■「時が止まった」東日本大震災、復旧復興は道半ば
2011年、マグニチュード9.0・最大震度7を観測した東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故から、今日3月11日で13年を迎えました。
2011年、マグニチュード9.0・最大震度7を観測した東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故から、今日3月11日で13年を迎えました。
被災13年を迎えるにあたり、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。
警察庁によるとこの3月1日現在で、震災による死者は1万5900人、行方不明者は2500人、震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は3802人（昨年12月末現在）で、これらを含めた犠牲者は総計22,222人となります。
また、復興庁によると、全国の避難者は昨年までは3万884人でしたが、今年は約2万9000人と発表されました。全国47都道府県845の市区町村に未だに故郷を追われて散らばったままです。
警察庁によるとこの3月1日現在で、震災による死者は1万5900人、行方不明者は2500人、震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は3802人（昨年12月末現在）で、これらを含めた犠牲者は総計22,222人となります。
また、復興庁によると、全国の避難者は昨年までは3万884人でしたが、今年は約2万9000人と発表されました。全国47都道府県845の市区町村に未だに故郷を追われて散らばったままです。
巨大な自然災害による被害も甚大ですが、「原発さえなかったら」と悔やむ人は多かったのではないかと思います。
■「原発回帰」に舵を切った岸田政権
にもかかわらず、これまで「原発依存度の低減」を言っていた岸田自公政権は2022年2月のロシアによるウクライナ侵略で、エネルギー不足になるや「電力の安定供給」や「脱炭素社会実現」を口実に、2022年8月24日のGX実行会議で「安全神話」を復活させて、福島第一原発事故以来停止中だった「原発の再稼動」、40年超えの老朽化した「原発運転期間延長」、さらには「原発新増設」の「原発回帰」「原発推進」路線に180度舵を切りました。
さらにその1年後の2023年8月24日には、それまで「丁寧な説明をする」「関係者の理解なしに処分しない」と言っていた東電福島第一原発から大量に発生し続ける核燃料デブリに直接触れた「汚染水」をALPS処理したとして、関係者の反対を押し切って「海洋放出」を強行しました。
また、除染作業で出た「汚染土」を再利用すると称して、福島県内外で住民の反対を無視して、埼玉県所沢市や東京都の新宿御苑、茨城県つくば市などで汚染土の再利用の実証事業を強行しようとしています。そして、原発から出る「核のゴミ」の最終処分場の候補地選定をめぐっても、全国各地の自治体で文献調査に乗り出しています。
廃炉作業を進める福島第一原発ではメルトダウンで溶け落ちた核燃料デブリは13年経っても1グラムも取り出せない状況で、原発事故の収束は一向に見通せません。
今も、2011年3月11日の午後7時45分頃に発令された「原子力緊急事態宣言」は解除されていないのです。
■「防災予算」は軍事費の4分の1以下に削減
重大なのは、岸田政権がこのような「原発回帰」と合わせて、「大軍拡」へ突き進んでいることです。その「大軍拡」予算は、東日本大震災復興を妨げていることになりす。
物価高騰で国民の生活苦が広がる中、岸田政権が決めた2024年度予算案では防衛費（軍事費）が前年度から1兆1277億円増となったうえ、「アメリカ言いなり」に「在日米軍関係予算」が過去最大になりました。
それまで軍事費より多かった「防災予算」は大幅に削減され、2023年度には軍事費の4分の1以下、4.2兆円も削減されています。
■能登半島地震の志賀原発で露呈した「複合災害」の際の原発
今年元日にマグニチュード7.6、最大震度7を観測した能登半島地震は、東日本大震災と阪神・淡路大震災に次ぐ3番目に大きな自然災害でした。
地震警報に次いで発出された大津波警報では、誰しもが能登半島に立地する北陸電力志賀原発は大丈夫かということだったのではないでしょうか。
幸いにも2つある原子炉は2011年より停止中でしたし、大きな事故は回避されましたが、活断層の把握が「想定外」だったこと、倒壊した家屋やがけ崩れで避難路・救援路がたたれ「避難計画」が機能しなかった問題など、地震大国・日本での「自然災害」と「原子力災害」が発生した時の「複合災害」に、国民の命と暮らしを守れるかという問題が露呈しました。
