シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

第9回 桜花賞展 (郷さくら美術館)

2022-03-31 | アート・文化

毎年恒例…今年もやって来ました桜花賞シーズン。

訪問の日は山手通り沿いヒガンザクラ系の桜は咲いていましたが、目黒川沿いは別記事でご紹介のように樹によって1、2輪咲き始めている位のタイミング。

満開になったら絵どころの話じゃございません、リアルの勝ち💣💣

館に到着してビックリ、ってぐるっとパス2021Part5でこちらに既にお邪魔してたんですね、初めてこういった事態?に遭遇しました💦

で、訪問カードで50円割引いただき入場。

 

こちらがフライヤー、少し前から当館では展示品リストはHPにアップするものの印刷物として入口に置くのは資源削減の観点から中止しています。

後から考えればこのフライヤーの裏面に出ている応募者というか入選者のリストを使って備忘メモすればよかったのですが、何せ家に既にあるフライヤーをここでゲットするのも資源の無駄。

公募展の時は物理的にリストがあるのが嬉しいなあ、と思ったのは本音の話🤬😾

 

とまあ、作者名、タイトル含めてのご紹介が出来ない言い訳ですが、今年の入選作品には木の幹、桜って苔が生えていたり独特の木肌がありますよね、また幹からいきなり花が咲いていたり、をメインにした作品とか、桜の表現に更にひと工夫加わった作品が目に付きました。

色でもリアルないステレオタイプのそれでなく墨だったりと面白い作品もあり楽しめました。

でも、1階少し上がったフロアの応募作品以外の方々の方が素晴らしかったのは内緒の話🤬

目黒川のソメイヨシノ、丁度アップ時は満開から散り始めに入る頃ですから是非お運びを。

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東横のれん街; 春のお祭り 2022

2022-03-31 | 祭り/イベント

今回、以前から新聞折り込み広告で気になっていた東横のれん街の「お祭」、特に「八八八弁当」😅をこの目で見よう、と訪問を決め記事化を図ることに💦

改めて以前はハチ公の地下にあったこの東横のれん街がヒカリエ地下に移ってからもう10周年なんだとか⁉️

地下化した東横線の改札前がこのホール、東横線に寄り添っているんだと改めて実感…

それにしても人気のイベントなんですねえ、この開店前の行列が無かったら単独記事化なんて考えませんでしたけどね💣

 

この日の狙いはこの期間限定の「八八八弁当」、B3に入る各店が趣向を凝らして制作に当たり、それらの写真をチラシ上で見るのが楽しい。

私のピックは「こめらくのこめべん」、チラシで一番大きく扱われていたそれを選んだのですが、ご飯の上に載るイベリコ豚が写真と異なりかなり残念💣

とはいえ、価格見合いでは充分。すき焼きやお寿司には更にもう一つ行列ができる人気のほど、垣間見てきました。

 

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野川、東宝スタジオ付近のサクラ 2022.03.25

2022-03-31 | 

この日は玄関先にさらに春を呼び込もうと訪問のホームセンター。

世田谷通りから東宝スタジオを抜けてその先奥にある目的地に近付くと綺麗な桜並木、まだ咲き始めではありますが、が目に。

駐車場に並行して流れるのは野川、これまでこうなっているとは知りませんでした。

 

 

なんか凄い儲けものをした気がして嬉しいですねえ😃

 

 

最後に…

このホームセンター手前、入口は東宝の映画スタジオ。

ソメイヨシノはそんなに被っていませんが、三船敏郎さんとかお分かりになりますか?

