鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

池の石積みができたのに水が抜けた

2021年10月31日 00時22分33秒 | 仕方




大雨であれだけ水が溜まって、しばらくはそこそこ水位を保っていたのに、水が引き始めたら雨が多少降っても引き続け、池周りの石積みが完成すると同時に水も抜けた。
水が抜けてしまうと、石組みが高すぎて、なんだか間抜けに見える。
掻い掘りをした状態であれば、泥をあげ、底に玉石か漬物石状の平石を敷き詰めたら格好がつくのではないかと思う。
玉石は買わなければいけないので、それなら平石を河原に拾いにいくのが手っ取り早い。
それはともかく、石積みの裏に敷き詰める砂利は、作業小屋を作ったときの工務店がスロープにセメントを混ぜた砂利を使っていて、それを流用したらうまくいった。
土木工事では土壌改良とかで、セメント混じりの土(?)をばらまいているのを見たことがあるけれど、セメントを混ぜたら良いのか。
池の周りは歩ける幅だけ空けて、あとはそこらじゅうにある庭石を持ってきて設置する。
道具を使わなくても、転がすだけでかなり大きく重い石でも動かせると分かった。
一輪車にやっと載せて、今回作った周回通路を運んでいて、予定した場所に下ろすつもりがよろけて、重い石を泥池に落としてしまった。
一輪車を倒して載せるのは、かろうじてできたものの、池に落ちた石を手で持ち上げることは、やはりできなかった。
それでもプラスチック箕に載せてからなら、持ち上げることはできて、1回目は途中で失敗、2回目には何とか石組み上まで持ち上げた。
落としてしまった石は左から3番めで泥が着いている。
並べているときには気づかなかったけれど、画像を観て初めて人の顔が浮き出ているように見える石に気づいた。
それぞれの工程で起きる小さな失敗の数々が直ぐ次に生かされる。
こういう力仕事はやり始めると面白くて、なかなかやめられない。
かかっている病院に検査で帰らなければならない頃になって、尻に火が着いたように夢中になって面白さも湧いてくる。
あ~時間がない残念と思うのは、いつだって土壇場になってから。
仕方ない、これで一応の格好はついたことにして、後ろ髪を引かれつつ1週間ほど留守にする。
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日本蜜蜂の垂れ蜜と濁り蜜

2021年10月30日 14時29分14秒 | 養蜂


垂れ蜜というのは、貯蜜ハニカムの蓋を削り取り、自然に垂れ落ちた蜜を濾したもので、透き通るほどではないけれど綺麗な琥珀色。
濁り蜜というのは、垂れるのを待つといった悠長なことをせずに、道具を使って圧縮し絞り出した後で濾すのだが、濁ったキャラメル色。
蓋がされてあるハニカムには、熟成された蜂蜜が入っているか、幼虫が蛹になって羽化待ちのものが入っているかどちらか。
重箱式の段重ねの場合、上方の箱は貯蜜に使われ、下方で子育てがなされるので、大きな巣なら最上段は熟成蜜ハニカムだけになる。
そこで夏の終り、もしくは秋口に日本蜜蜂は年一回の採蜜をする。
うちの場合、今年入居の群は巣が大きくならずに全部で2段程しか発達していないので採蜜はしない。
2年、3年越しの群は、いわゆる強軍で4段、5段下の巣門まで巣が着きそうに大きいので、日を置いて2回採蜜した。
ハニカムを圧縮する道具を、厚い板で手作りしたけれど、かなりの力仕事で率も悪いので、圧縮はあきらめた。
それなら全部垂れ蜜にしようと、そうなるものと思いながらやってみると、全部垂れるのを待つというのも大変な時間が掛かる。
そこで、ハサミでじょきじょき巣を切断して垂れ時間を短縮してやってみると、垂れは早いが、色は濁り蜜と変わらなくなった。
日本蜜蜂の蜜は本来いろんな不純物が入ってこそのもので、はじめから百花蜜であるわけだけれど微妙な不純物が良い味と薬効をもたらすのだとか。
私が初めて日本蜜蜂の蜂蜜を見て味わったのは、秘境にある温泉宿で熊鍋を食べた次の日の売店でのこと。
その宿で日本蜜蜂を飼っていて、採蜜したものだとのことで、はじめからキャラメル色がかっていて、しかも固まっていた。
同級生は250mlほどで5000円の一瓶を買っていたが、私は味見させてもらっただけにしたのは、自分で採取してこそと思ったから。
そうして首尾よく日本蜜蜂を飼うことができるようになり、蜜の色や味や見た目が採蜜の仕方や濾し方に寄って微妙に変化してきている。
見た目は熟成蜜だけの垂れ蜜が一番良い色で、糖度も80%以上あるけれど、不純物が入っていないからイマイチの蜜ということになるのだろうか。
ハサミで巣を何回も何回もじょきじょき切って濾した蜜は濾し取ったあとでキャラメル色に変化し、糖度は少し落ちるが79度以上はある。
さて、この通好みの幻の蜜をどうするかが悩ましい。
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シイタケとエノキタケ

