シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

藝大美術館「「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアートプロジェクト」 ぐるっと2021Part4番外編

2021-11-30 | ぐるっとパス2021

これは面白そうな…

そして全部に食い付いた?訳ではないのですが、会場に足を運んで来て良かった、と思った展示の詳細はこちら;

ポストコロナ・アーツ基金

この中の出展作家紹介は将来向けのアーカイブ。

 

こちらがフライヤー、美術館3階のみの展示。

間違えて逆ラインから入っちゃったので途中から行ったり来たりはご愛嬌💦

改めてこれを見てみると、ええ、あれChim↑Pomだったの、など、会場の暗さにかまけて?見飛ばしたものもありそうな…

 

さて私的に圧倒的な迫力で迫ってきた作品は写真撮影不可、だって映像作品だから、の百瀬文「Flos Pavonis」。

タイトルはカリブ海諸島に自生する観賞用の花の名。しかし、その種には堕胎促進作用があって、侵略してきた白人に奴隷化させられた現地女性が意に沿わないセックスを強いられた結果に対し自己と生まれてくるであろう子供の自主性・尊厳を守るために密かに使われてきた…

これがポーランドにおける人工中絶禁止(ほぼ)完全禁止の動きとのコンテクストで20分間の映像が展開される。

コロナとの関連で言えば、性器同士の接触は感染につながらないが、キスはリスキー。これが映像内の虚構と結びついて色々考えさせられるテーマが出てくる。

そして何よりご自身という魅力的な素材を大胆に活かして画面に目を釘付けにさせる😍✊️🌸

 

この他では中村裕太さん「いかものの問題!」が面白かった、って明治期のあるエピソードへの目の付け方、となりますが…

ブルーノ・タウト、パナソニック汐留で以前企画展があった分離派の建築家が日本滞在中の話。「なぜ日本人はビールを飲む時食事が一緒なのか?」は思わず頷くコメント。

イギリス人達と飲む時、ビールそのものがニュートリシャスだ、と語っていたのを思い出します。

 

ウンチとそれに集る蠅の造形はSaeborgさんの作品「Pootopia」。

 

 

 

そしてこの方もスタイル良いね、遠藤麻衣さん「現代に転生したマリリンを僕は守りたい」。

その映像を撮った写真、お分かりになりますかね?

会議室状に机が並んでその上にホルダー、写真にも組み入れています。中を見ると少額のお金を巡る係争記録。

これと映像との関係が不明でしたが、いずれも面白かったです。

 

さて今回の企画展はクラウドファンディングを求めているからか入場料は無料。

ということで、番外編となりました。

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東京広いぞ、居酒屋シリーズ Vol71

2021-11-30 | 居酒屋/ワインバー

本シリーズ、ドラフト着手すら2年振り位…

いつ目的地の港にたどりつけるものやら、全てはコロナ禍の状況推移次第です。

→ ご案内の通り、10月から11月にかけて日本は奇跡のように新規感染者が極小化、意外とスムースに復活居酒屋編@全部ランチorおやつで完成しました。

 

1.  「ラムダック東京」さん (神楽坂)

 

第6波の来る前に…

は、まだ私的には常套語になっていませんが、そんな嬉しい誘いに乗っての今回。

自粛期間中、なかなか機会のなかったラムが食べたく、こちらを選びました。

「落ち着いて来たら」も未だ積極的には動けないそんな気持ちを表すには…もうねえ、って本記事がアップされる頃、どうなっているのかしら…

 

ランチの「Lamb Grill」1,040円(イートイン)と、その前にラムチリコンがこの日のオーダー、お供は久方振りのランチ生🍺

トルティーヤでひき肉巻いて、パクチーと一緒に頬張る、ああ、幸せ😍

更にそれをビールで流し込めるなんて、って感涙ものなんですが、どうしてそこまで、とはコロナのせい…

 

これがそのメイン、完全に美味しそうです。そして、美味しい…🥩✌️㊗️

思わず、赤ワインも頼んで、ようやく手に入れた暫し…、になって欲しくないそんな時間を友人との会話も楽しみながら過ごしました。

 

 

 

 

2.  「いせや 公園 (吉祥寺)

 

今回の訪問、今後こんな1人呑みが増えるだろうなあ、と…

コロナ禍もさりながら、生活環境の変化と自分の好みと、引退に向かって職場の仲間と群れるのは楽しい反面、ソフトランディングで一人での行動に慣らしてきたので、未だ若干の抵抗はあるものの敢えてこちらに入店の今回。

