鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

私の大根など

2023年12月14日 08時40分40秒 | 農事




異常に暑くて雨の降らない夏だったから、水やりだってしたのだけれど、私の大根の収穫はこれだけ。
コガネムシを小さくしたような濃紺のダイコンハムシ(大根羽虫)の大発生があり、横の白菜も壊滅状態。
キャベツは防虫ネットでトンネルのようにしないとモンシロチョウ(紋白蝶)の青虫に必ずやられるのは分かっている。
でも大根と白菜は今まで、それをやらなくても育っていたのに、今年はダイコンハムシという新手が現れた。
自作するのだから、多少は虫食いがあっても無農薬で安全な野菜にしようとしてきたけれど、今年は無残な敗北。
周りをみると、皆が普通に立派な大根を育てていて、私は人目に触れない裏の畑で作っていたから大失敗ということもある。
道路に面した畑なら見栄もあるので、どうしたら良いか聞いたり調べたりして少しは格好が付いたはず。
大根にも防虫網をやっている人もあり、そうせずとも被害に遭わないのは薬を使っているに違いない。
春菊を横に筋蒔きすると防除できた例があるというのをネットで見つけた。
雑草を周りに生えさせずに発生を抑えることも必要とある。
川向うの友人はとにかく数多く作ることだと言う。
広い農地を借り受けているから、同じ作物でもところどころの畝に沢山作れば、必ず良く育つところがあると言うのだ。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる式農法も良いけれど、私の来年の大根作りは防虫ネットを張って少数精鋭を育てるべし。
下の画像は二株残った虫食いだらけの白菜だが、これでも来春に薹立ちさせようと、このあと縄で丸くくくり雪に耐えられるようにしておく。
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おら出荷するだ  その2

2023年11月22日 09時15分00秒 | 農事




いつ初雪が降るか分からないというくらいに寒くなってきたのでヤーコンをすべて掘り上げた。
サトイモの出荷時に購入したOPPボードンという袋の細長め別サイズを買ってきた。
今度のは『農家 自慢の野菜』というフレーズとイラスト入りで100枚448円もする。
OPPとは何ぞやと調べたら、Oriented Polypropylene(二軸延伸ポリプロピレン) のことで光沢があり感触はパリっとしているが、普通のPPより破れやすいそうだ。
ボードンは商品名なのだろうけれど、曇りにくい防曇という特徴を示していて、通気のための穴も8個パンチングしてある。
売るためには少し余分な金を使ってでも見栄え良くしないといけないというのが商売の鉄則。
てなわけで、見栄え良く程よいサイズのヤーコンを、ニホンミツバチの蜂蜜、サトイモに続き、『おら出荷するだ』。
1袋450gにして、値段は幼馴染同級生未亡人が350円位かなぁと言うのでとりあえずそれでいく予定。
強気の値段なのか弱気の値段なのか、良心的な値段なのかそうでないのか、売れ行きで占うしかない。
ちなみに良心の反対語は悪意なので、全然売れなかったなら悪意のある値段ということになるのだろうか。
ちなみにちなみにOrientedは、東洋とは関係がなくて、(方向づけられた)という意味のようだ。
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ヤーコンを収穫

2023年11月21日 11時39分11秒 | 農事






晴れ間があったのでヤーコン2畝14本の半分だけ収穫してみた。
今年はどんなに不作不出来でも少雨日照りの天気のせいにできる。
背を軽く越えるほどに伸びるはずが、寸足らずの伸び悩み状態なので豊作はありえない。
今まではいい加減にシャベルを入れて引っこ抜いていたので必ず半分くらいは折れてしまった。
今年は不作なのに折れてはまずかろうと、慎重にシャベルを使いながら掘ってみると、ヤーコンの収穫はなかなか難しいものだと今更ながら分かった。
少し先が埋まっているのを、これくらいならと力を入れれば必ずと言っていいくらいに折れる。
だから、手袋をした指で慎重に芋の周りをなぞりながら土をほじくるのを繰り返し繰り返しで、なかなかに力が要る。
ヤーコンに初めてお目にかかったのは丸い芋で、生で食べる味は薄い梨のようだったが、私がこちら(新潟県十日町市)で買う苗のものは痩せたサツマイモのような形状にしかならない。
味は少し苦味があるようで決しておいしいものではない。
ポリフェノールだオリゴ糖だ食物繊維だともてはやされる健康食品としての値打ちがあり、きんぴらにして食感を楽しむもののようだ。
いくらにもならないけれど商品としてだして欲しいと言われてもいるので、選り分けて大小2本セットにパックする予定。
生産者は味見だけ形の良いものでやるが、あとは売れないカスを食っていくことになるのだから、なんだかなんだかなぁという気分。