2021年10月29日 07時37分07秒 | 食べ方






『シイタケがでるべき榾木(ほたき)に生えたキノコを食う』として、シイタケが出ないでエノキタケが出たような書き方をしてきた。
でもじつはエノキが出たのは、今春にシイタケの菌を打ち込んだばかりでシイタケは来年の秋に出る予定になっている榾木。
混ぜて立て掛けたので混乱したが、一昨年に菌を打ち込んだ榾木にはエノキは生えず、ちゃんとシイタケが出始めた。
エノキの出た榾木は、このまま生えるにまかせていても、来秋にシイタケがでるだろうか。
エノキはもう2回収穫して食べたが身体はなんともないので、他人にはやらず一人で食べる予定。
2回目は、初掘りの里芋と三月菜の摘み菜を入れて澄まし汁にしてみた。
澄まし汁なら薄口醤油を使ってするべしなのだろうけれど、なかったから天つゆを入れて、色々すこしずつ入れちゃえと味醂や酒や醤油なんかも入れたら、えらく甘口の濃い汁になってしまった。
とても飲めないという程ひどくはなく、里芋は旨いしエノキも食感はいい。
濃過ぎ加減が分かったから、次は醤油を少し入れては味見すべし。
赤飯の素を炊飯前に混ぜるだけというナンチャッテ赤飯と貰い物の味噌漬けは美味しくて、やはり売り物は違う。
摘み菜を茹でてみじん切りにして、ポン酢を垂らして洋辛子で和えたら旨かったが、茹で汁はしっかり絞るべしと反省。
それにつけても、ちゃんとエノキ菌を凌駕してシイタケ菌が蔓延ってくれるのかどうか。
菌を買ったホームセンターに話しても、埒が明かないだろう。
得をしたのか打ち損となるのか、1年後に結果は分かるが、今はエノキをせっせと収穫すべし。
3枚目の雨蛙は里芋の茎を登りつめたは良いけれど、跳び移れそうな葉がなかったからか、ひとり窮している。
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シイタケがでるべき榾木(ほたき)に生えたキノコを食う・・・その②

2021年10月28日 07時18分18秒 | 食べ方






思いがけないとこから、このキノコはエノキタケだと断定的連絡が入った。
遠い地にいる同級生なのだけれど、画像をスマホに移してぽんとしたら、アプリがエノキタケと答えてくれたから間違いないと言うのだ。
ヒト一人の生死に関わることなのに、アプリでぽんの答えを「だってそう出たから間違いないよ」と言ってくれちゃっていいのか。
そう思うわけで、スーパーに売っている栽培物のひょろひょろ色白エノキとは似ても似つかないじゃないかと思う。
柄も短いなどと抵抗したのだけれど、電話を切ってから即検索してみると、確かに天然エノキタケに間違いない。
そうか柄が細くて根元にいくと黒くなり、笠の裏は黄色くないし、上はぬるぬるしてナメコに似ているのはエノキタケなのか。
それならまた食べてみようかと、変わり身早く豹変する、そうかいエノキかい。
アマガエルが里芋の葉の中心にいたので撮ったけれど、尻を水玉に浸けていて冷えないのだろうか。
などと考えたが、カエルのうんこは見たことないけれど、左側にあるのがうんこだとすれば、事後の水洗中なのかもしれない。
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シイタケがでるべき榾木(ほたき)に生えたキノコを食う

