シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

あしたのために、あしたのジョー❗️展 情熱的にあすを生き抜くために (世田谷文学館)

2021-01-31 | アート・文化

「立て、立つんだジョー」‼️

ご案内の丹下段平の名台詞👏

「明日はどっちだ」、もですよね、これは多分テレビアニメの毎回最後のナレーション。

いよいよ始まった本展、という位心待ちにしておりましたが、会期開始直後週末前に密を避けるべく訪問致しました。

最後は「少年マガジン」の表紙を飾った際のパネル。

5年4か月だったかな、の連載だったようです。

 

今回のフライヤー、これだけで興奮状態…

本記事が「ぐるっとパス」カテゴリーに無いのは世田谷区施設の場合2か所とも2割割引で、そうなると世田谷区民かつ中期高齢者💦はそのステータスを使った方がお得だから🖐

さて、今回は梶原一騎さん、本編では高森朝雄名義、の手書き原稿除いて撮影可。

撮りに撮って来た写真でご紹介ですが、基本自分が連載時印象的だったシーンのアーカイブですのでご承知を。

 

泪橋、丹下ジムと子供たちの交流を描いたちばてつやさん肉筆のパネル。

この泪橋、明治通りと吉野通り、後述はあまり知られていない通り名でしょうが、吉原大門から浅草馬道に抜ける通りの交差点にその名前を留めています。

この吉野通りとか日本堤辺りにはやたら橋の付く地名ありますから、例えば地方橋、どう川筋が流れていたものやら、ここに描かれる橋の所在は私には不明。

 

 

 

 

これはジム内、地域の方達との寛いだ時間。

 

 

 

ジョーと力石の絡み、出会いの場、「練艦(ねりかん)」という呼称は私の子供時代には馴染みでしたが、

今の方には分からないでしょうね、練馬少年鑑別所。

そんな悪(わる)だといずれ練艦行きだ、などとよく言われておりました…

 

 

 

上はプロ入り後宿命の対決となった際の印象的な力石ダウンの様子。

その前の撃ち合い、ジョーのダウン。

そして力石の死を知ったジョーの慟哭…

 

どのシーンもクリックしてご覧下さい、なんですが、

小細工を弄して?ガードを再度固める覚悟をしたジョーに対し、

執拗にアッパーを繰り出しそれを粉砕する力石徹…

でも、そのガードが伏線に…

 

 

 

私のあっちはそっちではなかったのですが、

どっち付かずの中途半端に終わり、その目で改めて新鮮な本編に感動します。

これはボクサー姿の彼は兎も角💦、本編の重要人物像。

ここに西と、後に夫婦となる林紀子が個人的推し。 

 

 

 

 

 

 

 

ここ(練艦)での印象的だったシーンは「あしたのために」というボクシングの基礎を教える段平が送ってきたメモ。

「打つべし‼️」と頭の中で言いながらジャブとかフックの練習をしたことを思い出します。

 

 

 

 

 

ところで、本企画展内の展示文章にもありましたが、本編は力石の死をもって終わった、と考える向きが多いのでは?

写真は力石徹のお葬式シーン再現。

寺山修司がプロモートしましたが、社会現象化しましたよね。

私もそうで、その後世界タイトル戦に向けた流れはあまり記憶になく、

いきなりあのラストシーンになっちゃう自分に気が付きます。

 

本編連載中、梶原一騎さんはそのペンネームで執筆中の作品がもう一本。

なんだと思います?、そう「巨人の星」‼️

ここに添付はジョーに絡む2人の女性、白木葉子に林紀子。

写真には撮りませんでしたが、その原作とちばてつやさんがそれをどうマンガ化したか、という対比パネルが興味深く、

改めてちばさんのストーリーテリングと描写力の優れていること、思い知らされます。

 

上記では印象薄い、と述べましたが、漫画後半は世界戦に向けジョー復活の話。

その世界戦、ちばさん描くこのジョーの目…

凄い迫力です。

 

 

 

 

 

さて、そのラストシーン。

写真は会場出口に置かれたパネルと、

ちばてつやさん直筆原稿‼️

もう、何も言うことなし、凄いとしか…

 

 

 

 

 

 

 

 

〆のカウント・テンはその一連のパネルにて。

最後に…

ジョーの姿が見られるこんな場所、吉野通り沿いです、をご紹介。

週末のジョギング 16-17/02/2019 - シモキタのtokyoboy

 