ああ、生ビール、美味しいです。

 

お供はどれ位振りですかね焼き立ての焼鳥4本✊️

つくね、レバー、ぼんじり、ネギ焼がそれ。全部タレでお願いしました。

ふむ、やっぱり焼き立ては旨いっす😋

 

 

 

 

お酒はこれだけで、まだ昼だしね、での自粛モードです💦

 

 

3.  「蕎心」さん (根津)

 

この日はトーハクに行くことが前提、その前に蕎麦前💦なんて考えての根津。

ちょっと候補のお店の前を通り過ぎて、狙っていた店が開店しなさそうなこともあり、こちらへうかがうこととしました。

2階は座敷ということで、少し待って1階のテーブル席に滑り込み、先ずは蕎麦前は鰊煮に板わさ✊️

 

堪らずお酒は自身に1合縛り🥶、名称忘れましたが福井のお酒をぬる燗で。

そしてタイミング測ってお願いしたメインが来ましたよ✌️

しらすの卵とじ丼にセットはかけそばで。

まずは蕎麦を啜ってお吸い物化させたんですが、丼も汁だくで必ずしもそれは必要なかったかも。

 

それぞれの構成要素?を。

普通に美味しく、気の利いた食事を楽しみました、実はお腹パンキチになっちゃったけど😅

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東京都美術館「Everyday Life:私は生まれなおしている 上野アーティストプロジェクト2021 (都美術館)

2021-11-29 | ぐるっとパス2021

今回の都美術館独自企画展は2つ、最後に述べる方は無料展。

従って入口で作品リストを有料展に行き人には手渡ししていましたが、それが通行手形とは聞いていなかったので思わず笑ってしまいました。

さて、表件、考えさせられるタイトルですよね、私はただ死に向かってダラダラ生きているだけでは、などといきなり首をうな垂れる🥶

 

登場する作家は桂ゆき、コラージュでお馴染みのビッグネーム、丸木スマ、原爆を扱った丸木夫妻のお母さん、常盤とよ子、横浜の赤線街など撮った写真家、の3人が物故者。

ここに青森ベースで刺繍作品(こぎん刺しというそうです)を作る貴田洋子、ガラス工芸の小曽川瑠奈、そしてへえこれが木版と思った作品群の河村紗耶佳の計6名。後半2人に丸木さんのスペースが撮影可でした(後述)。

 

今回の主な作品などはこちらのサイトでご参照;

OGPイメージ

やはり一番印象的だったのは桂ゆきさん。

冒頭でコラージュと言及、竹橋でお馴染みの作品も出ていたんですが、それ以上に油画も素晴らしい。

展示の最初の方はムムム的でもあったのですが、次第に桂ワールドというか抽象性が増してきてからが凄い。

フライヤー冒頭などご覧ください。

 

それでは写真があるところで、小曽川さんの作品。

 

 

そして、丸木さんの作品、丸木さんというお名前からはつい悲惨な光景を想像しちゃうのですが、それは上述のように息子さんご夫婦。

ほのぼのとしたタッチの素敵なもの。

 

不思議な世界観の河村さんの木版画。

製作中のビデオも興味深かったです。

 

 

これと併設で開催されたこちらはフライヤーのみの添付。

基本写真で綴られた上野の歴史、うん、と頷くもの多し。

さて、上の企画単体での入場料は500円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計5,350円となりました。

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今週のジョギング the week from 21/11/2021

2021-11-29 | ジョギング/街巡り

勤労感謝の日を挟んで4連休でスタートされた方も多そうな今週。

その最初のサービスショットは目黒川、目黒区美術館などが入る複合施設に向かって橋を渡るところから見下ろした紅葉の綺麗な桜と目黒川。

秋の深まりを感じます…

 

 

 

続いては衝撃のニュース…

コロナ禍の中、厨房入れ替えのため休業に入る、と本ブログで既報の代々木上原大勝軒。

そこで工事が始まり、どうなるのかなあ、と思っていたらこんな和食の店が出現。

上の方の看板とかには大勝軒の名も残るのですが、四半世紀お世話になって来たお店がまた無くなったようです…

 

 

最後はてっちゃんネタ。

千葉市美術館に行った帰り、時間も早いしいつもと違うルートで東京に戻ろうと立ち寄った京成線千葉中央駅。

次が千葉駅、元より全く土地勘のない千葉市ですが、どこが中心部なのでありましょうか?