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ミニトマトを片付けたり渋ったり

2023年11月19日 13時05分05秒 | 農事






雪がいつ降ってもおかしくない時季になったが、トマトは実をつけている。
色づく前に裂けたり落ちたりもするけれど、赤くはならないまでも黄色になっていたら、少し酸っぱいながら食べられないことはない。
色づいていないミニトマトは食えたものではないが、青いのは毒だと聞いているので処分すべきだが、色さえ着けばというサイズもあって悩ましい。
いつまで経ってもケリをつけられないのもまずいので、杭を立てずに地這いにしていた蔓を引っこ抜いた。
やはり杭を立て蔓が立ち上がるようにしないと出来は悪くて、こちらはあまり収穫できなかった。
毎日きっちりと収穫していたら落果もすくないだろうに、いつのまにか随分落ちているのが本当にもったいない。
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ヤーコンが咲き始めた

2023年11月16日 10時25分10秒 | 農事








ヤーコンを作り始めて3年目だったか4年目だったか、初めて花を見た気がする。
長日照りの、この夏は枯れない程度に水やりをしたものの、育ちが悪くて例年の半分ほどの背丈しかない。
だからこそ花を咲かせたのかもしれない。
菊に似た花だから、iPhoneで撮って『調べる』をタップしても間違うだろうと思っていたのに、ちゃんとヤーコンとでてきた。
葉を茶として利用するヤーコン茶というのをやってみたいと思いつつまだ試していない。
友人が来たときにでも、「やーこんちは、ヤーコン茶飲むかい」なんて言ってみたい。
掘ってみたら、1本だけ良いサイズがあったけれど、あとはまだ未熟なので埋め戻した。
調べると11月初旬から収穫できるというようになっていたから、諸般の事情を考慮すると、こちらのものは1ヶ月遅れか。
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おら出荷するだ

2023年11月13日 10時16分10秒 | 農事


ニホンミツバチの蜂蜜を店に出させてもらったけれど、1個売れただけで、その後はさっぱり売れない。
値段が高過ぎ設定だったからだが、売れないからと値段を下げることはしたくない。
それならと、今年は不作だという里芋を出してみることにした。
他所でリサーチしてみると、けっこう良い里芋でも意外な安さで売られていてがっかりだ。
良いものを選んで袋詰して、これならこれくらいという値段を心に秘めて、持っていき理事長に値段を決めてもらう。
思惑よりも2割ほど安い値段を言われたが、蜂蜜のこともあり、素直に従った。
8パック持っていったのだが、すぐに大半が売れたらしく、帰ってしばらくしたら理事長から嬉しそうな電話があった。
当日売上分は夕方6時にメールで自動的に入ることになっていて、結局わが里芋は完売だった。
理事長は自分の事のように喜んで電話をくれたけれど、私にすれば自信のある生産物を自分の思う値段で売りたいと言い出せなかった悔いが残る。
需要と供給で頃合いの値段を決めるのは、探りさぐりやっていくしかないようだ。
それにしたって遊び半分に少し出荷してみるかなどという規模の販売は、手間隙を考えたらバカバカしくてやっていられない。
とか言いつつも、わずかでも小銭を稼ごうとやるわけだけれど、やっていられないのにやるモチベーションが必要だ。
たぶんそこででてくるのが、『お客様が喜んでいただいている笑顔』てなことになるのではないかと思われる。
そういう立前を常に自分に言い聞かせていたら、それが本音のように思い込んで、すらすら口にできるようになるのだろうか。
細々と小遣い稼ぎをしようとしている片手間に、吉幾三の『俺ら東京さ行くだ』の歌詞にある「銀座で牛(べこ)飼うだ」を思い出した。
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本日は好天につき朝飯前のひと仕事

