シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

伏見稲荷 千本鳥居 〜 下の社まで

2018-05-04 | 2018春そうだ京都行こう

祝、第7,500番目記事アップ‼️


 

本来は京都旅行編まとめるべきですが、

何せ大台越えも超えの節目ですにで、伏見、ってそれは洒落。?

冒頭紹介は今回この地点で断念した、稲荷山最高到達点の三ノ峰。

下之社、白菊大神をお祀りしています。

 

 

 

 

 

 

さて、今回伏見稲荷参拝のメインイベントは御神体である稲荷山、そしてそれに連なる千本鳥居を歩いてみること。

少し前の「ブラタモリ」でも近江さんと一緒にタモリさんが歩いていて、

彼の興味、それは私の興味でもあるのですが、

山並みに無数に造営された“お塚”、“神磧”、“社殿”、神々が降臨した場所として、およそ日本の神様皆さんがここを“聖地”として認定している?、という姿を見てみたい、でありました。

これらの写真が示すところです✊️

 

それでは奥社を出てから時系列的に下りまでのご紹介。

 

稲荷神寶神社

奥社を通過、直ぐのところから右の斜面に道があり、そこを上がって参拝しました。

ここは伏見稲荷とは独立の神社で主神は天照大御神、稲荷大神を配祀。

仁和年間には宇多天皇の信心厚く、かつては稲荷山頂上に社があったそうです。

10種の神宝を奉安しているのだとか。

御朱印をいただいてきました。

 

こだま池に熊鷹社。

 

 

 

三つ辻、

ここからは伏見の街並みが見下ろせます。

 そこから四つ辻を通って…

実際には都度立ち止まってそこに置かれた地図というか、で居場所をチェックするのですが、

どうも解り辛い💦

 

ここから稲荷三峰、

 一ノ峰(上之社)です。

この祠には奥村大御神、日吉大神…

 

二の峰?の写真どうも撮らなかった模様。

写真はその付近の参道で見かけた風景。

白玉大神とか白旗大神、こちらは幡ヶ谷にも小さい祠があります。

 

この石鳥居は間ノ峰だそうな…

 

 

 


下り始めてようやく鳥居のみの写真とか撮れ出し^^;

 

 

 

 

下って三の辻からは下り専用道。

先ずは豊川大神を祀る稲荷山出張所?。

 

 

こちらはだ(手偏に只)枳尼天を祀っています。

荼枳尼天と変換出るのですが、上記もあり。

これは梵語のダーキニー、裸身で虚空を駈け人肉を喰らう魔女。

ベンガル地方の土着神で、のちに仏教に習合密教に組み入れられた。

ヒンズー教ではシヴァの妃。

この荼枳尼天が境内の鎮守府=稲荷に習合した。

豊川稲荷は従い寺院です。

登る時も平地があれば、ここに降臨した神々、大神、などの社殿、鳥居を拝見して来ましたが、

ここまで来て豊川稲荷、とか“大物”の神社の「出張所」が並ぶことになります。

 

道教のお寺?まであったのにはビックリ!

本殿まで戻って、今回のお参り終了です

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佳辰 (京都駅八条口近く)

2018-04-26 | 2018春そうだ京都行こう

本記事が京都旅行編の時系列的には最終回。

最初の写真は最後の最後に山門前まで行った宿題寺?、泉涌寺さん。

本当に訪問場所を絞った、というか、流れで動いた訳ではないので記事数としては少ない。

このお店もホテルに預ける荷物をピックアップ方々新幹線に飛び乗るには吉、が理由。

まあ、その過程で幾つか要チェックのお店がこの辺りにも出来つつあることを知りました。

 

さて、家族経営というこちら、一軒家レストランで新しく内装も綺麗。

靴を脱いで上がるシステムなんですね、バリアフリーと聞いていましたが。

ほぼ口切り直後ということで生ビールから始め、突き出し美味しいね。

白味魚の煮こごりとか秀逸です。

そして刺身盛り合わせ…

テーブル席でしたが、カウンターには外人客中心に陣取り、背中からお嬢さんの流暢な英語での料理説明が聞こえて来ます。

 