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金威 Vol12: テイクアウトやってみたVol3

2021-01-31 | 食・レシピ

散歩で羽根木公園まで行ったこの日、

でも早く出ちゃったので道中でランチ調達には早過ぎて戻って来たシモキタ。

おや、11時前から金威さんで店頭にテイクアウト並び始めているぞ…

それじゃあ、二度手間も嫌だし、ここで買っちゃいましょうかね、品数は未だ少ないですが😅

 

で、買い上げたものは「麻婆豆腐丼」700円也、その他。

こちらは本格ですからねえ、花椒が効いてガツンと頭から汗が浮かび始めます。

量が少ないのは容器のせいですかね、こちらがテイクアウト始めてからやはり他店比較で気になるところ。

でも、美味しかったので先ずは良しということでご馳走様。

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武蔵野市立吉祥寺美術館「阪本トクロウ デイリーライブズ」 ぐるっと2020Part3Vol41

2021-01-30 | ぐるっとパス2020

大好きな阪本さんの企画展が、ぐるっとパス参加施設でも開催されることに…

イヤー、嬉しいなあ😃😊、ということで、でもご時世柄土日に吉祥寺は密でしょ、と平日穏やか?に降り立った吉祥寺。

でも、そこそこの人出です💧

前回の緊急事態宣言中もこうしたやや郊外のショッピングエリアは人出変わりませんでしたものね、むしろ銀座とかに行かない分こちらが…

 

フライヤー、私のスキャナーとそのソフトの限界を思い知らされる、如何にも阪本ワールドを受けたサトル(subtleとスペルも入れておこうかな)な色調。

何回か調整して漸く上下のイメージをゲットしました。

 

更に小冊子も参考に。

阪本さんは1975年生まれ、藝大日本画科出身。

でも、作風はアクリル絵具を使った、何だろうその場の空気みたいなものをモチーフにされている、と理解しています。

何年前か、当時の阪本さんといえば「Sky」の連作で、

当時仕事で世界中を飛び回っていた時、オーバーナイトフライトでほんのちょっとサンシェイドを開けて外を覗いた時の景色…

大好きになりました。

 

さて、撮影が許可された今回、山のように撮って来ましたよ✊️

先ずは今回の私の推し、「水面」。

画面編集しちゃって、縦横縮尺がオリジナルと合っていないかも知れませんがその辺はご容赦で。

彼の場合、同じタイトルの作品複数ありますので。

 

 

同タイトルのものも添付します。

いずれ甲乙丙つけ難いのですが、まあその時の直感ということで…

最近は水面の現象をそのまま写す「墨流し」の技法も使われているのだとか。

 

それでは、本企画展タイトルになっている作品、

そして、今回では同系統というとこんなところだったかな。

「呼吸」というタイトルが付けられていたような…

 

そして、彼の好きなモチーフの信号とか土手の草。

踏切とかも好きですよね…

最後のタイトルは「weave」、織る?

 

 

最近使われ始めたと思われる黒バック基調の作品。

高いタワーの上から都市を見たところと、1万メートル上空から見下ろした夜景。

これ、成田着陸の前の千葉県のどこか、と私には見えます。

そしてこれ不思議な作品、階段なんですよね、そしてピントが合っていない…

 

「地図」、私には流氷か何かに見えます。

そして阪本さんといえば、の「Sky」。他の作品はもっと高度が高いかな。

そして、会場ロビーに置かれた作品。

 

ロビーではこんなところも展示されていましたが、ライティングの関係でやや残念でしたかね。

冒頭は「エンドレスホリディ」、公園の遊具ですかね。

などなど、大好きな作家故思い込みが激しいリポートになった今回、入場料は300 円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計22,240円となりました。

なお、阪本さんの個展、近くでは2月5日から代官山「Art Front Gallery」で「gap」と題して開催されます。

代官山といえば、昨年中に別会場で開催された展示のリポートはこちら、阪本さんの作品も含まれていました。

OGPイメージ

ブレイク前夜 (代官山ヒルサイドテラス) - シモキタのtokyoboy

おや、こんな展覧会が始まった…ジョギング、その他車の移動で毎日とは行かないまでも通り掛かる代官山、ところはヒルサイドテラス。画...

