鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

南瓜を土産に凱旋

2020年08月31日 07時29分29秒 | 農事




長細い方がバナナカボチャの最大級で5.1kg。
丸い方はクリユタカの小振りサイズで1.9kg。
最大級のクリユタカは2.5kgほどあったのだけれど、宇治に帰る途中に従姉と実姉宅に分けたので画像モデルが小振りになった。
田舎で作った農産物各種を積んで500kmの道のりを9時間半あまりで眠気もあまり感じずに走れた。
コロナ禍の中、病気持ちの前期高齢者が動き回るものではない、という非難の目は感じないわけではなかったけれど、我が身かわいさに日本の食料自給率を下げるわけにはいかないという目標は達しつつある。
まだ、田舎にはクリユタカを涼しいところに並べて追熟させている。
バナナカボチャは不作だったけれど、まだ葉っぱもヘタも青いから収穫しなかった未熟果がある。
こんなにカボチャを作ってどうするのか。
ハロウィンでカボチャのランタンを作るということに対し、異な事をするなぁ・・と批判的に見てきたけれど、そんなことをする気分が分からないではない。
カボチャはヘタがコルク化したら収穫時だというのだけれど、そこまでいかないのを摘んで置いとくと、ヘタから糖分ベタベタの汁が流れる。
女性が好むものとして『いもたこなんきん』というのを関西に来て知った。
カボチャをナンキン(南京)と言う人がいても、何とも思わず普通に受け入れられるようになって久しい。
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朝も早よから機械の威力

2020年08月30日 00時06分36秒 | 農事






ぎっくり腰は快方に向かっている感じなので、ここは無理をせずに日にち薬というのは逆効果という確信があって働く。
前夜は猛烈な暑さだったから布団の中では寝られたもんじゃなく、掃き出し窓を開けた板の間(廊下)にまくらを持ち出して、ようやく安眠できた。
そうして朝になったら俄然、労働意欲が湧いて、朝ドラも観ず朝飯も食べずに7時半から取り掛かる。
サツマイモとサトイモの間の空き地をやっつけなくてはならない。
台車を乗用芝刈り機で牽引して豚糞をぶちまけておいたのをレーキで均一にならす。
カボチャの苗を植えたときの塚は鍬で崩して平らにする。
それから耕運機を走らせてきて、1速の荒でじっくりかき回し、そうして次は2速にしようと思ったけれど、1速のまま細に切り替え、これも気長にやる。
耕運機をかける目的の一番は、ちゃんとやってるぞという周りへのアピール。
2番は雑草が生えないようにという予防措置。
ようやく3番が何かを作るためなのだけれど、今回は畝も作らずに、この後しばらくしたら苦土石灰撒いて、菜種をばらまくつもり。
来春は菜の花畑になっている算段をしていて、苦土石灰と豚糞の順番が違っている気がするけれど気にしない。
曇り空がかんかん照りになった9時過ぎ、大汗かいて終了。
草刈りは乗用芝刈り機でやり、豚糞も台車牽引で運び、耕すのは耕運機なのだから、機械の威力は素晴らしいと腰をさすりつつ思う。

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似て非なる花

2020年08月29日 00時03分33秒 | 身の周りの植物






玄関横にアサガオとタチアオイの花が咲いているのを毎朝楽しんでいる。
このアサガオは農事の師から8年ほど前に、わが無人の生家があまりに殺風景だから植えるようにと、苗を5株ほど渡されたもの。
師は実弟からタネを譲り受けたのを繋げているのだが、一昨年はタネを採り損ねたとウチのから採っていった。
今では毎朝40~50もの花が咲いて、観ると必ずマルハナバチが飛び回っていて、花の中に潜り込んでいく。
タチアオイは前の畑の隅に、様々な色のものが勝手に毎年育つのだが、畑の方にまで生える苗を耕運機で掻き回すのは忍びなくて、ウチの庭に移植したもの。
勝手に生える畑のものは立派に育つのに、庭に持ってきたら弱々しく儚げに咲く。
庭のタネが飛んだのか、蟻が運んだのか玄関横のコンクリートの隙間に生えたのは、有るか無しかの薄紅がセクシー。
途中で茎が折れ、折れ曲がった先がコンクリートに着いて、そこからまた首をもたげて咲いているから、邪険に扱うなんて決してできない風情だ。