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町田国際版画美術館「江戸の滑稽」 ぐるっと2021Part5Vol39

2022-03-30 | ぐるっとパス2021

ぐるっとパス2021Part5期間中2回目の訪問となったこちら。

同館内の喫茶店では国芳風?うどんの販売も行われていました、お腹一杯だったので敬遠してしまいましたが…

 

今回の展示、「のらくろ」で有名な田河水泡さんのコレクションからの出展がメイン。

そこにこちらの収蔵品、特に大津絵、を交えて以下の構成で展開されます;

戯画、鯰絵、流行り病、大津絵、大津絵と戯画、幕末の戯画、明治の戯画

 

それでは撮影可ということで無闇矢鱈?作品を撮ってきたのですが、☠

但しこの前日、先にアップしたそごう美術館「院展」記事の編集で疲れ切っていたところに、次は漢字転換とかがやたら面倒臭い☠作品揃いなので詳細を付記するのは断念…

と言い訳から始まり、先ずはべったり国芳😍

右から2番目は流行り病への医者の対応などを面白おかしく描いたもの。

 

江戸のとんち絵って火事、災害、流行り病などで儲ける人などをやゆる趣向が多いんですね。

この辺は地震の鯰絵。

 

で、国芳に戻る。

これが冒頭紹介のカフェのうどんになった作品。

そして疫病退散的モチーフ。

神仏、武将などに願をかける絵柄が多かったかな。

 

この辺から大津絵、

こちら町田のコレクションは包括的で有名だそうな(と自ら解説していました)。

 

 

そして「あわてといふ手…」

この辺は官軍が迫る江戸から逃げ出すか、といった作品が並んでいたんですが、

錦旗を掲げて江戸へ近づく官軍と幕府軍、どちらかというと江戸ですから幕府びいきが多かったかな。

 

これらもそう。

 

 

 

こういった作品が幕末期。

 

 

 

最後に明治に入って西洋との文明比較とかがモチーフになってくる。

乃至は新しく造られた建物、ファッションなど。

 

これらの作品は誰の手になるでしょう…?

小林清親さん⁉️なんですよ、奥さま🤬😋

さてそんなこんなとくたくた?になる位楽しんだ今回の入場料は800円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計26,220円となりました。

 

最後に…

芹が谷公園の春をアーカイブ。

木蓮かこぶしか、が綺麗でした。

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57577 (町田ことばらんど)

2022-03-30 | アート・文化

ふむ、これは近くの国際版画美術館とセットで訪問するならアリだな…

どこだったかなあ、多分根津美術館でパステル調の綺麗なフライヤーをゲット、内容不明ながら町田行きの際の行動を決め、

当日、先立つ国際版画美術館で思ったより長く滞在、急いで街中のこちらに向かいました。

 

これがこちらへ私を誘ったフライヤー。

展示は4人だったか、の歌人の方々が自身の作品をモチーフに短歌論だったり、単に作品を読ませる工夫だったり、最終コーナーでは短編映像まで制作して自らの歌の世界に観客を導く、そういったもの。

これがねえ、面白かったの…👏🙍‍♀️

 

さて、展示室内は基本撮影可。

といっても57577の言葉が並ぶそれ、写真で映し取るのはほぼ不可能ですから、まあ雰囲気ということで💧

 

そこに紡ぎ出された言葉は非常に興味深い。

時間あればじっくり読み込みたいところだったのが残念太郎。

 

中でも興味を持ったのはショートムービー、でもセリフはなくナレーションでその場を詠んだ短歌が出てくるのですが、アルアルなんですよ。

ご覧にならないと伝わらないかも知れませんので、YouTubeにでも上げてくれると嬉しいかも…

 

その他備忘録的に撮ってきた写真。

クリックして更に拡げるとなんとか読めますからご参考。

そして最後は駅によく見られる掲示板。

ここに57577⁉️、これが面白い短歌なんですよねえ。

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駒場野公園のコヒガンザクラ (おまけ:ソメイヨシノ)2022

2022-03-30 | 

これまでサクラの種類をそれほど意識していなかったここ駒場野公園。

でも、訪問のタイミングからかソメイヨシノが周辺でいまいちのタイミングで美しく空に伸びるピンクのそれをものすごく意識。

掲げられたパネルには「コヒガンザクラ」とあります。

 

まあ、それならソメイヨシノより早いは道理。

編集者?としての今の悩みは大島桜が咲いてきたら別記事にするか八重桜、関山と合わせるか、嬉しいものですが…

 

 

 

 

 

 

こちらがそのパネル、「小彼岸桜」と漢字ですね…

こちら駒場野公園には八重の頃、また登場となります。

 

 

