前からフライヤー、二つ折りで立派なやつ、をゲットしていて会期が始まるのを楽しみにしていた本展。
訪問のこの日、これも楽しみな図書閲覧コーナーがある部屋は貸し切りのイベントがあって、少し驚きましたが、そのまま奥の方に向かいます。
それぞれの方の略歴とかはこのフライヤー最終ページに詳しくあります。
“モノクローム”と一口に言っても、モチーフ、使用機材、支持体などは様々。
今回は作品例、アーティスト紹介パネル、そして制作中の様子のビデオ、をそれぞれこの順で紹介を進めますが、特にビデオの取り違えはあるかも、です…
墨汁と1本の割り箸で描かれた作品⁉️
殆どの展示作品は彼、彼女の肖像画だったのですが、好きというトラック🛻モチーフからのアングルで撮ってみました:
この方は1987年に亡くなられており、ビデオは無かったかと。
コピー用紙などに精細なペン画で幻想的な世界を表す方。
お分かりになれますか、次の作品は実は線というよりX印によって構成されているんです。
平瀬敏裕さん、定規できちんと区分けされた中にXを書き込み、そのインクの滲みとかも味になるんですねえ…
次は御覧のように楽譜が図式化というかで表され、音楽そのものにも見える作品。
西岡弘治さん、楽譜を傍に置きそれを彼のアルゴリズムというか、で曲化されています。
たぬきだshinさん。
ビデオで示すように2次元の針金を3次元の立体に見事に作り上げる…
最後がビデオの中で制作していた「トンボ」2023年。
版となるプレートを直接削るドライポイント手法による版画なのですが、そのプレートに使うのは白いボール紙⁉️
摺は職員の方によるそうですが、支持体からしてインクを付けたら何枚も制作は出来ないでしょう…
それにしても凄いテクニック。
ということで本展紹介終了です。