引退する野球部3年生たちは、自分たちのやってきたこと、ともに過ごしてきた時間に誇りをもっているのではないか。
 わが部も、一日でもながく3年生たちといっしょに演奏する時間を長くしたいものだ。
 最近つい、自分の高校生のときはと考えてしまうが、人に頭をさげることなんてできなかったなと思う。部活に一心にうちこむというようなこともできなかったし。
 本校の生徒諸君を見てるとほんとにえらいと思うことが多い。
 どちらかといえば、われわれ世代の大人の方が、ものごとに純粋にとりくめなくなっている一方で、見栄みたいなものも捨てられず、誰かのためにやっているつもりでいながら、実は自己の満足が目標になってしまっている、なんてことがありがちではないか。
 教員たるもの、そういうことだけはないように、自分を客観しながらやっていかないといけない。
 また顧客満足が仕事の第一ではあるが、それだからこそ、ときに生徒さんや保護者の方と、時に対立してでも筋は通さないといけないこともあるという、なかなかタフなことも多いお仕事だなあなんてことも感じる夏の一日である。
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進学フェア

2010年07月26日 | 日々のあれこれ
 昨日は恒例の進学フェア@さいたまスーパーアリーナでのお仕事。
 たくさんの方にお越しいただくとともに、次もがんばってくださいねとのお言葉をいただいた。
 ほんとに野球の注目度は想像を超えている。
 さっきもコンビニで「東高すごいですね」と声をかけられ、「ありがとうございます!」と答えながら、やべ面割れてんじゃん、もうアサヒ芸能とか○○カとか買えなくね、と思ってしまった今日このごろである。
 ついに徳栄高校さんとの試合となった。
 明日からもまた4時間しゃべくり担当なので、応援はなかじま先生におねがいし、祈りながら授業するしかない。
 明日も暑いだろうか。
 
 
 
 
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準々決勝

2010年07月24日 | 日々のあれこれ
 いやあ、野球部さんよくがんばりましたね。
 すごいとしか言いようがない。
 うちの応援のメンバーもがんばったんですよ。
 もうひとつ。そしてもうひとつ。
 しかし、私の故郷なら、こんなに勝ち続けてたら、すでに甲子園でも勝ってるくらいだ。
 野球部さんと同じくらい粘れれば、もっとピッチもあうはずだ。
 ふぁいと!
 
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オープンキャンパス

2010年07月23日 | 日々のあれこれ
 講習も四日目を過ぎると終わりがみえてくる。
 午前中は四時間喋りっぱなしになるから、ふだんよりきついが、だいたい3時間目の終わり頃からハイになってきて、こっちだけテンションが高く、聞いている理系の優秀な諸君はひき気味であることがみてとれる。でも今日も全員出席はえらい。
 昼頃、文系の方の子が「明日オープンキャンパスに行くので休みます」と言ってきた。
 「はい、わかりました(てめえ、おれの授業よりオープンキャンパスをとるのか、大学なんていつ行ったっていいじゃないか、講習終わってから行くもんだるぉおが)。プリントはあとでね。にこっ」
 オープンキャンパスというのは、いつごろから存在するのだろう。
 個人的には、これほどむだなものはないと思う。
 もちろん、思っているだけで、そんなに口にはしない。
 大学を見たければ、べつに大学が指定した日に行ってだまされなくたって、いつでも行けばいいのにと思う。
 ばっちりメイクして、衣装もキメてて、スポットライトで照らし出された女性を美しいと感じたとして、その視覚情報だけをもとに、その方と結婚に踏み切るのは危険なんじゃないだろうか。
 オープンキャンパスの日でないと入れてくれない大学だとしたら、志望大学の枠から変更する可能性も検討した方がいいかもしれない。すっぴん見られたら困るわけでしょ。
 まして、その大学に入るために必要な大事な勉強を削っていくことはないと思う。おれの授業を受けて力をつければ、オープンキャンパスで確認する必要もない立派な大学に入れるのだから、なんてね。
 来週実施する本校のオープンキャンパスは、大学とちがって、ふだんどおりの部活動と、夏期講習の様子をお見せすることになっている。
 
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英語嫌い

2010年07月21日 | 日々のあれこれ
 「英語嫌い」をつくるにはどうすればいいか。
 英語をこれだけ勉強したら、これだけの報酬が得られますよ、だからやりましょうという言い方で英語の勉強を奨励することだ、と内田樹先生はおっしゃる。