2021年10月27日 00時55分55秒 | 食べ方








胡桃(くるみ)の枝下ろし細丸太を1mに刻んで菌を植えたのが一昨年春で、予定通りに二夏越した昨秋と今春はたくさんシイタケがでた。
今秋もでて欲しいところだけれど、もう榾木はお役御免かひとつもでてこない。
代わりに生えたのが、このキノコで、見た目はナメコそっくりだが、ナラタケ(うちの方ではアマンダレ)にも似ている。
シイタケ菌を打たずに転がしておいた丸太の何箇所かにもでている。
4人の食事会があり、と言っても食堂に行ってラーメンと餃子を食べただけだが、その帰りに、うちに寄ってもらって意見を聞いた。
ナメコみたいだね、アマンダレじゃないか、キノコって他人にやるもんじゃないんだってね、よくわからんね、というような話だった。
私はナメコに違いないと思い込んでいただけに、たぶんナメコだという賛同と安心を得たかったのだ。
「私は今晩これを食べますから、もしものことがあれば、これで『さようなら』ということで」と皆には言っておいた。
採ったものの夕飯には食べず、朝まで水に浸しておいて、味噌汁にして食べたのが一昨々日の朝と夜。
ナメコの味ではなく、アマンダレの味でもないような、味気ない気がしたけれど完食した。
結果、なにごとも起こらなかったけれど、なんだか便秘気味の感じ。
そうして、今になって検索してみると、良く分からないけれど恐ろしいことをしてしまったのではなかったかという気がしている。
いろいろと似た毒キノコがあるようで、でも嘔吐も下痢も起こらなかったのは、一晩水に浸しておいたのが良かったのか?
などとも考えたが、毎日一人分の汁の具になるくらいは生えていて、悩ましい。
おいしかったわけではないから食べないでおこうと思うけれど、とにかく名前が知りたい。
どこそこの爺さんがキノコに詳しいとか、あそこの寿司屋の大将がよく知っているといった噂はあるので聞いてみたい。
とは思うものの、食わないと決めた以上は、わざわざという気もあり、画像だけでもたくさん撮っておこうと思う。

追記;シイタケがでていた榾木には何もでてこずに、今春にシイタケ菌を打ち込んだ榾木に、このキノコが出てきたのでした。
並べておいてあるので、ごっちゃになりました。
訂正してお詫びします。

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昆虫がじっと落ち着いている時  その③

2021年10月26日 01時14分44秒 | 






根菜類の収穫をしている時や草抜きをしているときに、しょっちゅう目にするのが、こういう甲虫(こうちゅう)の白い幼虫。
根も葉も食うやつらなので害虫なのだけれど、成虫になったやつらは見た目が麗しくて敵視したくない存在だ。
それでも集団でいろんなものを食い荒らすマメコガネはさすがに退治するが、一匹二匹でいるこのヒメコガネなんかは見逃すばかり。
1枚目の黄金虫小型サイズは今朝方、白菜に付いていたのだけれど、寒いからか食う元気もないようで食害の跡はない。
①の黄金虫も名が判らなかったが、こいつも黒い水玉模様がお洒落なのに、やはり名が判らない。
2枚めの赤とんぼは、朝早く前日の雨宿りマルハナバチを確認しに行ったときに見つけたもの。
霧の朝だったから、全身に細かい水滴をまとった姿になっていた。
大きい目にだけ付いていないのは、前脚でつるりと撫でるからだろう。
たしか、テレビでそんなシーンを放映していたのを観たことがある。
大きい複眼はハンティングと敵発見防衛の為に一番大切な部位に違いない。
3枚目のマルハナバチは、前日止まっていたコスモスの裏に居なくて、地面も探したが死骸の痕跡もなかった。
夕方に見つけたのがコスモスとは10mほど離れた玄関前の階段上で、同一個体ではないかもしれないけれど再会を感じて撮った。
途中で後ろ脚をひょいと上げるので何事かと目を凝らせば、アリが一匹いて、ちょっかいをだしていた。
瀕死のにおいをかぎつけているのかも知れない。
画像を観て、尻が虎柄だなと思いながら検索してみたら、模様そのままのトラマルハナバチ(虎丸花蜂)のようだ。
夜になって雨が振り始めたから、どこかに移動していたら良いけれど。
 
