鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ニホンミツバチの一時疎開作戦

2018年06月15日 01時03分08秒 | 
下部が桐丸胴の待ち箱で節穴入り口に蜂がいる

疎開先に設置直後

覗き穴の蓋を外して巣を確認

待ち箱に入ってくれたニホンミツバチ群が20日間過ぎて完全に定着したので、一時疎開させ、次は冬囲いなどをしなくても良いアパート式飼育箱に入れる段階にきた。
わがニホンミツバチ師匠(師弟の口約束も交わしていないので今の所は私淑)から教えてもらった通りに実行する。
ニホンミツバチは2.5km以上離れた場所に4日間から1週間ほど移動させておけば、元の場所を忘れてしまうということだった。
私のミツバチ仲間の家は20kmくらい離れている。
遠すぎると師は呆れていたけれど、案外ニホンミツバチの巣は強いものだとも言ってくれたので、慎重に乗用車で運搬する。
後部座席に発泡スチロールと座布団とベニヤ板を使って水平を取り、運転席のヘッド・レストの金具にくくりつけたら、ほぼ万全。
国道は意外にガタガタする箇所があることを、下準備を兼ねた予行演習運行で確認したので、できるだけ信号もなくて新しい道路の迂回路を行く。
いつも来てくれる友人が今回は都合が悪くて居ないので独りで周到なシミュレーションをして実行。
19時15分なら働きバチはすべて帰り、巣に取り付いているから・・・ということだったが、移動用箱に上段2箱を移す時に見たら5匹ほどは桐の丸胴に残っていた。
別の空箱を2段載せて復旧させたが、いきなり女王も巣も仲間も消えた、この5匹はどうするのだろう。
群を戻してアパート式に入れれば、仲間と合流できるだろうけれど、それまでフラフラしていられるだろうか。
20km先に到着し疎開先の台に設定し、初めて覗き穴から中を見た。
ヘッド・ライトに照らされて巣に取り付いた蜂たちが動いているのが見える。
車で遠くに運ばれ、明るく照らされていても、落ち着いた様子。
健気と言おうか、お馬鹿と言おうか、思い通りにいって一安心。
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変態それぞれ

2018年06月14日 07時53分44秒 | 






生家の敷地から偶然掘り出したカブトムシの幼虫のことは4月20日と5月18日に書いた。
宇治に持ち帰り、半数を引き取ってもらったお宅から画像が届いた。
透明ケースの壁ぎわに蚕室(蚕ではないのに蛹になる部屋をこう呼ぶらしい)を作ったのがいて、変化が見られるというラッキーな偶然。
お孫さんに『生命の神秘』(若い祖母さんの言葉)の教材を提供できた彼女からの喜び報告なんである。
オス蛹の飴色の角が美しい。
隣にメスの蛹もあったらもっとよかったのに。

一方、6月6日と6月7日に書いたモンシロチョウを再び三たび。
羽化したモンシロチョウは田舎に持ってきたのだが、移動途中の揺れが原因か、花蜜代わりの砂糖水が多すぎたか、羽の周りを濡らして死んでしまっていた。
こちらの菜っ葉でも青虫は毎日見つかり、蛹まで見つけたので、また例によって隔離。
だんだん色が濃くなって来るとともに、羽の模様が透けて見えてきた。
そろそろかと思った夕方には、すっかり成虫になっていて、またも羽化の瞬間に立ち会えなかった。
こいつは羽化後の脱糞というよりオシッコの感じでピシャッと散らしていた。
砂糖水も持参してきたけれど、絶食させたまま即身成仏させるのが良いかもしれないと思っている。
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熊の爪痕