 

 

 

 

その初日日曜。この日は二の酉、これに行動は集約され…

朝のジョギングは別記事になりますが、酉の市開催の大原稲荷から羽根木公園、北沢川緑道と回周して推定9km。

午後は目黒大鳥神社チェック後ファミリーマター。

翌月曜は大荒れの天候の予報、実際にはそうでもありませんでしたが、それも踏まえて(振り回されて)ファミリーマター以外はまったり、本ブログの諸々の作業は進みました✊️

 

火曜、勤労感謝の日。

朝一ジョギングで向かったのは代々木公園。内周2周含めて10km。

の日のピックは内周部に聳える巨大銀杏の黄葉。今年の東京、銀杏の黄葉は例年より早いです。

午後は東京東部に秋を求めて…

翌水曜は朝から動いて、ダンベルルーティン後松濤への美術館訪問兼ねた散歩。

午後は秋を求めて、って最近ずっとそうですが府中まで。

 

木曜朝一、ジョギングの前に洗車、足も少し張っているので北沢川緑道に降りて何時もの246〜環七間往復含め7km。

この日のピックはソメイヨシノの紅葉を前にした東邦大橋病院。

午後は旧職場関連のランチ後、恵比寿に戻ってガーデンプレイスの夕刻イルミネーションチェック。

金曜日は朝早くからファミリーマター、戻ってランチ後紅葉ハンティングに向かったのは小石川。そこから新宿でハイエナ活動…

 

最終土曜はジョギング、この日はサラッと代官山往還8km。

この日のピックは蔦屋書店前の秋。

午後はここでも紅葉ハンティング、と白金台、表参道の2美術館。よく歩きましたなあ、で終了の今週、走行距離は34kmはでした。

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河鍋暁斎展 (太田記念美術館)

2021-11-28 | アート・文化

ふむ、暁斎とな…

となれば、まあ近場だし伺うのは必定。

後は家から歩くか表参道ヒルズに車停めるか🚙

この日は後者にて、人混みの表参道を小走りに美術館まで戻ります💦

 

こちらがフライヤー、そして到着の館内は結構な入り…⁉️

まあ、暁斎人気を考えれば当然なのでしょうが、ここ表参道でねえ💣

今回は「絵本」トータル420ページだそうですが、「北斎漫画」的作品を暁斎も残していて、その綴じ紐を解いて展示したのだそうな。

ということで、原本のサイズは自明ですから、まあ細かい。

彫り師の技術って凄いですよね👏

でもねえ、こちらのいつもの通りライティングは暗いので中期高齢者には限界があって、展示品に集中出来ない⤵️

ということで、やや残念な訪問となりました。

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2021酉の市: 渋谷御嶽神社+大原稲荷神社

2021-11-28 | 祭り/イベント

おや、こんなハガキが…

差出人はこちら、今年の酉の市のご案内。

何故かと思い返すと、昨年訪問時コロナ禍のピーク時期でクラスター発生時に備えて鳥居脇で住所、氏名を残した記憶。

個人情報収集の目的は常に限定的であるべきなので年明け位には感染拡大が無かったことを確認、厳重に廃棄するのが本旨だと思いますが、

まあ、大目に見ましょうかね、でも気をつけた方が良い。

 

元より超都市型境内、確かに密にはなりやすい、ってこれだけオープンですからねえ…

こちらにこの時期参拝と決めておられる方は多いと拝察します。

 

嬉かったのは、宮益坂に沿って屋台がズラッと交差点付近から並んでいたこと。

香具師の方々もここ2年大変だったでしょうなあ…

休業補償とかも無さそうですし、新年に向かって再拡大無いと良いですね。

 

 

それに先立ち、朝方のジョギングで伺った京王線沿い、代田橋駅に近い大原稲荷社。

まだ準備中でした。

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吉村昭と東日本大震災 (吉村昭記念文学館)

2021-11-27 | 本と雑誌

訪問に先立つとある日、某、って覚えていないんですが💦何処ぞでゲットした下記添付のフライヤー。

それを手にして、荒川2丁目にあるんだ、とそれだけを記憶。

千葉市美術館訪問の帰途、変わった帰り方をしようと千葉中央駅から京成に乗り、

それなら町屋で千代田線、と思ったところでそれを思い出し、

町屋で降りて周辺地図を見てガッツポーズ✊️✌️

辿り着くと凄い立派な図書館を中心とする施設、その中に文学館はありました。

 