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昆虫がじっと落ち着いている時  その②

2021年10月25日 00時54分54秒 | 






本日よもぎの葉っぱの上に止まっていたのが、秘め事をするヒメコガネ(姫黄金)と思われる小さくてメタリックな二匹。
観てみるとオスの方が小さくて、あわわと後ろにひっくり返りそうだけれど、しっかり鉤爪はメスの腹に掛けて首尾よくいってるのだろう。
赤とんぼが休憩場所に選ぶのは、細いところや尖ったところが多いけれど、時には平らな石の上に止まることもある。
この石のどこに惹きつけられるのか、いつも何匹か止まっている。
三枚目は、前日に死んだような格好でコスモスの花に鼻面を押し付けていたマルハナバチが、朝に観たら花びらの裏に移動していた。
夜中に雨が降ったから、雨を避けてのことだったのだろう。
続報を出せるとは意外だったけれど、また朝になって今度はどういう状態になっているか、今から気になる。
飛べないのに生きている状態が、花に居たら、長く続くのか。
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昆虫がじっと落ち着いている時

2021年10月24日 01時30分00秒 | 






昆虫の中にはいつも落ち着かないやつや、警戒心の強いやつがいて、なかなか撮ろうとしても果たせないことがある。
1枚目の黄金虫(こがねむし)の類は、動きを止めていることが多く、動いていても一時停止のように動かないことが多くて撮りやすい。
小さいけれど、この光り方と渋い柄には目をみはった。
こんなに綺麗なのだから、すぐに調べられるだろうと思ったのに、検索しても分からない。
何の葉っぱにいたのだったか、今にも離れ落ちそうな枯れ葉だから、食おうとしているのではないはずで、止まっている意図がつかめない。
2枚めのトンボの、こんな色でも赤とんぼと言えるだろうかという地味さはおそらくメスだろう。
こいつらは普通なら近づけばすぐに飛び立つ警戒心の強さで、なかなか撮らせてくれないのだけれど、なぜかじっとしていた。
画像を観ると、なにやら大物を捕まえたようで、噛み砕いているところだったようだ。
とんぼも何かに集中すると、周りが見えなくなると分かった。
頭の後ろに反射板のようなものが付いているのは、何かから捕まりにくくなる効果があるに違いない。
コスモスにいたマルハナバチは、通常なら花から花へと飛び回っていて、落ち着きのない代表格だが、花にへばりついて動かなかった。
働き蜂が吸蜜態勢で命尽きたかと哀れを感じたけれど、撮ってからちょんと突いたら、なんだよーという感じで身じろぎした。
雨が降ったり止んだりの不順で冷たかったから、動けなくなっていたのかも知れない。
私のミツバチは雨が止んだり寒さが急に和らいで日が差したりすると、巣門の周りで大挙して飛び回る。
その後どうなったか確認しないでしまったのが、こうやって書いていると、心残りだ。
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池の水が引かない