2018年06月13日 00時12分30秒 | アングル


昨年、熊の爪痕が隣の集落の山に見つかったという話を聞いた。
3Km余り離れた集落にも熊が出たとか目撃されたとかいう話も聞いた。
私がニホンミツバチの飼育を始めたことで、熊を呼んでしまわないかと、近所の人に言われたこともある。
同期会に向かう途中の車中隣り合わせになった同期の仲間に、そのことを話したら、詳しいことを知っていて話してくれた。
桐の木の洞に巣作りをしたニホンミツバチの蜜を狙って熊が試行錯誤したけれど、成功しなかった痕跡があったのだとのこと。
直後に何かの用で現場に行った彼は棒切れで洞の中をつついたら蜜が先に付いてきたというのだ。
何と無神経なことをやる奴よ・・と思ったけれど、私とて3年ほど前だったら同じことをしたはず(今なら、手製ミツバチ取り込みホースを突っ込み、群を一気に捕まえ、巣は掻き出して蜂蜜も全部採取しようと計画を立てるだろう)。
そんなことをしたら、直ぐにミツバチが居なくてなってしまうだろうにと言うと、いやぁミツバチなんてそれくらいのことでは何ともない・・とのことだった。
そこまで聞いたからには・・と、1泊2日の同期会旅行から帰った足で現場検証に出かけた。
詳しい場所を聞いていたわけではないけれど、だいたいの見当をつけて行き、山で畑仕事をしている人が居たので聞いてみたら、見当通りで、あの木だと指差してくれた。
確かに凄まじい爪痕らしくはあるが、足跡もあったのだろうか。
いつミツバチは居なくなったのかを聞かないでしまったけれど、おばさん(ナント同期生の義姉だった)が一人で畑仕事を平気でしているのだから、もうほとぼりも冷めてしまっているのか、豪胆な人なのか。
私も山行き携帯必需品として身内からもらった熊除け鈴&笛セットを持っていかないでしまった。
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八海山とほくほく線

2018年06月12日 05時47分37秒 | 旅行












中学の同期会で、群馬県水上温泉へ1泊2日の旅をした。
ほくほく線の車中から八海山を撮る。
数年振り数十年振りの人たちに会っての帰りだったからか、八海山を観て歯っ欠けの口を連想した。
もしかしたら、歯っ欠け山と呼ばれていたのを、八海山にカッコ良くしたのではないか。
そのことを親しい付き合いの同級生に話したら、着物の裾裏のことを八掛(はっかけ)というのだと、着物関連業者の彼は専門用語を教えてくれた。
もしかしたら八掛山だったのかも・・。

ほくほく線はトンネルばかりの路線なのだが、先頭に陣取り連写した。
窮屈な暗闇から、明るい景色に突入するワクワク感。
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睡蓮と殿様

2018年06月11日 14時50分41秒 | 身の周りの植物


書こうとすれば水蓮と書きそうだが、パソコンではちゃんと睡蓮と変換されるから助かる。
同じようなことを悩む人がいるようで、そんな質問がネットにあった。
朝咲いて夜には閉じて、また朝開くから睡蓮。
咲いているときに居合わせれば撮らずにいられないので、何回も記事にする。
殿様蛙もいつもいつも馴染み。
そっと近づけば逃げることをしない鷹揚さ。
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ナルコユリ(鳴子百合)なのかアマドコロ(甘野老)なのか

2018年06月10日 02時23分02秒 | 身の周りの植物




ウチにいつの間にか自生している花。
荒れ放題の草ぼうぼうだった裏庭を、無闇やたらに草刈機をかけているうちに何となく百合に似た姿なので目を掛けていた。
何本かのかたまりを刈り取らずに置いた。
そうしたらだんだん増えてきたのだが、今回初めて花を見ることができた。
お隣さんが『食べられる山菜なので、この前少し採らせてもらって食べたら美味しかった』と教えてくれた。
フキノトウもその後のフキなども、ウチに自生するものは何でもいくらでもどうぞ摘んでくれるようにと言ってある仲。
私が刈り取らずに置いたことを感じ取ってくれていたのか、少しだけにしてくれたのが嬉しい。
そうと聞けば、「この一帯に増やす事にして、毎年楽しみましょう」と約束した。
検索してみると、鳴子百合ならば納得の姿だが、甘野老というのは意味がわからない。
いずれにせよ食べられるという事で、来春が楽しみだ。
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何の卵かふたたびみたび