2023年11月09日 11時22分33秒 | 農事




明日から天気が悪くなると天気予報が言うので、里芋の残り20株余りを朝飯前に収穫した。
テレビで昨日やってた炊き込み御飯がうまくできて、昨夜は必要以上に食べたから腹が空かないからというのも理由。
ブログも書かずに朝ドラだけ観て仕事に掛かったら思いの外はかどって、朝飯前のひと仕事はクセになるかもしれない。
今日は何を書こうかと迷っていたところなので、里芋干しをブログ記事とする。
湿った田んぼから掘り上げてきたので、里芋かどうか分からないくらいに真っ黒の土まみれだ。
育苗プラケースに入れて干しているのは、数日来少しずつ掘った芋の、ひげ根もむしり取った良品分が左4箱で、まぁまぁが右2箱。

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アスパラ菜など

2023年11月08日 08時58分58秒 | 農事


近所の同級生からアスパラ菜をもらった。
他の野菜は春にならないと花は咲かないのに、この時期に薹立ちして菜の花が咲いてしまう菜っ葉なのだ。
以前もらったこともあり食べたはずなのに全く味を忘れていたのは、何かに忙しくてそこへ気が回らなかったのだと思われる。
今回はお浸しにしたら、聞いた通りに甘くてばりばりぽりぽりとあごが疲れるくらいにたくさん食べられた。
虫が付かなくて育てやすいということだったから、来年はぜひとも種を蒔きたい。
他のアブラナ科作物と同時期に種蒔きしても、年内に花も咲くほどの急成長モノで虫も付かないというのは大変良ろしい。
今夏は、暑すぎていつ種を蒔いたら良いかなどと思い惑うこともあって、白菜と大根はまるきり大失敗となって収穫できそうもない。
キャベツは防虫ネットをしたので育って欲しいところだけれど、まだひょろひょろしているので結球までいかないかもしれない。
田んぼでつくった里芋がうまくいったので、物々交換で大根と白菜は確保できる。
何でもかでも作ってみるのは実験的に良しとして、比較的自分でもうまくできる作物を見極めるべきだ。
昨夜に全部は鍋に入り切らなくて残しておいたアスパラ菜の横にあるのは、見逃しておばけになったシイタケと、また生りだしたミニトマト。
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里芋の収穫など

2023年11月01日 08時53分08秒 | 農事






周りの人たちの里芋の出来は今夏の日照りで散々なのだが、私は田んぼで作ったので例年通り。
それでもコガネムシの幼虫を寄せ付けない薬などを使わない無農薬有機農法だから、いつものように食害された傷物も多い。
画像の左上は親芋で、下側真ん中がどこにだしても恥ずかしくない小芋孫芋なのだが、親1つに対してまともなのは2個ほど。
あとは、不細工、ねじくれもの、未熟もの、傷物だ。
里芋を掘ったり、ひげ根をむしり取ったりしていると、どういうわけかニホンミツバチがやってきてまとわりつくことが多い。
じっとしていると、手に止まったり鼻の先に止まったり耳元でぶーんぶーんと飛んだりするが、そのまましたいようにさせている。
巣の近くで何かしらの動きをしているわけではないので、攻撃の意図はなく、何に惹きつけられているのかも分からない。
鼻に止まって鼻の穴に入りそうになると、さすがにくすぐったくて振り払う。
耳に入りそうな感じもあり、首を振りつつ追い払おうとしても諦めなかったりして、意味が分からない。
干した里芋のひげ根をむしっているときに、カマキリが目の前のコンクリート段々を横切っていった。
カマキリは見つけたら、たいてい追いかけ回してしまう。
そうすると必ずといっていいくらいに『何だ何だやるのか・・』というようなポーズを取るので、じっくり対峙観察する。
たぶんコカマキリ(小蟷螂)だが、茶色一色の地味個体かと思えば、全身タトゥーが施されているような地味派手なのであった。
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玉葱苗と百合根を植える

