過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

ベジ・メニューが充実し、カロリー表示が普通になったロンドン

2022-09-29 18:18:00 | 旅日記
島を離れて、ヒースローに戻ってきました。

■ビーツのディップ、酵母なしのフラット・ブレッド添え
この華やかな色!ビーツ・ルートに甘酸っぱさを足したディップは、なかなかイケていました。

ロンドン・ヒースローの食には、あきらかにベジタリアンのお客様を見据えた品が定着していました。


いわゆるエールでなく、EUシェア率の一二位をあらそうAmstelのドラフトが、置かれています。ヒースローならでは!(ニッコリ)


■モロッコ・ラム・タジン、ざくろのクスクスと
美しくて、美味しいクスクスにドッキリしました。こんな料理の仕方があるとは!
ラムはコックリ煮込まれて、ほろっと解れていました。
美しい、美味しい一皿でした。

歴史的にアフリカからの沢山の移民が暮らす英国には、アフリカ、中東の流れを汲んだ、滋味深い料理を、見つけることが出来ます。(微笑)


■ステーキ、London pride(エール)、カラメライズした葱、マッシュルームのパイ、赤ワイン・ソース。
マッシュポテト、蒸しキャベツ

英国にいる限りは、パイを頼むワタクシ。これは良くできたパブ飯スタイルのパイでした。
そこにキャベツが添えられている!英国の国を挙げての食習慣改善は、根を下ろし始めている、と楽しく、驚きました。


ご覧になれますか?
メニューの品名に、続いて、カロリー表示、それからお値段が書かれています。
こういう表示の仕方が、広がっているのです。(ニッコリ)

■The Queen’s arms, LHR terminal 2


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ギリシャの風にも吹かれてみる・メゼ meze

2022-09-28 15:30:00 | 旅日記
懐かしい笑顔を訪ねる傍ら、初めてのレストランも訪ねてみました。ホテルの近くに行き易い店を見つけるのは大事なことですから(ニッコリ)。
ギリシャ料理のこじんまりしたお店ながら、屋外の席は、道路を挟んで、海風にあたる良位置で混んでいました。


食に興味を強く持つ者二人で出かけ、ギリシアやキプロスでポピュラーなMEZE(メゼ)を注文してみました。
メゼは、さまざまな食味を取り揃え、温冷も組み合わせた小皿盛り合わせを、総称した言葉です。前菜に扱われる場合も、メインまで含む場合も、あります。こちらのレストランでは、コースの位置付け、でした。

最初に供されたのは、ピタ(ポケット状のパンの一種)とスプレッド3種です。
フムス(ひよこまめがベース)、タラモ(魚卵の干したものを混ぜたスプレッド)、ジャジキ(胡瓜のヨーグルト和え)です。



ワインもちゃんとギリシアの赤です。軽いが、奥行きがあります。葡萄の気配も残り、イキイキしていました。


次に供されたのは、グリークサラタ。
フェタチーズ、トマト、胡瓜、紫玉葱、オリーブ、ケパー、パプリカ。伝統に忠実なスタイルです。


このあたりで、ワインと合わせて、ピタに詰めて、齧りはじめます。


さらに、熱々のお皿が二つ、追加されます。
奥は、小鰯の唐揚げ。新鮮で丸ごとの旨さ!
手前は肉と乳製品。ももハムのソテー、ハロウミチーズの焼き、生ソーセージをグリルしてカット、オムレツにハラペーニョ添え、でした。

この四皿でスタータの位置づけになりました。


ゆっくり楽しんだ後は、レストランでは『ケバブ』と口頭で言われましたが、ギリシアで言うところの『スプラギ』(肉の串焼き)です。
手前が小羊、奥が鶏。スプラギは鶏か豚なので、ケバブといったかしらん?(笑)

しっかりした噛みごたえがあります。
こういう肉料理に慣れていると、日本の焼き鳥の部位ごとに焼きを変える主義に、惚れて大好物になるのが、わかります。


デザートには、バクラヴァ、アイスクリームが供されました。
薄いパイ生地を重ね、ナッツを砕いて挟み、蜂蜜シロップをかけたお菓子と、ジャージィ島のミルク感たっぷりのアイスクリームは、よく合います。

野菜や乳製品を多用するギリシア料理は、気持ちよく、お腹が満たされます。メゼを楽しんだ夜でした。新しい気に入り、確保です(ニッコリ)。

■DE L’etang, Jersey 


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ポリッジの約束に反する食し方(笑)

2022-09-26 22:50:00 | 旅日記


いつものEnglish breakfastに、久しぶりにポリッジが、追加されていました。
オーツ麦を牛乳で煮る、素朴な暖かい朝食アイテムで、スコットランドやイングランド北部の、昔ながらの食です。

イングランドでは、砂糖をまぶして食すのが、通常です。


変わり種を仕立ててみました(笑)。
ベーコンと焼きソーセージ、マッシュルームを刻んで、塩味に仕立てました。
英国のご年配者には、眉を顰められるお行儀の悪い食(笑)。されど、私には近しく感じる食でした(苦笑)。



