8月28日付け当ブログで沖縄海兵隊のPFOS(ピーホス)汚水の放出問題で玉城デニー知事らが抗議したことを紹介しましたが、このほど沖縄防衛局が名護市辺野古の新基地建設で、周辺のサンゴ移植をしないで大浦湾側の「N2」護岸の新たな工事に着手を強行した件でも抗議の声が上がっています。2021年8月28日配信「琉球新報」、27日配信「RBC」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<沖縄防衛局、辺野古で新たな護岸工事に着手 周辺サンゴ移植せず強行>
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は(8月)27日、大浦湾側の「N2」護岸の工事に着手した。新たな護岸の長さは250メートルで、完成後は埋め立て用土砂の運搬船からの土砂陸揚げに使用するとみられる。建設予定地周辺には、大型サンゴやショウガサンゴなどが生息しているが、防衛局は移植をせずに工事を進める方針だ。
米軍キャンプ・シュワブ内の大浦湾側にある護岸建設予定地では27日午前、クレーン車を用いて砕石を海に投入する様子が確認された。投入した砕石はショベルカーで平らにならし、27日午後には砂浜の一角が砕石で埋め立てられた。護岸建設予定地の周辺水域には汚濁防止膜のフロートが3重に張り巡らされていた。
小野功雄沖縄防衛局長は27日、日本共産党県委員会の抗議要請の場で「必要な準備が整い、石材の投入を始めた」と説明した。「普天間飛行場の1日も早い全面返還のため、移設工事を進めたい」と強調した。
新たな護岸工事着手は2019年3月の「K8」護岸以来で、10カ所目となる。玉城デニー知事は27日の定例記者会見で「多くの県民から『認められない』と厳しい見方がされると思う」と批判した。護岸建設予定地周辺に現在も生息しているサンゴについて、防衛局は自ら設置した有識者会議「環境監視等委員会」で、独自のシミュレーションを根拠に移植をせずに工事に着手しても問題ないと判断。予定地に重なるサンゴ830群体は11日までに移植したが、高水温期の移植回避など県の許可条件をほごにして作業を強行した。
【出典】2021年8月28日配信「琉球新報」
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辺野古で新護岸工事開始
<緊急事態宣言下 「県民理解 得られない」>
ーーデニー沖縄知事が批判ーー
■対米追随 断固抗議 あかみね議員
沖縄県民多数が反対する同県名護市辺野古の米軍新基地建設で、沖縄防衛局が(8月)27日に「N2」と呼ばれる新たな護岸の工事に着手したことに、玉城デニー知事は同日の県庁での記者会見で、「県民感情的に到底理解できるものではない。県との対話に真摯(しんし)に応じてほしい」と訴えました。
デニー知事は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言中で、国からの同新基地建設の設計変更申請を県が審査している最中にもかかわらず、「防衛局がスケジュールありき、工事ありきで進めていることは非常に遺憾」だと語りました。
同日、米軍が前日に強行したPFOS(ピーホス)汚水放出の問題で、同県嘉手納町にある防衛局に抗議・要請で訪れた日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)は小野功雄・防衛局長に、「(汚水放出で)主権が侵害されている時に米軍基地を造るのは、我慢できない話だ」と迫りました。
あかみね氏は「やはり対米追随だ。ここまで馬鹿にされている米側に基地を造って提供しようとすることに、県民に寄り添うところは何一つない。断固抗議する」と強調。新基地建設の工事中止を求めました。
【出典】2021年8月28日付け「しんぶん赤旗」
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<PFOS排出で岸防衛相 米側に中止要請>
アメリカ海兵隊が(8月)26日、普天間基地で保管している有機フッ素化合物=PFOSを含む汚水を下水道に排水した問題で、岸防衛大臣は27日、「極めて遺憾である」と述べ、アメリカ側に中止するよう申し入れたことを明らかにしました。
この問題はアメリカ軍が普天間基地内に保管しているPFOSを含む汚水を、日米合同委員会で処理方法が協議される前に、26日、一方的に下水道に排水したものです。
これを受け、岸防衛大臣は27日午前、次のように述べました。
(岸防衛大臣)「今般の米側による処理水の放流は極めて遺憾であるというふうに思います。直ちに米側に対して強く抗議するとともに、放流を中止するよう申し入れを行いました」
岸大臣は処理水の排水を中止するよう求めるとともに、再度協議するようアメリカ側に働きかけていることを明らかにしました。
一方、県も27日午後、謝花副知事がキャンプフォスターを訪れ、アメリカ軍側に抗議しています。
【出典】2021年8月27日配信「RBC」
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署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=255
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■これまで取り組んできた「3000万署名」にかえ、あらためて「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に取り組みます。
※「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」
http://www.antiatom.org/Gpress/wp-content/uploads/2020/10/08e558ee75f3516054b5145b2b1b9440.pdf
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に!