昨日は安倍晋三と同じ難病を持つ実姉を、白内障手術後の検診のため眼科に連れていった。
術後経過が良好だから治療はこれで終了とのことで、もう眼科には不具合が起きない限り、連れていかなくてよいことになった。
帰ってきてしばらくしたら、持病の悪化で首相が辞任の意向を固めたそうで、潰瘍性大腸炎がまた話題になっていた。
国内に16万人余りいるそうで、難病の中では最多であり、千人に1人の病なんだとか。
幸いなことに姉は福祉施設に入り、貧しくも悠々と過ごしている。
ケアハウスの玄関横には『福祉避難所 Welfare Shelter』という看板があった。
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台車を牽引仕様に小細工

2020年08月28日 00時44分45秒 | 農事






一輪車(ネコ)で物を運ぶのが辛くなってきた。
そこでせっかく乗用芝刈り機があるのだから、これで運搬できないか考えるわけである。
乗用芝刈り機の後ろに、何かを牽引するための引っ掛け穴が空いているのを示して、そのアイデアを出してくれたのはいつも手伝ってくれていた友人。
その友人ともこのコロナ禍で会うこともままならず、独りで何もかもやっているので、なおさら楽をする必要に迫られた。
リヤカーが欲しかったけれど、昔風のものは売っていなくて、アルミ製のコンパクトな高価なタイプがあるのみ。
自分で作ることも考えたけれど簡単ではなさそうなので、台車の一番大きいのを買ってひと工夫することにした。
台車は鋼板造りの丈夫そうなのは高かったので9980円のプラスチックものを買った。
あとは、ボルトナットで繋ぎ、豚糞を運ぶタライが固定できるようにすること。
豚糞は100mほど離れた畑のカボチャ収穫後の空いたスペースに、20杯分くらい持っていく。
一輪車で今までは運んでいたけれど、1回に3杯がせいぜいで、それとて直線平坦な100mではないので、もうそんなやり方は却下。
そうして小細工をしている時に、ちょっと無理な体勢をしたら、腰をぎくっとやってしまった。
2年に1回くらいやってしまうぎっくり腰。
楽をしようとして腰を痛めたんではなんのこっちゃやら。
なんとか痛みを我慢して4杯を2回、運転して運んだけれど、1杯ずつばらまくのが腰に辛いので一時中断して投げ出している。
運ぶのは楽しいのだけれど、積み下ろしが辛いから予定は立たない。
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凛々しい若殿と思えば帝であった

2020年08月27日 00時14分14秒 | 


開け放している車のドアに止まっていたトノサマバッタ。
いつもながら惚れ惚れするメカニカルな後ろ脚の幾何学模様。
ここに瞬発力を生む筋肉がありエネルギーが溜めこまれているのだと見せつけているようだ。
まだ翅が生えそろっていない幼齢の若草色が凛々しい若殿を想わせる。
NHKの大河ドラマ『おんな城主直虎』で幼馴染の亀が凛々しい若武者となって、久しぶりに帰ってくるシーンがあった。
まばゆいほどの笑顔で「おとわ 久しいのう」と言うセリフがまだ耳に残っている。
しかしながら、あの眉目秀麗な役者はつい先ごろ自ら命を絶った。
と、ここまで書いて、色々と調べてみたら、トノサマバッタではなく、ミカドフキバッタだと判明した。
殿様どころか帝であったからタイトルも後半を付け足した。
それに翅が生えそろっていないと書いたが、このてのバッタは翅が退化したのだそうで、だからなおさら後ろ脚が発達したわけか。
目からちょちょぎれ流れる黒い涙よごれと、後ろ脚の下側の真っ赤なラインがミカドフキバッタの特徴のようで、もうこれは他のバッタと間違いようがない。