知らなかったのですが、彼は東日本大震災、没後5年後、に先立つ三陸海岸大津波、チリで発生した地震からのものですね、を作品にすると共に講演会などで常の心構えなど語っている。

それと現地の方々との交流など拝見しました。

また訪問は瀬戸内寂聴さんの訃報の直後。

吉村さんの奥様、同じく作家の津村節子さんなどが寂聴さんの人となりを語るビデオ、そこには寂聴さんが語る吉村夫妻も加わり、が素晴らしく印象的でした。

 

こちらが館内唯一撮影可だったフューチャーリング吉村さんのミニジオラマ。

改めて彼が日暮里生まれ、だからここに文学館、でお諏方(すわ)さんの氏子で中学は…

全く同じだ、と思った今回でした。

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千葉市美術館「コレクション展」 ぐるっと2021Part4Vol7

2021-11-27 | ぐるっとパス2021

え、🥶

月曜日でも第一だったか以外は開館する、とHPでチェック、はるばる遠征の千葉市。

確かに開いていたのですが、中に入ると下に示す企画展のみ休館⁉️

受付で聞くと企画展期間中何かの用でこの日は休館、企画展サイトには明記している、とのご宣託💦確かに…😩😭

 

福田美蘭さんの「遊覧」と本展、と言ってもタイトルのみ見て取れますが、のフライヤーはこちら。

まあ備忘録ですが、これが本ブログの継続は力なり的価値✊️😅、東京で開催される美術展のかなりのフライヤーが添付されている、とまあそういうことなんですが💣

これを見て一応訪問した気になり…

 

さてそのコレクション展のフォーカスは顔。

自画像から始まって様々なタイプの作品、でも顔が中心であることで統一された企画。

冒頭は渡辺崋山が同僚のお父さんを描いたもの。下絵が数種、その中から本画が生まれている、という展示。

同じく彼の漫画本、「一掃百態」。

 

続いて浮世絵

歌麿の三美人図、この3人、に三代豊国の役者絵。

そして構図の面白かった芝居絵。

 

更に、これはこの間もどこかで見た恩地孝四郎作の萩原朔太郎。

最後は山村耕花の京劇の主人公図、ふむ面白い。

などなど、千葉までの交通費と時間を考えると残念な結果となった今回、ぐるっとパスで常設展のみ無料というタブがあって入場料300円は無料に。

その結果、ぐるっとパス効果は計4,850円となりました。

受付のお姐さんはまたお出でになれば企画展半額タブが使えますよ、とにこやかにおっしゃいましたが、でもねえ…

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目黒区美術館「コレクション展 日々のよろこび2021」 ぐるっと2021Part4Vol6

2021-11-26 | ぐるっとパス2021

今回はこちらの収蔵品展、

一瞬無料展か、とネットで見たときは思ったのですが、通常の料金帯。

フムそれなら、と期待して目黒川沿いに向かいます。

 

今回はカテゴリーを設定、それ毎にこちらの収蔵品を分けて展示展開しようというもの。

棚卸し的意味合いもあるのかなあ、とも思っていたのですが、目黒区に所縁のあるアーティスト中心。名前が重要なの?と聞かれたらそれのみにはあらず、なんですが、おや!というものはやや少なく…(個人的意見です)。

 

それではそのカテゴリーの中の「カラフル」に置かれた靉嘔「虹のエンバイラメント」

そして、2階オープンスペースで見た木製のおもちゃ。

上述のように今回の入場料は700円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計4,550円となりました。

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神宮外苑、銀杏並木 2021秋

2021-11-26 | ツツジ/サツキ/鷺草/その他季節の花

今年最初の訪問に先立ち、六本木ヒルズスカイデッキから眺めたら意外と黄葉が進んでいたこちら。

この日も六本木に向かって車を走らせ、行きしな写真の左側の並木を見て、未だだなあ、と思ってスルー。

帰りしなに、これは綺麗、とUターンしての銀杏並木…

 

 

 

殆どおんなじアングルですが、車を停めたところから、ということでご容赦を。

でも翌週テレビニュースによると更に黄葉は進み、凄い人、でありました。

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