プルーンの甘くないシロップ煮。ローファット・ヨーグルトをかけると、茶色な怪しい一皿が出来ます。
鉄分補給食に(笑)。
少し遊び心に任せて、息抜きをした朝でした。


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潮の満ち引きを見ながら、島の魚介をしょくす

2022-09-25 15:47:00 | 旅日記
★台風を避けて帰国できました、感謝!
旅の記録は、もう少し続きます。★


■島の岩垣
手前はスカンジナヴィア風(レモンゼスト=香る皮部分を削った品、ケパー、ディル)
奥はプレーンで(シャロット、紅ワインビネガー)

チャネル諸島ジャージィ島は、干満の差が大きな海にあり、北の岩礁、南の浜辺と、豊かな漁業資源に満ちた島です。大きな魚市場も街中にあり、お魚料理が日常的に供される島です。

小ぶりで、味が深い牡蠣です。


牡蠣にあわせて、プロセッコを。さっぱり楽しみます。


潮のひいた港の入り口。船底が見えているの伝わりますか?(笑)


■クラブ・サンド
蟹は市場価格で、サンドイッチは毎日、値段が動きます。この日は14ポンドあまり、他に比べると割高ですが、うまうまな一品です。


■スズキののグリル
今日の市場の魚のグリル、と言うのが、料理名です。セル・フィッシュと呼ばれる、小魚を揚げたのも、よく見かけます。


この頃になると、潮が満ち始めて、港の入り口付近の船が浮き始めます。毎日の繰り返しですが、何度みても、私は魅入ってしまいます。(ニッコリ)


■チーズの盛り合わせ
■ポルト酒と

この島が、日本でも愛される美味しい牛乳の親である、ジャージィ牛の故郷です。Disneyの初期のアニメーションにでてくる茶色の牛のモデルでもあります。
この島の牛乳、乳製品、アイスクリームは、日常的に、とても美味しいのです。

チーズにポルト酒を合わせるのは、英国流です。いまは変わってしまった香港でも楽しめた光景でした。



ゆっくり食事を楽しんでいる間に,潮は満ち続けて、かなり、港らしくなってきました。
この満ち引きを見ていると、人間の小ささ、人間の浅知恵、命の儚さと悠久の時の流れを感じます。だからこそ、一生懸命、生きようと、私は思います。この島が、私の魂の還る場所とは、そんな意味でもあるのです。(微笑)
■The Old Court House, Jersey 


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ラリックの微笑み

2022-09-24 23:50:00 | 旅日記


ガラスの聖女は、冷たいはずなのに、ほのかに微笑む、暖かさがあるように感じます。私は左から二人目の聖女に逢いにきました(ニッコリ)。


ガラス工芸の魔術師ラリックが、友の家族を悼み、長い時間をかけて、贈り続けた作品で作られた教会が、島には今も残り、現役でいます。


ガラス工芸のクロスの精緻なこと。こんなに綺麗に人生を送れなくても、許してもらえるような気持ちになります。(微笑)


ガラスの百合の花で、区切られた小部屋の中に…。


聖女は静かに立ち続けて、祈りを聞いていると、私は思っています。


ラリックのガラス工芸だから、きっと同じ面をしているはずなのに、違う力を感じる不思議さ。
光と影のなせる技か?
いいえ、私の心の揺らぎを映しているのだと、思うのです。
ラリックのグラスと対峙できる、贅沢な祈りの時間です。どうか、変わらぬまま、博物館に行かずに、祈りを聞いていてください。(微笑)

■grass church, Jersey


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ミーティング中のランチ

2022-09-24 05:50:00 | 旅日記
会議の日の昼食は、メキシコ寄りかインド寄りかの選択肢に(笑)。古くからのリゾート島には、英国に移民して根付いた、故国を懐かしむ料理が、ちゃんと残っています(ニッコリ)。



■スペアリブ・BBQソース (奥)
■ウェッジ・チェダーチーズとカレーソーズ (手前、左)
■ナチョス、トロトロのチーズ、サワークリームとミント、牛挽肉のカルネ・アサーダ(右)

英国はじゃがいもの国で、皮付きで蒸し焼きしたもの、や、皮付き櫛型切りを揚げたもの(ウェッジ)に、なんらかのチーズやソースをかけるのは、パブ飯の一つです。
写真左は、インドのくっきりしたスパイスの効いたソースをかけ、チーズもたっぷり。

ナチョスはメキシカンらしい、酸味と辛味が、うまく合っていて。元気になる味。

いずれもエールに合う味なんですが、ミーティングの中抜きなので、炭酸水でいただきます(笑)。


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ポルトガル料理の伝統は変わらず

2022-09-22 12:00:00 | 旅日記
3年ぶりのレストランを訪ねる旅は続きます(微笑)。皆が健在であることが、願いですから。ポルトガル料理の店も、2019年の夏より賑やかに人が集まり、ホッとしました。


■市場野菜のスープ
キャベツの芯とブロッコリーの芯をじっくり煮込み、炒め玉葱、バジルを重ねたような、濃い緑の味がしました。野菜をのみこむように、ゆっくり味わっていけました。