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南瓜の未熟果

2020年08月26日 08時28分33秒 | 農事




暑くなる前にひと仕事をしてしまおうと、昨日は朝ドラも観ずに7時半から畑にでた。
サツマイモがひと畝あって、根を出してはびこっている伸び放題の蔓を引っ剥がして畝の上にあげる。
蔓返しをして、余計な芋ができてしまうのを防ぐとともに、マルチをした畝の外に生えた雑草を刈る。
その横に5株植えたカボチャの収穫はほぼ終わったのだが、カボチャの太い蔓がそのままになっているのを抜いて片付ける。
そこにも生えた雑草を刈り取る。
蔓返しは蔓が切れてしまわないように腰を曲げて手作業をするのがなかなかにしんどい。
10本ほど蔓がちぎれてしまった。
芋の手として調理したら良いようなものだけれど、『戦時中にはそんなものを食わされた・・』と師は苦笑するので、私とてそこまでする気にはなれない。
乗用芝刈り機が運転しにくい場所をエンジン草刈り機で刈る。
イネ科の雑草はナイロン糸の回転ではなかなかちぎれないけれど、穂が未熟なうちに頭だけ刈り飛ばせたら半分目的は達したことになるので、いい加減にやる。
そうして、あとは乗用芝刈り機に乗って、6段階ある回転刃の上下ギアを適宜使い、切り具合を調整する。
回転が止まってベルトがキュルキュル言い出したら、すぐに回転を止めないとベルトが切れるので注意が必要だ。
パワーステアリング装置までは付いていないので力ずくでハンドルを回し、速度調整とブレーキと前進後退もこまめにやる。
全部終わったら、道路に散らばってしまった草の切れっ端を竹ぼうきで掃いて仕舞い。
乗用芝刈り機を停止中に人工皮革のシートが陽に焼けて、帰りは尻がやけどしそうだったが、ヤケクソで乗り続けて帰った。
しめて2時間あまり10時前に午前中の仕事を終えたのだけれど、その後は3時過ぎまでほとんど何もせず、うつらうつらうとうとだらだらと扇風機の風を受けながら過ごした。
画像はヘタに縦筋模様がないので残しておいた未熟果を仕方なしに収穫したもの。
捨てるのはもったいないし、このまま追熟という時間をおいても熟さずに腐っていくのではないかと思われる。
未熟果はズッキーニと同じ味のはずなので食べてもいいのだけれど、量が多すぎる。
最初の画像の右の正常果は直径20センチ。
2枚目の画像は蔓返ししたサツマイモ畝とカボチャ収穫後の草刈り完了後。
先日、カボチャが地面に接した部分のアバタにウジ虫がいたのだが、それをカボチャミバエの幼虫だと思ったのだが、お隣さんに聞いたらカボチャミバエは冬に雪の多いこの辺りには発生しないとのことだった。
外側にいる虫は中までは入らないらしいから、ひと様に差し上げられそうで、ひと安心。
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蜜蜂の西洋と日本(東洋)の違い

2020年08月25日 10時47分00秒 | 養蜂






私の飼っている蜜蜂のうちの1群はセイヨウミツバチなのかニホンミツバチなのか、ずっと曖昧なままになっていた。
昨年に確保というか、自然に待ち箱に入居した群なのだけれど、蜂自体が少し大きめだし、黄色っぽかったし、巣のハニカムも大きめで、なんだか雰囲気が違っていた。
全体に大きめなのだけれど個体差がありニホンミツバチのように小さい働き蜂もいる。
私は自分でセイヨウミツバチという結論を出していたのだけれど、同級生の友人に養蜂を本格的にやっている人がいるということで、サンプルを渡して鑑定をお願いした。
そうして、出してもらった結論が、関西系のニホンミツバチだという結論。
ニホンミツバチの群は1匹の女王とその子供達なので、群によってかなり違っていたりするのだとのことだった。
それなら、私が飼っているのは総てニホンミツバチということになって嬉しいことではあった。
それでも、なんだか釈然としないのは、たまにかなり大きい個体がいたりして、また疑念がむくむくと湧く。
大きい個体を捕まえ、もう一回見て欲しいと同級生に託した。
そうしたら、どうもセイヨウミツバチだったらしいという返答と、識別方法を書いたイラスト付きコピーをもらった。
そこで、くだんの怪しい群と明らかにニホンミツバチと思われる強群の両方の働き蜂が蜜を持ち帰ったところを捕まえた。
すぐに殺すのは忍びないのでビンに入れておいたら、蜜を腹いっぱい持っているはずなのに、丸1日も経たずに両方とも死んだ。
百均の虫眼鏡で見たが、プラスチックレンズは傷も歪みもあって埒があかないので、スマホのマクロで撮った。
第2翅(小さい後ろ翅)の先端にある翅脈がY型で終わっていたらセイヨウミツバチで、H型であればニホンミツバチなのだ。
怪しい群の働き蜂にはっきりと写っていたのはY型。
確実にニホンミツバチの強群の働き蜂のものはH型。
ようやく解決したのは良かったけれど、落胆も少しあり、外は嫌になるほど暑い。
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ジャガイモの力