今こそ「地震大国・日本に原発はいらない」の声を上げ、全国の原発の即時停止・撤去を求めて行きましょう。（サイト管理者）
※「原発を考える戸田市民の会」ブログと同文
※パレスチナに平和を！イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めろ！
（※緊急行動は終わりました。）
■「原発回帰」に舵を切った岸田政権
にもかかわらず、これまで「原発依存度の低減」を言っていた岸田自公政権は2022年2月のロシアによるウクライナ侵略で、エネルギー不足になるや「電力の安定供給」や「脱炭素社会実現」を口実に、2022年8月24日のGX実行会議で「安全神話」を復活させて、福島第一原発事故以来停止中だった「原発の再稼動」、40年超えの老朽化した「原発運転期間延長」、さらには「原発新増設」の「原発回帰」「原発推進」路線に180度舵を切りました。
さらにその1年後の2023年8月24日には、それまで「丁寧な説明をする」「関係者の理解なしに処分しない」と言っていた東電福島第一原発から大量に発生し続ける核燃料デブリに直接触れた「汚染水」をALPS処理したとして、関係者の反対を押し切って「海洋放出」を強行しました。
また、除染作業で出た「汚染土」を再利用すると称して、福島県内外で住民の反対を無視して、埼玉県所沢市や東京都の新宿御苑、茨城県つくば市などで汚染土の再利用の実証事業を強行しようとしています。そして、原発から出る「核のゴミ」の最終処分場の候補地選定をめぐっても、全国各地の自治体で文献調査に乗り出しています。
廃炉作業を進める福島第一原発ではメルトダウンで溶け落ちた核燃料デブリは13年経っても1グラムも取り出せない状況で、原発事故の収束は一向に見通せません。
今も、2011年3月11日の午後7時45分頃に発令された「原子力緊急事態宣言」は解除されていないのです。
■「防災予算」は軍事費の4分の1以下に削減
重大なのは、岸田政権がこのような「原発回帰」と合わせて、「大軍拡」へ突き進んでいることです。その「大軍拡」予算は、東日本大震災復興を妨げていることになりす。
物価高騰で国民の生活苦が広がる中、岸田政権が決めた2024年度予算案では防衛費（軍事費）が前年度から1兆1277億円増となったうえ、「アメリカ言いなり」に「在日米軍関係予算」が過去最大になりました。
それまで軍事費より多かった「防災予算」は大幅に削減され、2023年度には軍事費の4分の1以下、4.2兆円も削減されています。
■能登半島地震の志賀原発で露呈した「複合災害」の際の原発
今年元日にマグニチュード7.6、最大震度7を観測した能登半島地震は、東日本大震災と阪神・淡路大震災に次ぐ3番目に大きな自然災害でした。
地震警報に次いで発出された大津波警報では、誰しもが能登半島に立地する北陸電力志賀原発は大丈夫かということだったのではないでしょうか。
幸いにも2つある原子炉は2011年より停止中でしたし、大きな事故は回避されましたが、活断層の把握が「想定外」だったこと、倒壊した家屋やがけ崩れで避難路・救援路がたたれ「避難計画」が機能しなかった問題など、地震大国・日本での「自然災害」と「原子力災害」が発生した時の「複合災害」に、国民の命と暮らしを守れるかという問題が露呈しました。
今こそ「地震大国・日本に原発はいらない」の声を上げ、全国の原発の即時停止・撤去を求めて行きましょう。（サイト管理者）
※「原発を考える戸田市民の会」ブログと同文
※パレスチナに平和を！イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めろ！
（※緊急行動は終わりました。）
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう！
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
署名用紙はこちら
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
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＊「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
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