■フライド・マッシュルーム
同席者が注文した品。肉厚で大きなマッシュルームでした。サワークリームにミントが合わせられた、さっぱりしたソースと相性よし。ただ、ひたすらマッシュルームを食べる、ある種の忍耐(笑)。


■魚介のカタプラーナ
ポルトガル伝統料理です。専用の蓋のバッチンと閉まる銅の鍋で、蒸し煮して、旨味たっぷりに仕上げます。
ピラウを添えて食すのは、暖まる幸せ。



■鶏肉のエスペターダ
ポルトガル伝統料理の、串焼きです。
チキンはしっかりシーズニングされて、こんがり焼けています。
同席者は、したたる脂と戦いながら(笑)、鶏肉を外すのが少し大変そうでした。

これらのメインは、jersey royal potetoのソテかフライ、隠元豆、人参、ピラウなどと共に供されます。

以前は、サイドのための皿があったり、ソース・ポットが別にあったり、していたのが変わりましたが、店主夫妻の笑顔は変わらず。
COVID19を乗り越えてくれて、良かった!
■Moira’s Bistro, Jersey 


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タイ料理で野菜をたっぷり

2022-09-21 06:24:00 | 旅日記
陽射しは明るいが、朝は13度、日中も18度ほど。長袖にウインドブレイカーがちょうど良い気候です。
COVID19の2年、乗り切ってくれたか、島の大好きなレストランを訪ねます。
先ずはタイ料理に。懐かしい笑顔で迎えて貰いました。


■ムール貝のタイ風香草蒸し
グリンカレーと一派通じる、スッキリした辛味で、島のムールを蒸す。この店のスペシャリテの一つです。


■りんごのソムタム
シャクシャク青りんご、セロリ、人参、ナッツなど。甘酸っぱ辛い、定番の一品。


■チャオメンと呼ぶ、ダックの炒め麺
英国で喜ばれる、ぐちゃぐちゃ食感ではなく、この店のは、富士宮焼きそば系のコックリしっかりなお味です。
滅多にみない、もやしがシャクシャクで、嬉しい!


■プラウンと野菜の生姜炒め
多少、不調な時でも、この生姜炒めを取ると、胃腸が整う。不思議に美味しい炒め物です。



こんな風に、ジャスミンライスと合い盛りにして、食します。
旅先の野菜不足を、美味しく解消してくれました。

最後にレモン・ソルベを取りました。

再開を喜びあう時間は、あっという間に過ぎて、安心感と共に、店を後にしました。
良かった!無事で。
■The Park House, Jersey 


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3年ぶりのJersey

2022-09-20 03:33:00 | 旅日記


■Ommaroo Hotel, Jersey 
ロンドン・ヒースローから1時間ほどのフライトで、チャネル諸島の一つ、Jersey に到着します。
私の魂の還る島に、3年ぶりに来ることが出来ました。

定宿にしていたホテルは、無念なことに営業を閉じていたので、最も近くにある、創業百年を超えたホテルに宿泊を。


この島は、一日に2度づづ、大きな潮の動きがあり、一変する風景に、胸うたれます。


タイド・プールになっていて、潮の満ち引きで海水が満たされる、広いプール。
第二次世界大戦中、ナチスの進駐があったこの島で、このプールの周りに笑顔のドイツ兵の写真が残る場所です。

あの日が今日に繋がっている。平和を、自由を守るのは、私たちの心の中の砦なのだと、思いを深くする場所です。

還ってこれて、良かった。懐かしい島、Jersey 。


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English breakfasts

2022-09-19 04:01:00 | 旅日記
日本との時差8時間なれど、台風の被害のニュースに胸痛めています。皆様、どうぞお気をつけて!


英国の朝食はEnglish breakfast と呼ばれ、しっかり卵も肉もとります。シリアルに主体をおいたContinental (大陸風)とは趣旨の異なる食事です。

EU内のハブ空港には、大概、”All day’s breakfast “を名乗る店があり、早朝から、暖かい食を供します。


概して、
○卵は、サニーサイドアップ、か、スクランブルド、
○生から焼く香味ソーセージ
○塩漬けベーコン
○ハッシュ・ブラウン
○ポークは見えないポークビーンズ
○マッシュルームのソテ
○焼きトマト
などを、パフェ・テーブルから取り分けます。

トーストは幾分、焦がしめの、薄切りを、複数枚が好まれます。
15年前位までは、三角の薄切りトーストラックがテーブルに運ばれたもの。

他に数種類のジュース、お茶でひと組になります。ミルクティが飲まれるエリアにいますが、3年ぶりの周囲を眺めると、コーヒーを嗜む方が増えて、驚きました。



Continental を所望されれば、料金が、ぐっとお安くなる。合理的なシステム。

その領域には、必ず、数種類の果物、ヨーグルト、ナッツがあるので。私の締めくくりは、気ままなフルーツ・ヨーグルトです。(当地では、ヨーグルトは先に食すもので、マナー違反ですが、気にしない(笑)。)

さぁ、毎日、しっかり動きます。(ニッコリ)


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