2020年08月24日 07時11分33秒 | 農事


今年の新ジャガイモを収穫したのだから、去年のジャガイモはいくら何でも食う気がしない。
今まで2回ほど、びっしりと芽を出していたのをむしり取った。
もう芽を出す元気も無くなっているだろうと段ボールの中を見たら、しなびたりカビたりで食物という姿ではない。
キノコのようなものが生えている芋があったので、よく観ると新しい芋の子。
光がほとんど入らない状態で芽を摘まれたら、新しく芋を作ってしまう力が潜んでいるとは驚き。
これを土に入れておけば、来春にはこの小さな子芋から芽が出て、光合成の結果としていくつも芋を作るはず。
ジャガイモは必ず種芋として売っているものから作るので、けなげな気もするけれど廃棄処分にする。
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ネズミの被害など

2020年08月23日 10時06分07秒 | 農事








スコップをざっくりと入れて土を起こすと、土が割れてジャガイモが見えてくる。
そこでしゃがみ、作業用手袋をした手で、育った芋をすくいあげる瞬間が醍醐味。
ところが、指先に土の感触が抜けて空振りを感じることがある。
ぽっかりとネズミ穴が空いていて、その畝はかなりの被害だった。
よく聞く話だけれど、食うならちゃんと完食したらいいものを、そういうのはたまにしかなくて、大抵は少しだけかじるというお行儀の悪さ。
ジャガイモもそれに対抗してか、根を伸ばしてかなり離れたところに芋を作ったりする。
そうなると、私がいくら注意深くやっても、掘り残しがある。
かなり発掘もしたのに、秋野菜を作るために豚糞を撒き散らし、耕運機をかけてみたら、結構な数の芋が出てきた。
耕運機の刃で切られてしまっているから、今夜は全部を使ってカレーを作るべし。
それと同時にスコップでは取りきれなかったり、畝と畝の間に埋まっていた多くの石ほか埋蔵物と根っこが出てきた。
耕せば空気が含まれて土が増えた感じになるはずなのに、地道に取り除いたから周りと水平か下がり気味の畑になった。
ネズミ穴は見られたけれど、ネズミの実物が出てこなかったのは、種を保つのがやっとくらいの感じで天敵にやられているものと思われる。
うちの周りには肉食のトガリネズミ(ネズミとは名ばかりでモグラの仲間)もいるし、ヘビもけっこういる。
フクロウやミミズクなどの猛禽類も昔からいて、いまも鳴き声は聞こえる。
師匠の直感的農法を受け継ぎ、農薬は使わないようにしている私の農事は、もう自然な循環の中に組み込まれているのだろう。
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ジャガイモを掘っていて発掘したもの

2020年08月22日 07時37分37秒 | 農事






暑い日が続くので朝方と夕方だけジャガイモ掘りをする。
意外な方向や深さから芋が出てくることもあって、かなり丁寧にやったつもりでも掘り残しができる。
耕運機をかけて、回転刃で千切れた大きめのジャガイモを見ると残念な気分を味わう。
それを防ごうと、スコップでの芋おこしを必要以上に遠く深く食い込ませる。
そうするといろんなものがスコップの先に当たる。
ジャガイモを掘ることだけに特化集中させるなら、何かに当たった時点でそこは避けたらいい。
ところが石なら取り除きたいし、何かの根なら侵入阻止を図りたいし、何か面白いものなら大歓迎というわけで、ただの芋掘りの何倍も時間がかかる。
わが信濃川流域は5000年前縄文時代中期の火炎型土器出土地域なので、深く掘れば何かが出てきてもおかしくない。
地表からスコップのひと掻きで出てくるはずはないけれど、先がカチンと音をさせれば、金印でも出てこないかと想ったりする。
出土したのは、竹やぶからの根っこや、かなり遠くからの杉か欅(けやき)の根や、昔の鉄鍋(?)の残骸や、釘付き鉄輪や、犬釘(?)など。
ときどき鶏と思われる骨が見つかるが、これはトラック一杯分を毎年買う豚糞の中に混ざっているもので、大昔のものではない。
引っかき傷がついている扁平な石も掘り上げた。
漬物石だったに違いない形と重さのもので、片側だけに傷があるから、私が耕運機でつけたものにほぼ間違いない。
収穫したジャガイモ全部の重量はまだ計っていないけれど、その重さに匹敵するほどの、石その他の発掘物があった。
能率も効率も考えず、体力だけはやたらに使う、こんなやり方は独りでなければやれないことで、周りからは遊び半分と見られているかも知れない。
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カボチャの不具合

