これはねえ…松濤というより円山町という方がピッタリな企画かも…
まあある意味都内最高級の住宅街である松濤とラブホテル街は渋谷という特殊性もあって近隣ですから💁♀️
などと村上さんフィギュアを前面に押し立てた下に添付のフライヤーを見て、勝手に妄想。確かに昔懐かしい「秘宝館」で目にした、って私入ったことありませんがヌードフィギュアやラブ・ドール、これ艶かしいし男性バージョンもあるんですね、も観客の期待?に応えて展示されてはいましたが…
実際の展示の太宗は人の形を生み出す、という太古の昔からの人類の営みを文化的、社会的、宗教的、色々な側面から語る、ということで宜しいか✋
展示は人代としての人形から、お雛様のような玩具としての人形。これが明治期になってこういった人形師のフィールドから芸術作品といえるものが森川杜園らによって創り出され、
今回の展示では仏像は対象外でしたが、明治期に入ってロダンなど西洋の彫刻が美術学校のサブジェクトの一つになったというある意味そうなんだ、という事実と、
個人的には中村直人(後期展示のみでこの日は残念ながら無し)の個展に行ったばかりだったので、彼の彫刻家として師匠だった吉田白嶺や平櫛田中などの作品、また中村さんが若い時参加していた農民美術などをその観点から拝見したのが貴重でした。
7月29日付け日経朝刊裏面に大きな紹介記事が出ましたので、そちらも参考にしてください。
さて、今回の入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計12,100円となりました。