このお店はねえ、良いと思うのですが幾つか気になる点がある。

最初は料理の説明その他、我々のような一見には優しくない。

更に、まあメニューを見れば、なんですが、刺身盛り合わせが全部白身、ほぼほぼ食感の違いがメインに。

鱧の刺身とか珍しいものもありましたが、女将さん一瞬オーダー受けるの躊躇ったのならそう言って欲しかったな。

 

そしてお酒のセレクションが凝っていてなかなかなんですが、そのメニューに価格が書いてないのでそれぞれの希少性が分からない、それ程日本酒に詳しくない人だとお勘定時にビックリする可能性がある。

しかもお勘定がトータルだけで、酒の明細とか教えてくれないまま支払う仕儀となる。

 

私は滋賀のお酒で辛口、美味しいけどこの中では一番低価格帯と思しきものを4合、1人当たり2合に生ビールも2杯、途中でもういいかな、とお願いする料理のペースをスローダウン、ちょぼちょぼといった感じで食べログの示す価格帯エリア。

この店の構えでメニューに示される日本酒の種類置くと消費量が口開け後の劣化に追い付かないに決まってますから酸化は大変気になる。

だから値段描かないで高額商品に出させようという作戦かもしれませんが、この日あった十四代なんて東京だと普通に1合3千円は取りますから、今後行かれる方はお気をつけになった方がよろしくてよ💣

 

とまあ、辛口でスタートしましたが、料理は全体的に大変宜しい。

ちょっとした、そして多分女将の、心配りで素晴らしいお店になるんじゃないかな、上から、しかも東京もん、目線で申し訳ありませんが。

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伏見稲荷 本殿周辺〜奥社

2018-04-25 | 2018春そうだ京都行こう

仁和寺と並んで今回訪問が初めて、のこちら。

一旦ホテルに忘れ物を取りに行ったついでに予報では曇りだけど雨は降らない、が怪しくなったので折りたたみをバッグに忍ばせて大正解。

噂では聞いているインバウンドに超人気スポットは、京都駅で奈良線ホームに到着した時点で明らか。

先ずは大鳥居と楼門。、赤、赤、ですね…

 

着物を着せてもらった外人女性客多数。

実は日本人もそれなりに居たのは会話を聞いて気が付く、って…

ちょっと前までは中国本土からの方、って簡単に判別出来ましたが、

もう外見では判らない位ファッションとかお化粧方法が共有化されています。

そうなると、彼女たちの方が足とかずっと綺麗ですからねえ ^^;

右は内拝殿。

 

本殿でお参りをすませ、

さあ、今や世界に名高い千本鳥居にアタック?です。

 

 

もう言わずもがな、ですが、この伏見稲荷大社、式内社で旧社格は官幣大社。

全国に約3万社と言われる稲荷神社の総本社。

朝鮮渡来の秦氏の祖霊を祀る神社として和銅年間創建のようです。

五穀豊穣とリンクしているんですね。

最初の目的地、奥社参拝所に到着しました。

(続く)

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今回の京都旅行、事前戦略+ホテルの朝ごはん

2018-04-24 | 2018春そうだ京都行こう

閑話休題。

何せ旅行を決めて、ホテルの公式サイトがシーズンには相変わらず役立たず、が京都と再確認し、

JR系で結局東海ツアーズのサイトで未だ予約可能なホテルの中から決めたのがこの駅前ホテル。

写真はその最上階の客室窓から見た京都駅、何一つ道以外は挟んでおりません。

 

 

 

都ホテルですら真っ正面ではないと選んだibisホテル。

サイトではイビス、と称していますが、このホテルチェーン、プルマンとかスイスオテルとかと合わせてヨーロッパではよくみます。

私的にはアイビスと読むこのブランドには15年程前、アムステルダムの駅前で泊まっています。

今回も異常値的に桜の開花が前倒しとなった中、名残の桜を求めるにはいつも泊まっている二条城近辺とか東山、烏丸辺りでなく直裁に駅近を選んだ、ということです。

 

あ、この宿泊特化型ホテル、レストランは無く、朝ごはんだけ全てに宿泊者に付くスタイルとなっています。

その際、宿泊客が中国系中心のアジアでなく、白人主体なのを確認しましたが、それは上述が理由でしょう。

食事場所はぎちぎち、スーツケースを開けるスペースも部屋になく、エレベーターは明らかにキャパ不足。

二度目があるか不明ですが、まあ面白い経験でありました。

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寂光院

2018-04-23 | 2018春そうだ京都行こう

京都大原寂光院。

三千院の人混み、賑わいと比べて、静寂が支配している感じ、我々が思う大原のイメージにぴったり。

わざわざここまで街中から来る方は両方行きたいと思うんじゃないかなあ、と考えるんですが、若干の距離感がそれを困難にするんでせうか?