ブレイク前夜 (代官山ヒルサイドテラス) - シモキタのtokyoboy

 

 

 

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(旧)南部亭 (日比谷公園内)

2021-01-30 | 昔行った場所

あれ、ずっと閉まっていたあの建物が綺麗になって灯りがついている…

近付くと、建物側面には懐かしい「Nambutei」の文字。

でも、表、入口に向かうと…

「KAMOS」という看板?

 

 

 

 

さてこの建物、元々は東京市長後藤新平が市民のために、と出した蕎麦屋さんが最初とか。

こんなHPが未だ残っています…

http://www.nambu-tei.com/welcome1.htm

そこに昭和30年今の建物がやはり蕎麦屋として完成、その後30年位前にフレンチレストランへと変わった…

ということは私がランチに足繁く通ったのは、フレンチになって間もない頃だったことになります。

そして、2017年に閉店…

 

この日は何時雪混じりになるだろう、と危惧する天気。

その中、大好きな小村雪岱さんの企画展を拝見に訪れた日比谷公園。

年代的にもぴったりのこちら。

数日前のTVニュースでは凍りついていた噴水の鶴さんはそこまでではなく…

上記HPにある漆喰の壁、手削りの柱など写真でお分かりになるかな?

 

お願いしたのは「緑茶レモングラス」という日本茶だかタイ茶だか分からないネーミングのそれ。

今は「おやき」とかスナック系の食べ物とドリンク提供のお店のようで、往時のフレンチではありません。

2階に上がって、テーブルクロスとか全く縁遠い雰囲気ながら、ゆったりくつろぎました。

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石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか (東京現代美術館)

2021-01-29 | アート・文化

石岡さんの企画展、それじゃあ行きますわなあ…

丁度訪問のこの日、日経朝刊裏面に大きく本展取り上げられ、

いかん、さっさと行かなくては、と事前日時予約サイトに行ったらもう残席数無くなりそうで、

ぐるっとパスで200円割引受けられるとはいえ、それでは到着時の混雑次第💣

それじゃあねえ…木場も最寄り駅から遠いここまで行くことを考えたら黙って普通料金で買ってしまいますメメ

での、ぐるっとパスでの訪問対象外。

 

今回のフライヤーがこちら。

勿論行く、などと冒頭書きましたが、実は石岡さんの全体像なんて知る由もなく、ただひたすらにアカデミー衣装デザイン賞を取った時の紹介と受賞シーンが頭にあるから。

そして、その後亡くなられたこと…

 

今回は写真撮影不可立ったので、実際の展示は文章で行くしかないのですが、

冒頭が女性として初めてに近いタイミングで広告業界、就中所謂クリエーターとしてべビュー、資生堂の前田美波里さんのポスターや沢田研二のヌードポスターなどジェンダーフリーの立場から、いまだに私の記憶に新しい作品を創り出された…

この頃、こっちは10代後半から20代、パルコ全盛時代ふくめて影響をもろに受けた世代であります。

 

会場は殆どが若い方々、特に女性が多く、

皆さんのファッションも面白く、多様性が興味深かった…は展示に関係ないですね。

で、おそらく彼女たちの知識範疇に入ってくるのは石岡さんが活躍のフィールドをニューヨークに移して、次第に映画業界に入り込んでいくところからではないでしょうか?

 

「地獄の黙示録」の日本でのポスターがコッポラに評価され、

その後、コッポラ、ルーカスらとのジョイントの仕事でステップアップされていった。

展示で、マイルス・デイヴィスのアルバム「TuTu」がレコード盤で流され、関連の写真がありましたがこのジャケットのデザインでグラミー賞。

それにしても今聞くと結構フュージョン掛かっているアルバムだったんですね…

 

その後、ターセム・シン監督ら若手と組んでの作品があり、

これらの衣装が展示後半怒涛の迫力で並んでいました。

知らなかったのは北京オリンピックの日本選手団のユニフォームを担当されたこと。

などなど、最後の映像展示含めてどっぷり石岡ワールドに浸った、そんな時間となりました。

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シモキタ・パトロール 2021/01後半: 閉店、目立ちません?