 ~ 学びというのは、「謎」によって喚起されるものだからだ。
 自分の手持ちの度量衡では、その意味も有用性も考量しがたい「知」への欲望が学びを起動させる。 ~

 なるほどなあ。
 仕事は、一定の報酬と引き替えに、自分の一定の時間を提供する。
 時間と労力に見合う(と自分が想定する)報酬が得られないと、われわれは文句を言う。
 割いた時間以上、労力以上(と感じられる)報酬を手にすることができたとき、ラッキィと言う。
 この合理的な対応関係は、やはり学問にはなじまないと思う。
 何かを学ぶという行為は、10時間やったから、10真理に近づけたというものではないから。
 20やって10わかることもあれば、100やって2しかわからないこともある。
 でも500やってしまいたい、やらずにいられないと思わせるものなのだろう。
 仕事もその本質においては、報酬がどうあれ俺はこれがやりたいんだよね的な要素をもつと思う。
 そういう仕事に出逢えた人は幸せだ。
 きっと部活も、そういうタイプの仕事に近い。学びに近い。
 一定の努力から正比例する一定の結果を得られるものではない。
 でも、やらずにいられないと思ってしまうものであり、これをやることで何が手に入るか、どういういいことがあるのかは、はっきりわからない、でもやりたいと思わせるタイプのものだ。
 もちろん、そんなに理屈っぽくとらえようとする高校生はいないだろうが、無意識のうちにそんなものだと感じているはずだ。
 だって、合理的に考えた場合、効率よく何かが手に入るものとは思えないから。
 それでも、彼等は多くの時間を費やして練習し、ときに悩み苦しみ、ときに泣き、ときに笑い、まわりから見たら、その結果として彼等の手にするものがそんなに大きなものとは思えないようなものでも、本人たちにとってはかけがえのないものだ。
 そういう部活に出逢えたならば、やはりそれは幸せなことと言うべきではないかなあ。
 
 


 
 
 
 
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2010年07月20日 | 日々のあれこれ
 夏本番という言葉がぴったりの日々。
 炎天下での野球応援は、冷静に考えると体に悪い。
 つらいことを乗り越えるのが大事、自分を追い込まないとだめだ、つらいからと言ってやめたら何も得られないじゃないかなどと、ふだんから生徒諸君にアジっているけど、冷静に考えると、この暑さの中で試合をし、何百人もの生徒が応援にでかけるのは、ちょっとおかしいという人がいてもおかしくはないよね。おれは言わないけど。
 おかげさまで本校は4回戦を突破してベスト16入り。
 あさってまた試合だ。
 なんとなく、野球の試合が続いているうちは夏本番で、終わると同時に祭りが終わったような寂しさがただようというような流れを持っている高校さんは多いのではないだろうか。
 もちろん、われわれはその後にコンクールという超本番がひかえているので、この流れにのりつつ、その先の自分たちを見据えながら体調管理する必要がある。
 なので、今日は講習4、合奏2、送迎3やったから、もう打ち止めでいいはず。
 
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一つの音を

2010年07月19日 | 日々のあれこれ
 一つの音を何種類に吹き分けられるか。
 音量を、pp、p。mp、mf、f、ff、に吹き分けられると、これで6種類。
 音の立ち上がりを、やわらかくするか、はっきりするか、鋭くするかで3種類。
 音の切り方を、ひびかせるか、ぶつっときるかで2種類。
 音色を、あたたかい感じにするか、スピード感のあるものにするかで2種類。
 今思いついただけで、組み合わせると72種類。
 こんなにあるのに、うちのバンドは音の種類が少ないという指摘をいつもいただく。
 演奏している側としては、まあまあ考えている部員が何割か、そこまでやってない部員が何割か、まったく意識無しが何割かという比率だろうと思う。
 だから総体としては、最初から最後までほぼ同じ吹き方でえんえんと吹き続けるに近い状態で、このバンドは最初から最後までmfだったという印象をもたれる状態になっている。
 ここをなんとか脱却したい。
 そうか、紙に書いてはりだそうかな。
  ①:発音はトゥーン、音量はf
  ②:発音はドゥー、音量はmp
 … というように。
 ここはみんなで③番で吹こう、次の小節は⑤番、というシステムをつくってみようと思い立った。
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合奏

2010年07月18日 | 日々のあれこれ
 今日は発表会に出かける予定だったが、今日練習しないと、いつまたみんなで合奏できるかわからない状況なので、一日合奏の日にさせていただいた。
 リズム・メロディー・ハーモニーの3要素のうち、リズムがあまく、誰がメロディーなのか、何のハーモニーなのかわかってないという状態を一刻もはやく抜け出したいのだ。
 AもDも、それを確認できた部分は、すっきりしていく。
 曲のすべての部分でそれをやりきれるかどうか。
 わかったとして、それをちゃんと音に出来るか。
 時間とのたたかいであり、体力とのたたかいだ。
 合奏を終えて、夏期講習のテキストづくり。
 これを文武両道の暮らしと言わずしてなんと言おう。
 
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野球3回戦

2010年07月17日 | 日々のあれこれ
 金管、サックス、打楽器のメンバーで野球応援へ。
 昨日かな、新聞に聖望学園さんの投手が紹介されてて、きっときびしい試合になるのだろうなと思ってたが、期待してた以上にいいバッティングをみせてくれて、快勝することができた。
 授業でよく知っている2年メンバーの活躍もうれしかった。
 昨年の優勝校ということは、吹奏楽の世界でいえば、栄さんや共栄さんに勝つということだから、とんでもないことだ。
 吹奏楽は55人の勝負でもあり、顧問がかわらないかぎり、一年ごとに実力が極端に変動することはそんなにはない。
 野球の場合は、すばらしい投手がいるかどうか、ものすごいバッターが一人いるかどうかはチーム力に与える影響はかなり大きいだろう。
 吹奏楽も同じかな。ものすごいプレーヤーが一人いると、サウンドが変わるのはまちがいないし、その子の音の出し方、音楽の作り方、音楽への向かい方をまわりが学ぶことで、バンド全体が変わっていく。
 いくら上手でも、そういう面でお手本にならない部分があると、全体への影響力が少なくなり、ぎゃくにその子の音だけういてしまうことにもなりかねない。
 やっぱ、野球も同じかな。
 
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