言わずと知れた建礼門院さんのストーリーで知られるこちら。

でも、拝見料を支払い、中に入って最初に知ったのはこのお寺さんの発願は聖徳太子!

 

 

こちらも三千院同様天台宗のお寺。

女性が

 

後白河上皇の大原行幸も平家物語の中で語られ、

「諸行無常の響きあり」は夙に知られます。

 

 

  

 

小さめのお庭、は本堂から見たもの。

この後、ご本尊の前でお寺の説明、2000年の放火事件などお聞きしました。

その消失した本堂は慶長年間淀君の命で片桐且元が再興したものだとか。

その他レプリカの建礼門院、阿波…

 

清盛の娘、高倉天皇の中宮、安徳天皇の生母…

栄華の絶頂の30才でこの草深い、北山杉の多い所へ移られ、

没年は諸説あるようですが、今回の説明では36才、とのことでした。

 

諸行無常の鐘、祇園精舎の響きでしょうか?

その余りの説得力と、

綺麗な苔の中にポツンとお地蔵様、で紹介終了です。

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雲井茶屋 (大原)

2018-04-22 | 2018春そうだ京都行こう

大原のこんな鄙びた風景を楽しみつつ寂光院に向かい、

寂光院さん山門手前。

「京都大原の味噌鍋専門店」を標榜するこちらは、隣接する民宿、味噌作りのお店との共同展開。

実はこの店に入るバス停から来て手前にある「わっぱ堂」さんの大原産野菜料理いだったのですが、到着してみると予約で満席‼️

「食べログ」の評点は低いのですが、よくある不思議なプロトコルのなせる技かもしれません。

 

話をお店に戻すと、ランチタイムなら蕎麦かうどんチョイスを想定されているようで、

口切りの我々がいきなり「味噌鍋」2,200円也を2つ注文すると恐らく厨房内おおわらら。

15分位が30分弱経っての配膳となりましたが、

我々に後入店の中国系、1人は英語オンリーのようでしたが、のお客さんたちがネットで調べるんですかね、皆さん同じ味噌鍋注文で、大変なことに。

 

登場のそれは、お酒と一緒に、ですかね、ご飯に合わせるには超薄味仕立て。

時間が掛かるのも宜なるかな、の凄いボリューム。

中の主部隊は期待の大原には相応しくない?白菜ともやしだったのは内緒の話 ^^;

横に添えられた山菜、キノコの出自を家人と議論いたしました💣

間違いないのは手前、柴漬けですな💦

 

 

我々にはその味付け丁度良かったですが、この辺評価は分かれるかも。

最後は家人分サルベージも入ってお腹一杯、でも野菜はたっぷり取れたし、でご馳走様でした。

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宝泉院 (大原)

2018-04-21 | 2018春そうだ京都行こう

三千院を後に、山門前の道を右に折れるとどんつきに「大原問答」、1186年法然が浄土宗義について問答を行なった、で有名な「勝林院」さん。

こちらも天台宗の寺院、山号の「魚山」は山東省の声明の聖地から来ているのだとか。

 

その後左に曲がるとひっそり佇む宝泉院さん。

上述の勝林院さんの僧坊、創建1013年、なんだそうです。

 

宝泉院といえば額縁庭園、となのだそうで、

柱と柱の空間を額に見立てた風景を絵画的に愛でるので有名。

 

この広間につながる廊下に籠が吊り下げられていたのですが、

知らなかったのですが、この天井板は関ヶ原の合戦前夜、伏見城を守って討ち死した鳥居忠敬以下徳川勢が自刃した場所の床板とかで、

見なくてよかったかも…

 

 

 

五葉松は幹にアクリルか何かで保護されており、

この写真の方が額縁のイメージありますね。

 

 

我々が選んだのは逆サイド、大きい写真の真ん前。

ここでお茶を頂きました。

途中日傘して来た時、若葉が綺麗だったなあ…

 

 