2020年08月21日 08時53分12秒 | 農事






なかなかに結構なサイズの爪も立たないカボチャが出来たと喜んでいたら、地面に触れていた部分にアバタが出来ていた。
成長途中で座布団代わりの敷き藁をしてやったり、向きを変えてやったりしたら、全体が濃緑のカボチャになるらしい。
ウジ虫よりは細長くて白い虫がいた。
アバタだけに湧く虫なのかと思いたいところだけれど、検索してみると、どうもカボチャミバエの幼虫のようだ。
いろいろ記事を読んでみると、カボチャの中の綿を食って、中でぴょんぴょん跳ねたりしているらしい。
綿から食うので、綿を取り除いて果肉に被害が及んでいないようなら問題なく食べられるらしいのだけれど、ひと様に差し上げることは出来そうもない。
ウジ虫のようなものがいて跳びはねたりしたら卒倒するような都会育ちの方には、絶対に差し上げられない。
スーパーなどで、切ったものをラップにくるんで売っているのを見るけれど、あれは虫のいる綿を取り除いて肉は大丈夫ということで売っているのもあるのかな。
農薬を使っていない自信作として、カボチャミバエが産卵管を差し込んだ場所を避け、綿も取って差し上げるなら、貰っていただけるかどうか。
カビではないと思うのだけれど、腐りかけているような外見を持つのも1個あった。
作物の収穫は色々とチェックしてみると喜んでばかりもいられないことばかり。
そうして、ついには農薬を使い始めることになるのか。
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逃去したニホンミツバチの箱の中

2020年08月20日 08時28分00秒 | 養蜂










3週間、ニホンミツバチの様子を見ることができなかった。
梅雨とはいうものの雨ばかりだったのが、猛暑日の続く夏になっていた。
着いてすぐに5群のミツバチの出入りを確認すると、一番古い群の巣門に蜂の姿がない。
確認してみると、巣箱の中はもぬけの殻というより、巣虫でびっしり。
巣虫というのは、ツヅリガという蛾の幼虫のことで、ニホンミツバチを飼う者にとっての憎っくき仇。
何が悪かったのかと、巣箱の下を見て私の大きな失敗に気づいた。
自分の病気にかまけて、暑くなる前に通風孔の蓋を外しておくべきだったのに付けっ放しにしていた。
暑さに体力消耗した上、巣虫の攻撃にさらされて、逃去を決断したに違いない。
ノゼマ病にかかっているかもしれない、黄色い糞も巣の周りにたくさん認められたから、群として弱り女王が死んでしまったのかも。
蜜は一滴も残っていなかったから、しっかり持ち出して、新天地を求めて放浪の旅に出たのかも。
いやいやそんなことはないだろう、しっかり次の営巣地を決めて、計画的に一気に逃去したはず。
わずか3週間で家の周りは草ぼうぼうになっていて、ニホンミツバチも1群逃去という憂き目に遭っている。
病弱な年寄りには大打撃ではあるけれど、そうは言っていられない。
病気を苦にしない人だと呆れられているメゲない男なのだから。

巣虫は細長い小さな尺取り虫程度のサイズしか見たことはなかったのだけれど、巣箱を分解してみると蜂の子のようなビッグサイズがゴロゴロいた。
ニホンミツバチの蜜蝋で作られた巣を食うやつなので、巣虫は食えるという文章を読んだことがある。
蜂の子のような見てくれと白さと、何と言ってもこの量だから食わない手はないだろうとは思う。
栗から出て来たクリシギゾウムシの幼虫も食った私なのだから、と思ったけれど、仇気分が強くても喰ひ殺すという気にはなれなかった。
食材として栄養価も高いはずだけれど、地面にぶちまけてアリの餌になれとアリが寄ってたかって攻撃するのをしばらく観察して溜飲を下げる。
後々、残念なことをしたなと、たぶん悔やむはず。
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身近なアシナガバチ2種

