2012年7月28日(土)、東京・小金井市の小金井フラワーホールにて元・統一劇場メンバーズ(平均年齢70歳?失礼)による「ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ!東北復興支援!ピース&チャリティコンサート」が行われ、参加してきました。
この日は、丁度夜から「小金井阿波踊り」が行われる日で、30度以上の真夏日でしたが、午後2時半からの「昼の部」に参加してきました。100名は入るスペースでしたが、開会時には満席。約2時間、笑いあり、涙ありの楽しく充実したステージで、さすが「昔とった杵柄」(失礼)、プロの歌声とパフォーマンスに魅了されました。
「八丈島太鼓」の勇壮な音色からスタートしたプログラムは「斉太郎節」や「大きな古時計」「キエン・セラ」「百万本のバラ」「ジョン・ヘンリー」「森へ行きましょう」など民謡からポップスなど多彩、歌も独唱から女性合唱、男性合唱とあきさせません。「福島の子ども達からの手紙」などの朗読もあって、考えさせられ、心に染み渡るいいイベントでした。
約10数曲の歌が披露された他、被災地の宮城県南三陸町などで子ども達を励ますために出前公演したという「もんじろうの皿回し」(猿の操り人形が皿回しをする大道芸)の紹介もあり、笑いを誘っていました。
この企画をプロデュースしたのは、元・統一劇場メンバーでもある大鳥龍男さん。現在は脳梗塞でリハビリ中ですが大鳥さんも不自由な身体をおして登壇し、挨拶。東日本大震災と福島第一原発事故を受け、被災地を訪問して、現状を目の当たりにする中で、何とか復興支援ができないか、原爆も原発もない平和な世界の実現に貢献できないかと考え、かつて小金井市を拠点にして活動した統一劇場のメンバー有志に声をかけ、この企画が実現したという挨拶がありました。
この大鳥さんの呼びかけに、元・統一劇場のメンバーが賛同し、この日のために出演料なしで手弁当で練習を重ねたこと、会場であるフラワーホールオーナーやコーヒーサービスを提供してくれた神田珈琲園の方にも無料で協力してもらったこと、小金井市や市社会福祉協議会の後援もいただいたこと、市長や市議会議長、社会福祉協議会会長も臨席されていることなどが紹介され、感謝の言葉が述べられました。さすが、「非核平和都市宣言」をしている自治体だけのことはあると感心しました。
この日は、午後6時半から「夜の部」もあったほか、今回会場の関係で参加できなかった人のために9月28日(金)午後6時半から、同じ会場のフラワーホールで「アンコール公演」があるということです。
協力券の売上などから東北義援金として21万円が被災地に、被爆者団体に6万円が寄付されたということでした。
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