盤恒園という庭園は枯山水、

時あたかも八重桜の花びらが水に代わっていました。

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三千院 本堂(往生極楽院)/有清園

2018-04-20 | 2018春そうだ京都行こう

先の記事ではソメイヨシノはNGと伝えましたが、

境内庭園内の枝垂桜はまだまだ💪

 

 

そしてこれが本堂、往生極楽院。

 

12世紀に創建、江戸時代に大規模修繕された、というこちらは元々は三千院とは別寺院。

中に国宝、阿弥陀三尊造が安置されていて、もちろん撮影は適わないながら、

素晴らしい迫力とお姿でした。

 

 こちらが苔園越しに引いてみた本堂。

 

 

 

それにも増して美しかったのが石楠花。

 

 

 

 

庭園内、階段を上がったところ、庭の名前としては有清園。

その中にあるのが写真の金色不動堂、まさにその名の通り。

御朱印は境内3箇所で頂けますが、こちらもその一つ。

そこから降り始めて、川のほとりには「わらべ地蔵」さん。

 

色んな花が通路脇に見られ、

あもう少し経ったら紫陽花、そして言わずもがな、秋の紅葉は見事でしょうねえ👀

 

 

最後に三千院のルーツとも言える叡山円融房の名前を掲げる宝物収蔵庫、円融蔵にお邪魔します。

中には客殿の障壁画をこちらで保護している、竹内栖鳳、菊池芳文、などk、この日は栖鳳さん、のそれや重文の仏像など拝見してお寺を後にしました。

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三千院 客殿/聚碧園

2018-04-19 | 2018春そうだ京都行こう

記録破り並みに全国的に桜の開花が早かった今年。

このタイミングでの京都旅行と決めたからには、仁和寺と並んで訪問を決めていたのは大原の里。

それでもねえ、ソメイヨシノは前日の雨と風で殆どダメダメ状態。

そんな大原の里を眺めつつ、小川の脇を上がって行くと、三千院到着。

山門横の枝垂は綺麗でした、大撮影スポット ^^;

 

大原は小学生の頃、父の友人の車で連れて来てもらった記憶はあるのですが、

まあ初訪と一緒ですわな。

山門潜って、庭園の桜満開という看板を訝しく拝見しつつ拝観料をお納めし、

宸殿/客殿に入ります。

 

天台宗の門跡寺院。

本尊は薬師如来、開基は最澄!

天台声明、という言葉を今回初めて知りました。

 

聚碧園がこの庭園の名称。

玉座、下村観山の障壁画などぐるりと中を回遊している間に拝見致しました。

 

苔、そして芍薬が綺麗でした。

 

 

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酒亭ばんから (先斗町)

2018-04-18 | 2018春そうだ京都行こう

寄る年波、何時迄でも行ける訳では…

などと考え始めて、京都の禁煙割烹をリスト化したtokyoboy。

今回の旅行で先ずは、と思い定めたのがこちら。

割と短い先の話だったのですが、予約を取れたのはラッキー✌️

 

ピググルマンだそうですから、期待は高まります。

訪問前には解読につき危惧したこれらメニュー。

何とか読めますかね、で先ずは刺身の盛り合わせ、

それを中心に野菜系、は我が家の定法。

 

今回の京都旅行リポート、掲載写真枚数は絞っていますが、

このお店の場合、それは難しい ^^;

頂いたお酒もこんな風にカウンターに置いて下さり、ってなりゃエチケットを撮ってアーカイブ📷

 

上から秀逸な突き出し3品。

野菜で菜の花の辛子和え、酒は京都から攻め始めての「加佐一場」。

素晴らしかったノレソレ含む刺し盛り。

  

蕗の薹の天ぷらに若竹煮。

この写真左はゆり根と豆腐の卵とじに辛口の「招福」。

箸休め?の鳥もつ煮。

 

この辺から京都を離れたようで、広島竹原の竹鶴。

真ん中は鯛の桜蒸しかな。

まあ、よく食べ、呑んでまんな…

ちまちま、ちょこちょこ、でガツンと行くオーダーがなかったのが吉。

 

おでんを少し、これは大根。

そして蛍烏賊の酢味噌を「竹雀」で挟んで。

これで最後かな。

見事に京の春を満喫、大満足でお店を後にしましたとさ。

こうなると、行きには愚痴っていた春の嵐も先斗町を歩く風情になっちまったのは勝手な話⛩

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