2021-01-29 | シモキタ再開発

先ず冒頭の紹介はすでに昨年12月に閉店のTシャツのお店、「グラニフ」さん。

こちらも含め、後段紹介の店は都内に店舗があって、この下北沢店を閉める、と説明が貼られています。

まあ、こちらの場合下北沢駅「エキウエ」に店舗開設していますから取捨選択なのかも知れませんが、

最近のシモキタ、飲食店閉店後に入るテナントは皆んな古着屋。

商流構造的に普通の服飾店、って難しくなっているのでしょうか…

 

そして、南口商店街で長年親しんできた靴下のお店、「hanako」さん、

変わって駅北のフェミニンな雑貨屋さん「マリオネット」などなど。

面白いのはテナント撤退となると、以前そこが何だったか分からないように看板の一部とか外すんですね…(こちらはNational Laundryさん)。

 

今度は改装ですが、「OZEKI」さんが以前パチンコ店だった隣接のお店で本記事アップ頃には仮営業とのこと、ご参考まで。

 

 

 

 

 

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富ヶ谷商店 Vol9

2021-01-29 | 食・レシピ

前回に続き月曜訪問のこちら。

火曜定休なんですね、やっぱり…

前のガテン系3人組に続いて店頭に立つと、お弁当は2種類(メイン違いで実際には3種類)しか残っていませんでした。

12時前なんですが、足が早いです👏、人気ね🖐

 

その中で選んだのが冒頭店頭の貼り紙にもある「腸活弁当」950円也をメインお魚で。

ご飯が何穀米を使用、「発酵X食物繊維」が売りのようで、お漬物系とか充実。

魚、何だったか未チェックなんですが、脂が乗って、塩麹か何かで味付け、大変美味しい。

なかなかでした、ご馳走様。

 

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百の縁起もの (雅叙園)

2021-01-28 | アート・文化

新年1月1日から開始の本展、間違いなくお正月をここ雅叙園で過ごされようとする方々向けのイベントと思われますが、

コロナ禍の中、集客はどうだったんでしょうか、最近伺う際にあの豪華な廊下を通る度に閑散としている様子が気になります。

 

こちらがフライヤー、展示内容が良く分かります。

今回は百段階段そのものに再び焦点を当て。お正月興行とて、目出度い感じにこちらの魅力を伝えてくれるそんな構成。

実際、これだけ訪問していても、へえー、が殆どだったのですが、

 

私が選んだ今回の狙いは天井推し😊

まあ100の「へえー」の中によく出てきたこともあるのですが、実際これまでそんな注意を払っては見てきませんでした。

 

どんどん写真紹介行きますよ💦

 

 

 

あれよ、と思ったのは若冲の作品、模造です。

そして、これも気が付かなかった下の部屋の屋根が見られることを意識して造られていること。

 

このパラグラフは打って変わって、展示されていた焼物などをご紹介。

最初は鍋島だそうです…

 

どんどん行って、清方の間付近。

こんな障子があったンデスねえ…

 

 

清方の間が続き、浮世絵や、

改めて清方描く天井画などに注目。

 

 

驚いたのはこれ、はっきし言って反則ですが、

清方の「築地明石町」があると信じてびっくりした私⁉️

これも模造でした💣

などなど楽しんで雅叙園を後にしました。

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戸栗美術館「たのしうつくし 古伊万里のかたちII」 ぐるっと2020Part3Vol40

2021-01-28 | ぐるっとパス2020

ようやく年が明け、今企画に移った当館。

旧年中に言われていた通り、今回から日時指定予約制は無くなり、

でも新型コロナ第三次感染拡大に伴う緊急事態宣言に伴い、開会直ぐの訪問日を以って宣言期間中の休館となってしまいました。

 

今回はフライヤーが無いそうで、入口に置かれていた看板で企画展名、時期(もう意味ないですが)をアーカイブ。

展示は前回の鍋島焼推しからその他の伊万里焼中心での展示構成、成る程ね、でありました。

さて、今回の入場料は1,200円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計21,940円となりました。

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Burger King 代々木上原店 Vol7

2021-01-28 | 食・レシピ

この日午後から雨となり、日曜に入る頃には東京地方も霙からひょっとすると積雪となり…

が、朝から雨となって、さあランチ調達どうしましょ…

こちらへアプリで注文、車でピックアップすることとしました。

 

最近はそぼアプリ上でこの日のクーポンをチェック、オーダーを決めるが習い。

この日、私的お得は「チーズワッパーMセット」、ドリンクをミネラルウォーターで590円也、300円割引セットを選択。

チーズワッパーは在アメリカ時代から大好きなチョイス、うふふでありますなあ。カリッと揚がったポテトも美味しく、がっつりご馳走様でした。

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