レアメタル磁石生産市場は日系企業のほぼ独占系
TDK・昭和電、中国合弁 磁石・レアアース合金、EV向け
*2012/4/27 2:00日本経済新聞 電子版
TDKと昭和電工が中国で高性能磁石の合弁事業を検討していることが26日わかった。高性能磁石はEVやハイブリッド車の駆動モーターに欠かせない部材だが、中国が世界生産の9割超を握るレアアース(希土類)が原料として必要。両社は中国政府がレアアースの輸出規制を強めるなか、需要の増加に対応するには現地生産が必要と判断した。
第1段階として昭和電工が計画する中国で3カ所目のレアアース合金工場の建設運営にTDKが参画、現地の資源会社を加えて、5月に合弁設立、
第二段階はTDKの主導で高性能磁石の新工場をレアアース合金向上に併設、原料から製品までの一貫生産体制を作る、生産磁石は日系自動車メーカーの14年モデルのEV,HVへの搭載を目指す、その後、玄ch自動車メーカーの需要増に合わせて設備を増強する
総投資額は100~200億円、具体的な内容は年末までに詰める、
高性能ネオジムの世界受容は、年,1.1~1.3万t、日立ち金属、信越化学,TDKの3社がシェアを独占、現在は日本だけで生産。この磁石の原料となる高品位のレアアース合金も、昭和電工、信越化学、三徳、中電レアアースの4社が世界生産を独占、昭和電工は中国2工場と秩父事業所で、年間7000tを生産している、ジスプロ、ネオジムについては中国が生産の主導権を握り、日立金属は中国デ磁石工場の建設を計画、信越化学は福建省にレアアース合金工場を13/1に稼動させる予定
*ネオジム磁石は元日立金属社員が発明した、ネオジム磁石は高温になると磁力が落ちる弱点があって、ジスプロジウムを添加必要がある、ジスプロは中国でしか産出しない、
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