2020年08月19日 09時25分30秒 | 




カクレミノの花は花と言えないくらい小さくて、実なのか花なのかわからないほどだけれど、いろんな蜂がやってくる。
スズメバチもニホンミツバチもやって来る。
一番よく見るのが、大型のアシナガバチのセグロアシナガバチ。
毒が強くて刺されると激しく痛み、スズメバチに匹敵するほどらしいが、巣の近くでだったり触ったりしなければ恐れることはない。
宇治の自宅の玄関横に初めから植わっていたカクレミノは、これだけ蜂が好むのだから田舎にも植えたい。

田舎にやって来たら、庭石に巣を作っているアシナガバチの中では最小のコアシナガバチが健在だった。
これはキボシアシナガバチだと思い込み、そのように7/11のブログには書いたけれど、巣の蓋が黄色くないのでコアシナガバチだったと判明。
そうとう巣が大きくなっていたが、こいつも巣そのものを撮ろうとしても、威嚇のポーズで皆一斉に背伸びするが、至近距離でも怖さを感じない。
蜂は何度も刺されたけれど、益虫という意識があるので、ミツバチを襲いにやってくるスズメバチ以外はフレンドリーに見守る。

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高速道の分岐点を見過ごしてUターン

2020年08月18日 07時20分11秒 | 旅行


こんなことを書けば、年寄りがやっちまう例の逆走をしでかしたのか、と疑うむきもあるだろう。
中央道から長野道へと進むべきところを、ぼんやり空想なんぞをしていて、ハッと気づいた時には中央道を直進してしまっていた。
急ブレーキ急左折をすれば間に合わないこともなかったような位置だったけれど、そこまで無茶をやるほど無分別ではなく、あららあららと長野道を左に見ながら進まざるを得なかった。
次はどこのインターになるのか嫌な気分で走っていると、10km弱で諏訪インターだった。
一旦降りて入らなくてはならないのかと思いつつ料金所のかなり手前の安全な場所に止めたら、大きい声で料金所係員が『どうされました?』と言う。
今年になってから、どこに書いてあったのか、『Uターンする前に係員に相談を・・』という文章を読んだことがあった。
ダメ元で『長野道を見過ごしてしまったんだけど・・』と言ってみると、ある一箇所を示して、『あそこから戻ってください』とのこと。
よく見ると、出入り車線を分けている頑丈なバリケードの一部分が開けてあった。
やれやれ言ってみるもんですね。
これでガソリン200円分ほどの損で済んだ。
どこのインターでも、おそらくUターン箇所が設けてあるのだろうということが、今回の収穫。
転んでもただで起きるほど時間はない。
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petいろいろ

2020年08月17日 08時44分08秒 | 健康ネタ




PETというのは、PETボトルでおなじみのプラスチックでポリエチレンテレフタレート。
医学医術で使われる PETは positron emission tomography=陽電子放射断層撮影。
両方ともCASIOの電子辞書内ジーニアス英和辞典で調べた。
アブレーション(残存甲状腺組織の破壊)=放射性ヨード内用療法の締めは、RI診療棟での『シンチ撮像』というものだった。
シンチとはなんぞや。
『ヨウ化ナトリウムなどの結晶にガンマ線が入射すると光電効果により光子が発生します。これをシンチレーションといい、光電子増倍管で増幅したのち位置情報を加え、昔はフイルムに焼付け現在はコンピューターでデジタル画像を作成します。シンチレーションを写真として記録したことからシンチグラフィーあるいはシンチグラム、骨に集まるくすりで作られたシンチグラフィーから骨シンチなどの名称が生まれました。』国立国際医療研究センター病院 H.P.より
PETも受けたことがあるけれど、今回は、ピンクのラインに沿って進んでくださいということでの撮影。
前立腺癌の時は、骨シンチというのも受けた。
本当は、できるだけ放射線を浴びたくはないのだけれど、どれだけ放射線科の世話になったかわからない。

ようやく汚かった水槽を洗い、赤玉土と水草を入れて、私が入院している間にポリバケツの中で孵化して成長中のチビメダカを入れた。
この水槽は、頭をかじられて顔が半分しかなく目も見えないクサガメのために、私が手作りした水槽。
農業用水で拾ってきたそのカメは5年4ヶ月余り飼ったけれど、この水槽の中で冬眠に失敗して死んだ。
その後、台を作って玄関前に置き、川魚を稚魚から飼ったりして、先日それも死んだから、この水槽はメダカの水槽になった。
玄関靴箱上のプラ飼育箱のカブトムシが、ずっと命を繋ぎそうなので、こいつらとメダカだけで、もう新たなペットは飼わないつもり。

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