2021年10月23日 00時29分29秒 | 仕方








朝起きて見てみたら、池の水は前日と同じ状態だった。
よく見ると少しだけ水位は下がっているようでもあるし、濁りが薄くなって底が見えるので、毎日はいている膝下までの長靴で入ってみた。
深いところは膝上までありそうなので、作業はできそうもない。
石積み付近を歩き回っていたら、まだ大丈夫なはずなのに、『ひゃぁ、つべたい』。
上がって確認してみると、まだ買って2年も経っていない長靴なのに、ひび割れの破れがある。
こりゃダメだと、工事はあきらめて、注文したタマネギ苗が来たと連絡があったので、畝をつくることにした。
昨年秋に植えたタマネギは降雪が多かったから9割方消滅してしまい、今度こそと、でも去年の半分以下の50本にした。
黒マルチは、失敗したタマネギ畝の分を捨てずに巻き取っておいたのを再利用というケチ臭さなので、余分に穴がある。
同級生が言うには、タマネギは90日雪の下にするとダメになってしまうのだそうで、今度の積雪期間が短いことを願うしかない。
彼は今春、雪解けが遅すぎるので、タマネギ畝の雪を掘り起こし除雪したという。
そういうことは早く教えておいてくれないと!
夕方になっても水位は下がらず、石積みに残る水面から5センチ上にある濡れ線は、私がじゃぶじゃぶひゃぁと騒いだ時に立った波跡か。
胸まで長靴を買うかどうか迷っていたけれど、タマネギ苗引き取りついでに売り場で見たら、なんだこんな金額かと、即買い決定。
最初の画像に写っている角スコップは前日新調したのだが、これはピンキリ値段に幅があり、悩んだ末に一番安い998円のにした。
高いのは5倍ほどしたけれど、これで十分だからと得した気分だったので、胸まで長靴の3480円はこれしかないし、私の即決は珍しい。
買って帰り、さっそくのファッション・ショーをしてみると、漁港で魚の仕分けだってやれそうじゃないか。
雨合羽はあるので、雨でも作業を再開しようかとも思うけれど、長袖ゴム手袋がないし、又あそこの男が何か変なこと始めたと思われるのがオチ。
自転車のパンク修理セット298円も買ってきたので、先ずは長靴の穴をふさぐことから始めるべし。
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二日二晩断続的降雨の後は

2021年10月22日 01時15分25秒 | 仕方






やり始めた空池周りの石積み作業を二日間やれなかった。
最初の一晩降り続いた後の朝は、濡れているだけで全く水は溜まっていなかったから、やはり水を溜めることのできない空池かとがっかりした。
ところが二日目の朝は雪解け時のように水が溜まっていて驚いたと同時に、仕事をやれないことにがっかりした。
そうして昨日の日中は、曇ときどき晴れだったのに、夕方まで全く水が引かない。
晴れ間に少しでも石を積めるかと見に行くたびに同じ水位を保っていて、抜けなくなったのかと喜んでいいのか、ずっと溜まったままなら工事はどうするかと迷うところだ。
私が石積みのために土を掘ったり底部分に土を一時的移動させたことで、水の抜け穴が目詰まりしたのだろうか。
そうだとしたら、前から欲しかった胸まである長靴を買って石積みを完成させるべしだ。
22日、本日は丸一日降雨の予報になっていないということは、朝起きたときの水位がどうなっているかで、私の方針が決まる。
全く減っていなかったら、喜んで、胸までの長靴を買いに行くか。
ほぼ水がなくなっていたら、喜んでいいやら切ながっていいやら、とにかく石積み工事は再開できる。
中途半端に水位が下がっている場合が一番厄介で、やっぱり抜けるのか、それで工事再開はいつから、と情けない感じになるだろう。
ところで、私の糠味噌が胡瓜はうまく漬かるようになったが茄子は今一つで、昨日は出してみたら、この色合い。
焼き物の窯を開けたときの喜びはこのようなものかとまで想像した。
それで味はといえば、浅漬けどころかほとんど生のまま状態だったから、また漬け直すしかない。
朝、ゴミ出しの帰りに、露どころか雨に打たれたピンク系紫露草を撮ってみた。
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フクロツチガキの生える場所

2021年10月21日 01時02分44秒 | 身の周りの植物






このキノコは、裏の竹やぶ通路にいつもこの時期生えるフクロツチガキなのだが、今回は別の場所で見つけた。
ツチグリという食べられるキノコと似ていて、私は数年前それに違いないと思い込み、調理して食べてしまった。
硬くて不味かったけれど、ブログに面白がって上げたら、読んだ方に食べられないキノコだと指摘された。
幸いなことに不味いだけで、毒は無いか少ないかで、ことなきを得た。
フクロツチガキという名は、よく見れば、うまく名付けられたものだと思う。
柿の実は成長途中で自然淘汰がなされるのか、フクロツチガキくらいの大きさの時に、色は緑だがこの形で地面にけっこう落下する。
それが腐ると、このフクロツチガキのようになる。
柿の木が身近にあって四季の姿を見ることのできる人でなければ、気づかないだろうと思われる。
命名者は、それらをよく知っていたからこそ、名はこれしかないと思ったはずで、土柿とはよく言ったもの。
私だけが踏み込む陰気な場所なので、荒らされることもなく、たくさん発生していた。
形の良い期間はわずかなのかどうか、せっかく珍妙な形なのだからもう少しカラフルであれば、などと望むべくも無いことを思う。
ツチグリの方は栗によく似ていると思えない。
実際には見たことがないのに、これと間違えて食べたことで、こちらに恨みを感じてしまうからか。
最後のアマガエルは、最近の雨で急に育ち始めた白菜に居たもの。
もしかしたら葉っぱを穴だらけにする青虫を獲っていたのかも知れず、そう思えば尚のこと愛いやつだ。
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採れ過ぎピーマンの消費方法