因みに…

筑波大附属駒場の前のソメイヨシノも立派なんです(この撮影の翌日、あっという間に満開でした…)

 

(03.30: このスポット)

 

満開。

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永青文庫「戦国最強の家老」 ぐるっと2021Part5Vol38

2022-03-29 | ぐるっとパス2021

「細川家を支えた重臣松井家とその至宝」がサブタイトル。

今回初めてその存在を私は知った松井家は肥後細川藩の筆頭家老にして八代城主。

一国一城制度の江戸幕府において支藩でなく城持ちのステータスを保っていた訳ですから、徳川将軍家も一目置く存在であったことは明らか。

戦国動乱期から江戸幕藩体制確立までの時期、細川家と共に生き抜いた松井家三代の生き様に焦点を当てたのが本企画展。

 

さて、こちらが今回のフライヤー、ビビッドな色使いが印象的。

そしてこの表紙に見られる松井家第二代の興長の着ている陣羽織や後ろに置かれた兜…、それぞれ徳川家光、豊臣秀吉から拝領した品、が戦国時代の松井家の活躍を物語ります。

なお、その兜は初代康之に贈られたもの。

松井家は元々足利将軍家に仕えていましたが、康之の頃将軍義輝が廃され、その後細川藤孝と行動を共にし15代将軍足利義昭擁立に向け行動、織田信長の知遇を得るようになる。

私的には戦国時代最強の家老、というと伊達家の直江兼続とかが頭に浮かびますが、康之も戦功を認められ秀吉から18万石の所領🪨が提示され直参として大名に取り立てる、ということもあったそうな。

それを断り、代わりに拝領した「十八万石の壺」も今回展示されていました。

そして丹後時代から時の為政者から松井家が一定の戦力を保てるよう所領と居城を持つよう指示も出て、その後豊前・豊後、肥後と細川家の国替えの際にも常に所領中2番目の重要拠点に松井家は城を構えて八代城主という顔も持った、とのこと。更には山城国での所領も秀吉、徳川家から安堵され幕府直参でもあった、そんなユニークな松井家を知ることが出来ました。

展示では信長、秀吉、徳川三代から送られた各種書状、朱印状の他、宮本武蔵や千利休といった人物との交流が密度の濃い資料から浮かび上がって非常に興味深かった今回、その入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計25,420円となりました。

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桜観音(長谷観音寺) 2020春 (神奈川県松田町)

2022-03-29 | 

その名前故…

松田ICで東名降りて御殿場方面に向かって246沿いのこちら。

春のお彼岸で墓参の際意識してサクラの開花状況チェック。

今年はバッチリのタイミング👍、帰路寄ってみました。

 

 

 

 

この日はお彼岸、ヒガンザクラ系が満開は納得。

この近隣では河津桜が近年評判になっていますが、この時は既に葉桜、と看板が246沿いに置かれていました。

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シモキタ再開発アップデート 03下旬/2021: 井の頭線高架下、商業施設工事進展

2022-03-29 | シモキタ再開発

少し前にもご報告した下北沢駅旧南口駅前、井の頭線高架下の商業施設が更にその姿を見せてきました。

先ずは冒頭中目黒を思い浮かべさせられる佇まい、あれよりずっと小体ですけどね…💣

 

 

 

 

 

さあ、それではぐるりを再復習?しましょう。

先ずは世田谷区図書館の図書館授受窓口。

このエリアの総称は「ミカン下北」だそうです。

 

側道も姿を現し、歩行者専用道と知ります。

 

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そごう美術館「再興第106回 院展」 ぐるっと2021Part5Vol37

2022-03-28 | ぐるっとパス2021

久し振りに院展で、行ってみようかな…

いずれぐるっとパスは年度末までですからその都度訪問する企画展は決まってくるのですが、今回はじっくり院展眺めてみよう、と意識しての横浜。

それにしても月曜午後、平日、横浜駅構内の人の移動は殺人的に混んでいます…まだこの時まん防宣言中🤭

 