2018年06月09日 05時03分07秒 | 農事


ヤマボウシの枝下ろしをしていて気づいた卵。
ろくでもない蛾の幼虫の毛虫か芋虫が出てくるに決まっているけれど、やはり確かめてみたい、どうなるか観てみたい。
2週間ほど長期帰省を予定しているので、食草としてのヤマボウシの枝葉も携え、連れていく。
12個の虫きょうだいを見たとて何になろうかなどとは考えない。
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名のわからない甲虫

2018年06月08日 00時15分15秒 | 


オサムシとかゴミムシの仲間であることは間違いなさそうだけれど、これだけはっきりした模様なのに、検索しても同じ模様のものが見つからなかった。
新潟県十日町市の生家の田のあぜにいた。
甲虫(こうちゅう)の類は、大きさ、強さ、異形、美しさ、可愛らしさなどがないと目を引かない。
これは、どうしたってそれらの魅力が薄い。
研究者にもそのような好みや偏向があるのか、亜種や個体差が多すぎなのか、似て非なるものはあれどパズル的一致がなくて残念。

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モンシロチョウの羽化

2018年06月07日 00時13分11秒 | 


葉っぱから見つけ、容器に隔離して4日ほど経っただろうか。
いつの間にか羽化してしまっていた。
梅雨入りとなり、雨が降る中をブロッコリーの葉っぱにたかった青虫を大小何匹も潰して、ふと靴箱の上に置いた蛹はどうなったかと見てみた。
ナント~、羽化してる途中を見たかった。
空になった蛹の横にウンコがあった。
蛹状態ではできないわけで、窮屈な殻から抜け出た解放感とともに脱糞は当然の成り行きなのだろう。
傷ひとつない完全体として標本にしたいところだけれど、子どもの頃に持っていた展翅道具も手元にないのでそこまではしない。
牡牝の区別はまだわからない。
相手を世話するつもりはないけれど、交尾しない個体は単独でどれくらい生きるのか見守るつもり。
純正ではないナンチャッテ割安インクをカートリッジに注入する時に使う注射針をライターで焼いて蓋に穴を開けた。
蜂蜜を薄めて与えようと思ったけれど、そこまではせずに、きび砂糖水で生きてもらう。
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モンシロチョウの幼虫と蛹

2018年06月06日 00時37分07秒 | 




アオムシをかなり退治してはいるけれど、ウチの虫食いだらけの無農薬野菜。
たびたび書いている赤キャベツが一つだけ結球し始めて、それをアオムシが食い荒らしている。
モンシロチョウのアオムシはじっとしているときは、葉脈にそってまっすぐになっている。
擬態なのだろうけれど、緑の野菜ではないから見つけるのは簡単。
見つけるたびに、踏んずけて殺処分。
今回見つけたアオムシは画像をよく見ると、糸を1本出している。
落下防止なのか、蛹になるための準備だったのか。
せっかく蛹を見つけたのだから、羽化するところを観察してみようと、蓋が透明なアイスクリームカップに入れている。
羽化してパタパタされても困るという気はするけれど。
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術後定期検査