2023年10月24日 09時03分33秒 | 農事








玉葱は種から育てたいと画策して、暑い夏が終わりそうなころに種を蒔いたのだが、肥料は十分のはずなのに芽は出たけれど貧弱。
周りの人たちは、畝を作り、黒マルチも施して、苗を植えた人もいる。
ちょうど苗を植えていた、その場に出向いて聞いてみると、毎年苗を園芸店に注文していて、連絡があったので受け取ってきたのだとか。
売り場に並んでいることもあるので、ホームセンターに行ってみた。
ほぼ同じような苗が、注文して買った人の値段より2割安で売っているのをみつけ、勢い込んで200本を1600円弱で買ってきた。
植えてみると、穴開きマルチの横5穴を全部使ったので、畝の半分までもいかない。
残りは、種からの分が成長してくれたら、それを充てる。
そうすれば、種から分と苗購入分との比較ができる。

百合根を同級生からもらったのだが、植えるには塊をほぐすべしと力任せに分けたら、欠片がたくさん出来た。
豆粒のような百合根もたくさん茎に付いていたので、かなりの数になるのだが、欠片からも芽が出るとしたら百合だらけになりそうだ。
同級生宅の隣の家の畑に咲いていたのを綺麗だと言ったら、『だったら貰ってあげるよ』と彼女が軽く引き受けてくれて、その通りになったもの。
食べる種類ではないから食べられないと言うのだが、百合根で毒のものなどあるのだろうか、あの姥百合の球根だって食べられるというのに。
調べてみると、猫には毒だそうで、食用以外の百合根は味そのものが喰えない代物というようなことが書いてある記事もあった。
食べはしないけれど、ネズミに喰われて消滅してしまわないかということだけが心配。
でもうちの庭に来たからには、もしものときの非常食という位置付けだ。
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朝から芋掘り

2023年10月18日 11時26分00秒 | 農事






周りの人の畑を見ると、私の数日の留守中にサツマイモを掘り上げてあった。
周りの人に教えてもらいながら真似をするというのが、わが農事の基本なので、これは自分も掘らなくてはと朝から芋掘り。
今夏の異常な暑さでも、この畑のサツマイモには一切水やりをしなかった。
それで成長が遅くて、葉がチンチクリン気味だったのが、ここしばらくの雨ですっかりいつもの感じになった。
それでも掘ってみなけりゃ分からないのが根菜の残念なところで、裏の畑のサツマイモは数が少なくても形はよいのが採れた。
こちらの分は、同じ苗なのに形がずんぐりで見た目が悪い。
肥料は両方とも一切施さなかったので同じ条件のはずだけれど、まるで出来方が違うのだから、農事は難しい。

お隣さんに、咲いていた一年中咲くのだという薔薇を撮った。
撮ってみると、薔薇の撮影もとても難しいものだと分かった。
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サツマイモにネズミの齧り痕

2023年10月10日 09時05分09秒 | 農事


雨がちのここしばらくだったけれど晴れ間ができたので急ぎサツマイモを掘った。
雨が降らなかったからか成長が遅くて、今になってようやく形は良くなったとはいうものの収量は例年の3分の2くらいか。
今年はコガネムシの幼虫が少なくて、奴らの齧り痕は少ないので少雨高温の夏も良いなどと思いつつ掘り進んでいたら、ネズミの齧り痕があった。
毎年ネズミの齧り痕のあるサツマイモが少し見つかるのだが、こいつらは少しずついくつも齧るからタチが悪い。
掘り終わってやれやれと立ち上がったら、体長7センチほどの明るい茶色の毛をしたネズミがちょろちょろと畑から走り出した。
素早く走るのではなくて、追いかけっこならこちらが勝ちそうな動きを目で追っていると、お隣さんが防草シートを貼った法面の端で止まった。
丸型シャベルを手にしていたので、本能的に振り上げて、でも、当たるなどとは考えずに振り下ろした。
そうしたら、シャベルが地面から跳ね上がったと同時に、ネズミも跳び上がった。
てっきり、シャベルを察知して跳び上がったのかと思ったが、落ちてからはぴくりとも動かない。
害獣を退治したのであったけれど、どうも後味が悪い。
数年前にも、別の畑でサツマイモを掘り上げ、少し離れてやれやれと立ちつくしていたら、同じテのネズミが近づいてきたことがあった。
その時は、あろうことか私の長靴の底と地面の隙間に潜り込んだので、きゃっと跳び上がるのではなく、私はその足に思い切り力を込めた。
そして、何度もかかとで踏み潰すことをやり遂げた私は、そうとうに残酷な面を持っているのだろう。
子どもの頃、ネズミは家の敵で、布団も齧られ、食料もやられ、カゴ式ネズミ捕りで捕ったのを川に沈めに行くのが私の役目だった。
ネズミは敵という意識は刷り込まれている。
明るい茶色のネズミは調べてみると、アカネズミ(赤鼠)だと分かったが、鈍い奴らだから次は目こぼししたいと思う。                
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種蒔き発芽

