赤い水性の部屋

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第16回グリーンコンサート

2011年06月19日 | Weblog
 1年生の正式デビューとして、昨年より浜松工業高等学校さんと浜松商業高等学校さんに無理をお願いして出演の機会をいただいています。今年で16回目となるグリーンコンサート、たくさんのお客様の前で演奏することができました。

 さて、与進中学校にとっては、1,2,3年生全員が揃ってステージに上がる、この一年を占うとても大切な演奏です。それぞれの生徒がこの演奏会を忘れてほしくないし、それぞれが一人でよく考えてほしいと思います。さて、生徒に課したレポートですが、当然、赤い水性@部屋も一人考えます。


 本日の感想   3感:感謝・感動・感心(尊敬)

 まず改めて、吹奏楽部の活動は周囲の理解と協力がなければ成立しないので、今日この日に演奏ができたことに感謝です。いつも無理なお願いをお引き受けくださる浜松工業・浜松商業のみなさん、先生方、OBOG会、後援会他、関係者の皆様、そして与進中学校吹奏楽部の保護者会の皆様、学校の職員および関係者の皆様、全ての皆様に支えられての演奏です。
 「なんで中学生が出るの?」の一言で、終了してしまいます。「帰りが遅くなるなんて許可できません。」の一言で始めることができません。与進中学校が当たり前に活動していることは、実は当たり前でなく、本当にたくさんの方々に支えて頂き、ご協力を頂いているのだと思います。これは忘れてはならないことだと思います。
 
 そして、肝心の演奏。演奏中に感動を生み出すことができているでしょうか?高校生に比べれば中学生の演奏など、本当に稚拙なものです。特に今回は中学1年生のデビューで1年生だけの演奏もいくつかあるのですから、お世辞にも上手とは言えません。それでも、真剣に演奏することが大切だと思います。
 今日の演奏で感動したこと、これは同時に生徒のみんなに感心・尊敬を感じたことなのですが、本当によく指揮を見て演奏してくれていたことに気がついたということです。
 当たり前と言えば当たり前なのですが、最近、自分でも、もっと生徒の顔を見て、目を見て真剣勝負で指揮をしなければいけないと思っていました。そう思って演奏していると、本当にメンバーはこちらを見て精一杯演奏してくれていることがわかりました。彼ら彼女らの顔を見て、演奏中に何度も感動しました。自分はもっともっと真剣に、そしてもっと上手に、もっと心を込めて指揮をしなければいけないと思いました。
 もちろん指揮だけでなく、日頃の指導や学校生活を通じての接し方も、一緒に過ごす時間や場所も、みんなを大切にしようと、心から思いました。

 なりたい自分を育てられていますか?


 今のなりたい自分は、もちろんもっと上手になりたいと言うこと。最近はずっと「俺はダメだなあ・・・」というのが正直な話。自分自身がうまくできている気が全くしない。中学生は毎日頑張ってどんどん進歩している。変わらないのは大人なんですよね。
 それ以上になりたい自分は、なりたいというより、上にも書いたとおり、今を大切に、メンバーと一緒になってやっていきたいということ。子どもの本気に大人も本気でぶつかります。今がその時なのです。

 キーワードは、『今がその時』・・・あれこれ悩んでも仕方がありません。目の前のやるべきこと、今を頑張りたいと心から思いました。

 最後に、浜松工業高校の皆さん、浜松商業高校の皆さん、先生方、関係者の皆様、本当にありがとうございました。