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
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*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
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<沖縄防衛局、辺野古で新たな護岸工事に着手 周辺サンゴ移植せず強行>
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は(8月)27日、大浦湾側の「N2」護岸の工事に着手した。新たな護岸の長さは250メートルで、完成後は埋め立て用土砂の運搬船からの土砂陸揚げに使用するとみられる。建設予定地周辺には、大型サンゴやショウガサンゴなどが生息しているが、防衛局は移植をせずに工事を進める方針だ。
米軍キャンプ・シュワブ内の大浦湾側にある護岸建設予定地では27日午前、クレーン車を用いて砕石を海に投入する様子が確認された。投入した砕石はショベルカーで平らにならし、27日午後には砂浜の一角が砕石で埋め立てられた。護岸建設予定地の周辺水域には汚濁防止膜のフロートが3重に張り巡らされていた。
小野功雄沖縄防衛局長は27日、日本共産党県委員会の抗議要請の場で「必要な準備が整い、石材の投入を始めた」と説明した。「普天間飛行場の1日も早い全面返還のため、移設工事を進めたい」と強調した。
新たな護岸工事着手は2019年3月の「K8」護岸以来で、10カ所目となる。玉城デニー知事は27日の定例記者会見で「多くの県民から『認められない』と厳しい見方がされると思う」と批判した。護岸建設予定地周辺に現在も生息しているサンゴについて、防衛局は自ら設置した有識者会議「環境監視等委員会」で、独自のシミュレーションを根拠に移植をせずに工事に着手しても問題ないと判断。予定地に重なるサンゴ830群体は11日までに移植したが、高水温期の移植回避など県の許可条件をほごにして作業を強行した。
【出典】2021年8月28日配信「琉球新報」
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辺野古で新護岸工事開始
<緊急事態宣言下 「県民理解 得られない」>
ーーデニー沖縄知事が批判ーー
■対米追随 断固抗議 あかみね議員
沖縄県民多数が反対する同県名護市辺野古の米軍新基地建設で、沖縄防衛局が(8月)27日に「N2」と呼ばれる新たな護岸の工事に着手したことに、玉城デニー知事は同日の県庁での記者会見で、「県民感情的に到底理解できるものではない。県との対話に真摯(しんし)に応じてほしい」と訴えました。
デニー知事は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言中で、国からの同新基地建設の設計変更申請を県が審査している最中にもかかわらず、「防衛局がスケジュールありき、工事ありきで進めていることは非常に遺憾」だと語りました。
同日、米軍が前日に強行したPFOS(ピーホス)汚水放出の問題で、同県嘉手納町にある防衛局に抗議・要請で訪れた日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)は小野功雄・防衛局長に、「(汚水放出で)主権が侵害されている時に米軍基地を造るのは、我慢できない話だ」と迫りました。
あかみね氏は「やはり対米追随だ。ここまで馬鹿にされている米側に基地を造って提供しようとすることに、県民に寄り添うところは何一つない。断固抗議する」と強調。新基地建設の工事中止を求めました。
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<PFOS排出で岸防衛相 米側に中止要請>
アメリカ海兵隊が(8月)26日、普天間基地で保管している有機フッ素化合物=PFOSを含む汚水を下水道に排水した問題で、岸防衛大臣は27日、「極めて遺憾である」と述べ、アメリカ側に中止するよう申し入れたことを明らかにしました。
この問題はアメリカ軍が普天間基地内に保管しているPFOSを含む汚水を、日米合同委員会で処理方法が協議される前に、26日、一方的に下水道に排水したものです。
これを受け、岸防衛大臣は27日午前、次のように述べました。
(岸防衛大臣)「今般の米側による処理水の放流は極めて遺憾であるというふうに思います。直ちに米側に対して強く抗議するとともに、放流を中止するよう申し入れを行いました」
岸大臣は処理水の排水を中止するよう求めるとともに、再度協議するようアメリカ側に働きかけていることを明らかにしました。
一方、県も27日午後、謝花副知事がキャンプフォスターを訪れ、アメリカ軍側に抗議しています。
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※「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」
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引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に!
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
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