2023年10月01日 10時44分11秒 | 農事




この頃よく雨が降るので、来春の莟菜と菜の花のための菜っ葉類が発芽した。
種蒔きでは、つまんだ種を3本の指のこすり加減で均一さを目指すわけだが、芽がでると上手いか下手かがはっきりと分かってしまう。
私はひとつまみで1mほど素早く横移動させて蒔くのだが、多少不揃いながら、けっこう巧くいってるじゃないか、と誇らしい。
左端の列は蒔き始めで、この蒔き方だと種が足りなくなりそうだったから、2列目からは横移動を素早くした。
種蒔き器というものを買って試したのは3年前だったか、結局、私の規模では原始的種蒔き方法が一番確実だと分かった。
2枚目画像は、タマネギの種を蒔いた苗床で、発芽のゆっくりタイプだそうで、いちおう注意書き通りに藁をかぶせた。
1枚目画像の左端の畝に穴あきマルチをかぶせて、苗が育ったら移植する予定。
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ホラーのような

2023年08月21日 09時48分48秒 | 農事




今朝は早起きして、涼しいうちにと、ジャガイモ掘りをする。
害虫除けの薬もあるそうだけれど、薬を使わない農法を基本としているので、かなりコガネムシの幼虫に芋が齧られている。
食害の現場を初めて見つけて撮ったのだが、画像を見たらピンぼけで、ぼけ方の具合なのか、ホラーの画像かムンクの叫びの感じ。
道路越しの畑はお隣さんの畑とも接していて、朝の収穫中に挨拶することになってしまい、採れすぎて困るからとトマトやキュウリやナスを渡される。
私のナツギュウリはもう終わってしまい、トマトはミニだけなので、ありがたく頂戴して、ナスはあるからいらないと言ったのに、これは梵天丸だからと渡された。
私も掘りたてのキタアカリの姿の良いのを2つ渡す。
写っているジャガイモは、半分腐ったのとシャベルで傷つけてしまったのを、朝の味噌汁に入れようとハネたもの。
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道具あるいはオモチャ

2023年08月06日 09時09分09秒 | 農事




友人が道具ともオモチャとも言える物をまた持ってきた。
先日のガソリンエンジンポンプとは、同じポンプでありながら使い方の違う電動ポンプ。
ガソリンエンジンポンプの方は、吸口ホースの先にゴミ避けストレーナーがあって、深みにそれを沈めて吸い上げる。
それに対して今回持ってきてくれたポンプは本体の下部に吸口があり、呼び水なんぞ不要で、水が在ろうと無かろうと電気モーターは静かに回り続ける。
ドボンと深みに沈めるものではなくて、滲み出てくる水を排水するためのような用途で、本体下部が浸かった部分を排水してくれる仕掛け。
その友人は家を資格の必要な専門的部分以外は自分で作ってしまった人で、今回のポンプは基礎工事時に滲み出す地下水を排水するのに必要だったとか。
レンタルか購入か、購入なら新品か中古かという選択は賢く計算したはずで、完成して仕舞い込まれた道具がまた役に立つという格好。
借りるこちらは、使ってこそ値打ちのある道具なのだから生かしてやるという姿勢で大威張り。
水を欲しがる里芋だからと田んぼで作ったのに、これだけ日照り続きだと、水を張るまではしなくても畝の下を水浸しくらいにはしてやるべしとのことで、このポンプを借りて使うことにした次第。
遊び半分の農事に使う道具はすべてオモチャ扱いだから、『また何か始めたぞ』と思われているらしいけれど、それがなにか・・。
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