2018年06月05日 07時15分07秒 | 健康ネタ




7時半に自宅を出て、1時間で大学病院に到着し、受付手続きをして、採血をして、診察を受けて、次回の手続きと支払いが終わって、帰宅したのが13時前だった。
診察予約時間よりも1時間半くらい前に採血を済ませておかないと、検査時間があるので、診察が遅くなる。
ようやく慣れてきて、今回は一番うまくいった。
結果もPSA値が0.008未満の測定不能値で再発兆候はなし。
次回は半年後の年末となり、術後2年という節目になる。
待っている時間に図書スペースに行こうとして、階を間違え、初めて見る絵に出会った。
山根須磨子氏作で本人寄贈になる『樹下夢幻譚』。
手を置いた位置や細部の構図に想いを寄せた。
皮相なコメントは控えよう。
診察を終えて、毎度のアンケートに○をつけた。
下半身事情の、排便、排尿、性機能について詳しい質問事項が36問ある。
ツッコミを入れられるのは辛いものがあるので、意外な感じの1枚分だけ紹介しよう。
一つの資料として、○を付ける前に全部画像保存した。
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雨蛙

2018年06月04日 02時08分02秒 | 身の回りの生き物のこと


お墓の花立てを、彼岸やお盆以外は逆さまにして水がたまらないようにしている。
そこにいたのがこの蛙。
ふつうの雨蛙だろうに、こんなにも太ったヤツは初めて見た。
上手に化けて身の安全を図りつつ、美食の日々なのだろうか。
自分の墓場になるかもしれないロケットの横が安心できる場所のようだ。
ただ思いがけないものを見て、撮って、何気なく書いているだけで、誰かをあてこすっているつもりはない。
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竹の雪折れ防止対策

2018年06月03日 00時00分00秒 | 身の周りの植物




わが故郷に降る雪は、異常に重たいことがあるので折れてしまう竹も多い。
それを防ぐためには、筍がぐんぐん伸びているときに、揺らして先を折る。
不恰好にはなるけれど、こうしておけば安心。
ただし、ぶら下がらずに綺麗にポキンと折れて真っ逆さまに落ちてくるときがあるので注意が必要だ。
今回も横のヤツがそうなって、慌てて逃げた。
下の画像は、雪のない地方なら真冬に咲くクリスマスローズが、雪に痛めつけられる田舎では今頃こんな状態。
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木の股に便器

2018年06月02日 07時50分50秒 | アングル




敷地内の裏になぜか便器が置いてある、あるいは捨ててある。
生まれ育った家は早めにトイレ改造を行い、洋式になり、洗浄式になった。
田舎を出る18歳までは画像のタイプの和式だったけれど、これとは違ったような気がするが、これだったのかもしれない。
それにしたって、なぜ割られることもなく放置されているのかが解せない。
木の股と書いたけれど、欅と杉だから股とは言えないかもしれない。
これらの木はわざわざこんな植え方をするはずもなく、一方が自然に生えたのか両方共自然の偶然か。
便器は実際のところ、根元に半分埋もれていたのを私が引き抜いて立てかけたものなのでヤラセ画像。
この便器が本来用途の日の目を見ることはない。
下の画像は飛び石に使われ、ほとんど埋もれていた石臼。
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在りし日の想いを発掘

2018年06月01日 10時45分15秒 | アングル




荒れ果てて無人になっていた期間が約4半世紀の私の生家。
土木工事を職としていた友人が、私の頼みに応じて発掘してくれた。
発掘といえば歴史を明らかにするための学術調査ということになろうけれど、何の社会的値打ちもない個人的なものも発掘と呼びたい。
ルーツを探りながら在りし日の想いを感じ取るのも悪くない。
他人にやってもらってどうするというものだけれど、ほぼ定期的に来てはいるが限られた滞在期間の優先順位と体力と技を配分した結果なのだ。
石灯籠は友人も接合部の凸凹が合わないと言っていて、私の記憶とも少し違う。
まだ他の1基分が埋もれていて、適正な組み合わせを待っている。
お地蔵さんは、どこにどう在ったものが、ここにあるのか。
開眼戻しはしてあるのだろうと思うけれど。
飛び石はほとんどが埋まっていた。
雑草が生えては枯れて覆いかぶさり地層となって行くのだから、4半世紀は飛び石を隠すだけの時の推移。
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