こちらがフライヤー、総理大臣賞や文科大臣賞受賞作品はは裏面。

同人の大物の方々が扱いが上、は美術院の性格を物語っているのか、それはうがち過ぎなのか…

でもまあ、個人的には大家の方々の作品素晴らしいと並んでみると思ったのは本音の話。

 

それでは院展ポーションは全面的に撮影可でしたから、私は展示順、入選者から紹介開始。

先ずは総理大臣賞、「循環」村岡貴美男さん。

写真では見づらいですが、紅色のネクタイ状のそれの左右には逆立ちした少女たち。

この辺が循環なのか少し考えこみました。

そして文科大臣賞、「風の称号」北田克己さん。

 

今回私的一押しはこちら、日本美術院賞大観賞「サンサシオン」、西岡悠妃さん。

「無鑑査」ってどういうクライテリアなのでしょうか?

→作品を出せば自動的に入選する、ということらしいのですがふむ??

私って日本画で女性が描かれるとき結構好みが出るようで💦

これは絵姿がドンピシャ、そして背景とか岩絵の具の使い方とか素晴らしいと思いました。

西岡さんは1986年生まれ、藝大日本画出身。

 

 

次も日本美術院賞大観賞そして東京都知事賞、「葦間」加藤厚さん。

「一般」と書いてありました。

次が確か藝大日本画学科准教授の同人、宮北千織さん「月影」。

そして同じく同人「大足石窟・千手観音」番場三雄さん。

同人は審査に回る側の方だそうな…

こうやって3点並ぶと色味が淡くて似ています…

 

次がハンガリーを舞台にした同人「リフレイン」岸野香さん。

次が同人「山の神」井手康人さん。

同人「萌す」前原満夫さん。

 

院展とて思わず川合玉堂さんのそれを思い出した大物、西田俊英さん「夢幻に候」。タイトルからしてこの2つは筏ではない😅いかにも西田さんっぽい作品。

そして同人宮廻正明さん「きんとんうん」。バリ島での取材のようですが、この雨の質感、表現、感心致しました。

これも不思議な懐かしさとどこかにノンリアルが感じられて気になった同人、小田野尚之さん「新緑の頃」。

 

これがフライヤー表面フューチャリングの手塚雄二さん「月乃葉」。

会場内でも存在感抜群、流石なんですが、この手塚さんお名前は脳裏にあったのですが、備忘録まで調べると…

ご本人のサイトをコピペ。藝大元教授でいらっしゃる…

手塚雄二 公式ホームページ TEZUKA Yuji - Official Home Page

 

 

この辺も凄い、幻想的な那波多目功一さん「春の名残り」。ちょうど相前後して郷さくらや長谷川町子美術館でも作品を拝見する機会があったのですが、いずれも素晴らしかったです。

いかにも伝統的日本画でちょっと引いた同人、松村公嗣さん「雪月花」、タイトルもちょっと気恥ずかしいそのまま。でもとても綺麗。

一転、タッチが変わっては招待、木下千春さん「序」。

 

もう一度アップでのご紹介は大物、田淵俊夫さん「春爛漫」。

“The 院展”とでも言うべきゴージャスさ。

コメント無用でありました。

 

 

 

 

 

この辺までが展示の中核とは個人的な感想ですが、ここからは一般の方々が登場。

先ずは奨励賞、坂根照美さん「はなむけ」。

黒の表現が素敵だった奨励賞、松村公太さん「帆風」。

同じく奨励賞、川崎麻央さん「日の御綱」。

川崎さんは以前藝大陳列館で研究室、上述の宮北さんが准教授と記憶、の作品展示があった際(以下にリンク)に拝見、その歴史的人物表現に惹かれたのですが、今回も同様のタッチの進化系で宜しかったかと。

素描展 (東京藝術大学陳列館) - シモキタのtokyoboy

 

 

最終コーナー、

奨励賞天心記念茨城賞、守みどりさん「光函」。

新井まち子さん「その日この日春の空」。

廣瀬貴洋さん「つなぐ命」、森田和彦さん「城下」。

フーっ💦編集大変でしたが、今の日本画の立ち位置、私なりに感じたところが伝われば幸いです。

さてそんなこんなの入場料は800円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計24,420円となりました。

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