2021年10月20日 00時24分00秒 | 仕方










うちの田舎では、さまざまな条件が重なってのことだろうけれど、どこでもピーマンが採れ過ぎ大豊作だとか。
そうして私の作るピーマンもどんどん実をつけ、葉っぱの陰に紛れていた巨大なやつを測ったら15センチもあった。
どこの家でも作っているから、もらい手はなくて、自家消費するしかない。
そんなこんなで、教えてもらったのが、ピーマンの大量消費方法。
①縦割り半分にして、ヘタと種を取り除き、手のひらでつぶす。
②それから薄く刻んでいく。
③フライパンにごま油を入れて、かさの減った細切りピーマンを入れ、中火でかき混ぜながら炒める。
④しんなりしてきたら、本だし顆粒を振りかけて、さらに炒めて出来上がり。
という、超簡単調理方法。
塩、胡椒、しょうゆ、みりんなど何にも使わず、ごま油と本だしと中火だけ。
そうしてほとんどベジタリアンの夕食となったのが一昨日。
農事の師からもらったチンゲンサイは茹でてからバター炒め。
キュウリは自前のものを生味噌でばりばり。
インゲンはもうほぼ終わりで、毎度毎度の茹でただけをそのまま。
茹で湯利用の茹で卵は、お湯に入れて強火で3分、火を止めて蓋をして4分の黄身半熟。
味噌汁の具は三月菜の間引き菜とナスと刻み高野豆腐だが、ここにもピーマンを入れるべきだった。
かぐら南蛮味噌は友人の奥さん手作りの絶品で、かぐら南蛮は新潟県特産だそうだ。
ご飯はいつもなら玄米なのだけれど、農事の師から購入の新米を味わうには、やはり白米にすべしと精米した。
肉や魚がないと心配してくれる方もいらっしゃるかもしれないけれど、いまの私は何しろ自前野菜に貰い物を消費するのに精一杯。
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地蔵を埋める

2021年10月19日 01時09分01秒 | 仕方




干上がった空池の縁に石垣を積む工事をようやく始めた。
一人でようやく転がして持ってくることのできる大きさまでの、邪魔でしかなかっった石を有効活用する一石二鳥の策。
すぐ近くに信濃川があり河川敷でいくらでも石が採れるので、この辺りの石垣は同じ位の丸石を積んだり、漬物石円盤型をジグザグに積んだ石垣が多い。
少し器用でやる気さえあれば小規模の石積みくらいなら自前でやる人も多いので、まして他所様に迷惑にならない所なら、暇はあるのだから私もやるべし。
とりあえずは一番に目障りで仕方なかった地蔵を埋める。
これはすでに開眼戻しをしてあるので、お地蔵様ではなくて、地蔵を彫った石でしかない。
十体いや十個あったのを一番下に、やはり前面を下に伏せて並べた。
三段ほどの石垣にして縁を歩けるようにするつもりなので、やはり直接その上を歩くのはまずかろうと、一番下にする。
着工の日に地蔵を埋め、明日(本日)には四個ある直方体の墓石を並べる積もり。
こちらはせっかくの平らな面を生かしたいが、○○家代々墓などの他に年代なども彫ってある。
やはり、正面は伏せるか、池を背にする横向きかにして手前側の目立たない場所に使う予定。
子の不始末ならぬ、父親の後始末をようやっとできる。
二枚目の雨蛙は、いつも見かける板の上なのだが、板にうっすら生えた苔まで取り入れた地味な隠遁の術がお見事。
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それぞれの居場所

