ご案内の丹下段平の名台詞👏
「明日はどっちだ」、もですよね、これは多分テレビアニメの毎回最後のナレーション。
いよいよ始まった本展、という位心待ちにしておりましたが、会期開始直後週末前に密を避けるべく訪問致しました。
最後は「少年マガジン」の表紙を飾った際のパネル。
5年4か月だったかな、の連載だったようです。
本記事が「ぐるっとパス」カテゴリーに無いのは世田谷区施設の場合2か所とも2割割引で、そうなると世田谷区民かつ中期高齢者💦はそのステータスを使った方がお得だから🖐
さて、今回は梶原一騎さん、本編では高森朝雄名義、の手書き原稿除いて撮影可。
撮りに撮って来た写真でご紹介ですが、基本自分が連載時印象的だったシーンのアーカイブですのでご承知を。
泪橋、丹下ジムと子供たちの交流を描いたちばてつやさん肉筆のパネル。
この泪橋、明治通りと吉野通り、後述はあまり知られていない通り名でしょうが、吉原大門から浅草馬道に抜ける通りの交差点にその名前を留めています。
この吉野通りとか日本堤辺りにはやたら橋の付く地名ありますから、例えば地方橋、どう川筋が流れていたものやら、ここに描かれる橋の所在は私には不明。
ジョーと力石の絡み、出会いの場、「練艦(ねりかん)」という呼称は私の子供時代には馴染みでしたが、
今の方には分からないでしょうね、練馬少年鑑別所。
そんな悪(わる)だといずれ練艦行きだ、などとよく言われておりました…
上はプロ入り後宿命の対決となった際の印象的な力石ダウンの様子。
その前の撃ち合い、ジョーのダウン。
そして力石の死を知ったジョーの慟哭…
どのシーンもクリックしてご覧下さい、なんですが、
小細工を弄して?ガードを再度固める覚悟をしたジョーに対し、
執拗にアッパーを繰り出しそれを粉砕する力石徹…
でも、そのガードが伏線に…
どっち付かずの中途半端に終わり、その目で改めて新鮮な本編に感動します。
これはボクサー姿の彼は兎も角💦、本編の重要人物像。
ここに西と、後に夫婦となる林紀子が個人的推し。
ここ(練艦)での印象的だったシーンは「あしたのために」というボクシングの基礎を教える段平が送ってきたメモ。
「打つべし‼️」と頭の中で言いながらジャブとかフックの練習をしたことを思い出します。
ところで、本企画展内の展示文章にもありましたが、本編は力石の死をもって終わった、と考える向きが多いのでは?
写真は力石徹のお葬式シーン再現。
寺山修司がプロモートしましたが、社会現象化しましたよね。
私もそうで、その後世界タイトル戦に向けた流れはあまり記憶になく、
いきなりあのラストシーンになっちゃう自分に気が付きます。
本編連載中、梶原一騎さんはそのペンネームで執筆中の作品がもう一本。
なんだと思います?、そう「巨人の星」‼️
ここに添付はジョーに絡む2人の女性、白木葉子に林紀子。
写真には撮りませんでしたが、その原作とちばてつやさんがそれをどうマンガ化したか、という対比パネルが興味深く、
改めてちばさんのストーリーテリングと描写力の優れていること、思い知らされます。
上記では印象薄い、と述べましたが、漫画後半は世界戦に向けジョー復活の話。
その世界戦、ちばさん描くこのジョーの目…
凄い迫力です。
さて、そのラストシーン。
写真は会場出口に置かれたパネルと、
ちばてつやさん直筆原稿‼️
もう、何も言うことなし、凄いとしか…
最後に…
ジョーの姿が見られるこんな場所、吉野通り沿いです、をご紹介。
週末のジョギング 16-17/02/2019 - シモキタのtokyoboy