シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

モノクローム 描くこと (公園通りギャラリー)

2023-08-13 | アート・文化

前からフライヤー、二つ折りで立派なやつ、をゲットしていて会期が始まるのを楽しみにしていた本展。

訪問のこの日、これも楽しみな図書閲覧コーナーがある部屋は貸し切りのイベントがあって、少し驚きましたが、そのまま奥の方に向かいます。

 

さて今回登場のアーティストは7人かな?

それぞれの方の略歴とかはこのフライヤー最終ページに詳しくあります。

“モノクローム”と一口に言っても、モチーフ、使用機材、支持体などは様々。

今回は作品例、アーティスト紹介パネル、そして制作中の様子のビデオ、をそれぞれこの順で紹介を進めますが、特にビデオの取り違えはあるかも、です…

 

最初に紹介は岡元俊雄さん。

墨汁と1本の割り箸で描かれた作品⁉️

殆どの展示作品は彼、彼女の肖像画だったのですが、好きというトラック🛻モチーフからのアングルで撮ってみました:

 

続いては吉川敏明さん。木炭で大胆な線と構図を描く方。

この方は1987年に亡くなられており、ビデオは無かったかと。

 

次の作家は高橋和彦さん。

コピー用紙などに精細なペン画で幻想的な世界を表す方。

 

お分かりになれますか、次の作品は実は線というよりX印によって構成されているんです。

平瀬敏裕さん、定規できちんと区分けされた中にXを書き込み、そのインクの滲みとかも味になるんですねえ…

 

次は御覧のように楽譜が図式化というかで表され、音楽そのものにも見える作品。

西岡弘治さん、楽譜を傍に置きそれを彼のアルゴリズムというか、で曲化されています。

 

今度は立体的な作品、素材は針金。

たぬきだshinさん。

ビデオで示すように2次元の針金を3次元の立体に見事に作り上げる…

最後がビデオの中で制作していた「トンボ」2023年。

 

最後に紹介は堀口好輝さん。

版となるプレートを直接削るドライポイント手法による版画なのですが、そのプレートに使うのは白いボール紙⁉️

摺は職員の方によるそうですが、支持体からしてインクを付けたら何枚も制作は出来ないでしょう…

それにしても凄いテクニック。

ということで本展紹介終了です。

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岩井俊雄ディレクション「メディアアートスタディーズ2023: 眼と遊ぶ」 (シビック・クリエイティブ・ベース東京)

2023-08-13 | アート・文化

この訪問に先立つほんの少し前、渋谷東武ホテルB2に出来た都のアート発信基地で新しい企画展が始まったという情報をゲット。

公園通りを挟んだ公園通りギャラリーに行ったついでに寄ってみることとしました。

 

さてその展示、ほんの少し前訪問した写真美術館のコレクション展「何が見える?」で拝見した技術的仕掛けと基本コンセプトは変わらない様々な用具が、あちらは発明当時のそのもので、

こちらはそれを今現在作って展示されているので、実はとても分かり易い。「カメラ・オブスタクル」など初めてそれを通じて対象物が分かった⁉️と係の方に言ってしまった程😅

 

先ずは前室、ワークショップも行われていたエリアの周辺に置かれた展示をスキャン

これは無間地獄というかどこまででも下に同じ世界が広がる展示。

 

さて第三室は岩井さんの「時間層」シリーズ、1985年の卒業制作( が“I”)から展示されて、係の人が電源入れてパフォーマンス🔌を見ることが出来ました。

ワークショップの方は満席、なかなかに面白そうな空間でありました。

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