2021年10月18日 00時36分36秒 | 身の回りの生き物のこと






生き物の中には、食餌を動き回ってするものもいれば、じっと来るまで待つものもいる。
居場所を空中と定めた女郎蜘蛛(ジョロウグモ)と、水中と定めた山赤蛙(ヤマアカガエル)は後者なのだろう。
女郎蜘蛛の巣の縦糸というのか主糸というのか、放射状に遠くまで延ばしている糸が驚くほど強くて黄色く光っているのに気づいた。
調べてみたら、糸は尻から出すのではなく糸壺という器官があって、そこから出すのだという。
糸壺から2本の糸が出ているということは、2本一度に横糸(渦巻状)に使ったりするのだろう。
以前、獲物を糸でぐるぐる巻きにしている場面を観たことがあるけれど、その時の糸は帯状に出ていた。
太く出したり細く複数出したり出来るなんて、蚕なんかとは比べものにならない自在能力だ。
こいつは唐揚げにして塩を振って食べるとおいしいらしい。
となれば調理して食べてみたいけれど、フライパンに入れるまでの行程を考えると、気苦労多くして成果は少ないだろうと思われる。
漢字変換する時に『絡新婦』という字も出てくるけれど、絡む新婦とは何としたことと思わないではない。
絡新婦には妖怪伝説がいくつかあるようで、この毒々しい模様から生まれた戯作なのだろう。
さて、水中から顔だけ出す山赤蛙は、うちでは珍しい気がするけれど、今まで何匹も見てきた山赤蛙はたまたま移動中で目立ったのではないか。
雨蛙の後脚水掻きは有るか無しかくらいだけれど、山赤蛙の水掻きはしっかり発達している。
本来の生活圏は水中で、餌となる虫の到来を安全にひたすら待つのが普通なのだろう。
それにしても蛙全般に言えると思うのだが、ゆっくり近づいたら逃げずいずれもおとなしくて、ほぼ撮り放題だ。
子どもの頃は、蛙が逃げるのを捕まえようとするのが面白いので、ゆっくり近づいたり観察したりはしなかった。
静かに近づくものは敵ではないと判断する行動様式になっているようだ。
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徒労遊び

2021年10月17日 10時51分30秒 | 仕方








重機でなければ動かせないと思われる大きい庭石があって、その周りに大小の石が雑然とあり、それが気になって仕方なかった。
優先順位と体調と天気とやる気がうまくいったときにやるべしのところ、何となくやり始めたら止まらなくなってほじくり掘り上げた。
大きい庭石が傾いているから突っかいに石を積んだのかもしれないと途中で思い、もしかして倒れることもあるかとも思いつつやめない。
持ち上げられる大きさの石は一輪車で、干上がった小さな池のそばに運ぶ。
錦鯉を泳がしていた池だったことをしっかり記憶しているので、今現在の草薮の窪みになっているのが残念無念なのだ。
無造作に、あまり意味のなさそうに積んである石のうち、運べるもの全部を使って、池周りに石垣を積み、空掘でも良いから形を整えたい。
そんな計画を立ててはいるが、独りでやっていると、シーシュポス(シジフォス)の神話を思い出してため息も出たりする。
夜から雨が降り今日は1日雨の予報だったので、雨量計代わりに一輪車を放りっぱなしにしておいたが、溢れるまでの雨量ではなかったようだ。
ふと大きい庭石を見たら、転んでいるではないか。
私が掘っていた時点では、ごろ石を全部退けても耐えてバランスを保っていたのが、雨で根元の土もゆるくなり、ごろりと倒れたようだ。
庭石は立て方見せ方があるはずで、こうなったら起こすことはできず、不恰好なままにせざるを得ないが、時が経って、これも良しとなれかし。
最後の画像は、3枚目画像の一輪車の向こうに植えてある柿の幼木にいたアマガエル。
もうちょっと柿の葉に似せた濃緑にならないものか、若葉のような黄緑で目立つから、もうすぐやってくるモズに狙われなければ良いが。
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